新型コロナウイルス感染症について
広報ID1045140 更新日 令和6年11月28日 印刷
病原体 | SARSコロナウイルス2(COVID-19の病原体) |
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症状 |
発熱、呼吸器症状、頭痛、倦怠感、消化器症状、鼻汁、味覚異常、嗅覚異常など |
感染経路 | 飛沫感染、エアロゾル感染、接触感染 |
陽性者から他の人への感染 | する |
予防方法 | 手洗いなどの手指清潔、「密閉」「密集」「密接」の回避 |
感染症法に基づき「5類感染症:定点把握義務」に定められています。
新型コロナウイルス感染症の詳細
2019年から発生した「新型コロナウイルス(SARS コロナウイルス2 )」はコロナウイルスのひとつです。コロナウイルスには、一般の風邪の原因となるウイルスや、「重症急性呼吸器症候群( SARS )」や「中東呼吸器症候群( MERS )」 の原因となる ウイルスが含まれます 。
感染しても軽症であったり、治る例も多いですが、季節性インフルエンザと比べ重症化するリスクが高いと考えられます。また、ご高齢の方や基礎疾患のある方は重症化しやすいことが報告されており、特に注意が必要です。
原因と感染経路
COVID-19は、SARSコロナウイルス2(SARS-CoV-2)というウイルスが原因で引き起こされます。主な感染経路は飛沫感染、エアロゾル感染、接触感染です。特に、密閉・密集・密接(三密)の空間での感染拡大が頻繁に確認されています。
飛沫感染
感染した人の咳、くしゃみ、会話などのときに排出される、ウイルスを含む飛沫(小さな水滴)を吸い込むことで感染します。
飛沫は1~2メートルの範囲に飛び散るといわれています。
エアロゾル感染
感染した人の咳、くしゃみ、会話などのときに排出される、ウイルスを含むエアロゾル(小さな水分を含んだ状態の粒子)を吸入することで感染します。
エアロゾルは1メートルを超えて空気中にとどまるといわれています。
接触感染
体の表面にウイルスが付着しただけでは感染しませんが、ウイルスが体内に侵入することで感染が成立します。
ウイルスの付着した手で直接、口や鼻または眼を触ること、ウイルスの付着したドアノブや手すり遊具などを触った後、口など通じてウイルスが体内に入り感染します。
潜伏期間と症状
潜伏期間
3~5日(最長14日)
症状
発熱、呼吸器症状、頭痛、倦怠感、消化器症状、鼻汁、味覚異常、嗅覚異常などの症状が見られます。
無症状やごく軽症で治る例もあります。
発症2日前から発症後7~ 10 日間はウイルスを排出しているといわれています。発症後5日間は感染性のウイルスの排出量が非常に多く、他の人に感染させるリスクが高いです。
予防方法
基本的な予防方法としては、手洗いなどで手指を清潔に保つことや換気を行うことです。密閉、密集、密接(3密)を回避しましょう。
- 手洗いなどで手指を清潔にしましょう。
- こまめな換気で空気を入れ替えましょう。
- 密集や密接の場面ではマスクを着用しましょう。
人で混雑しているしているところに行くときや、近距離で対面して会話するときはマスクを着用しましょう。
治療方法
軽症の場合は経過観察のみで自然に軽快することが多く、必要に応じて解熱薬などの対症療法を行います。
社会福祉施設などで集団発生した際の報告
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保健所 指導予防課 感染症対策担当
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