新型コロナウイルス感染症対策について

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広報ID1042755  更新日 令和6年4月1日 印刷 

療養期間について

 患者の自宅療養や濃厚接触者の自宅待機などの療養制限(行動制限)はありませんが、他の感染症と同様、感染拡大防止のため、発熱などの症状のある方は外出を控え、療養することが望ましいと考えられます。厚生労働省の通知では、発症日を0日として、5日間は外出を控えることとし、5日目に症状が続いていた場合は、熱が下がり、のどの痛みなどの症状が軽快して24時間程度経過するまでは外出を控えることを推奨しています。

 また、10日間が経過するまでは、ウイルス排出の可能性があることから、不織布マスクを着用したり、高齢者等の重症化リスクがある方との接触は避ける等、周りの方へうつさないよう配慮しましょう。

【療養する場合の療養期間の考え方(参考)】

療養機関_有症状

療養期間_無症状

医療費について

  • 治療薬:他の疾病と同様に、健康保険の自己負担割合に応じて負担が生じます。
  • 入院医療費:他の疾病と同様に、高額療養費制度が適用されます。

感染状況の把握・公表について

インフルエンザと同様、定点医療機関が週1回患者数を報告し、岩手県感染症情報センターのホームページで週1回定点報告の患者数を公表しています。新たに公表したクラスターも確認できます。

相談窓口について

平日の日中(9時~16時):県民医療相談センター

 電話 019-629-9620

夜間(16時~翌日9時)・休日・年末年始:いわて発熱等相談センター

 電話 0570-059-333

  •  発熱等相談の内容
  •  新型コロナの罹患後症状(後遺症)相談の内容
  •  新型コロナワクチン相談の内容

家族が新型コロナに感染した場合

  • 濃厚接触者として特定されなくなっても、感染者との接触があれば感染のリスクがあることに変わりはありません。
  • 可能であれば部屋を分け、感染された方のお世話は限られた方で行う等の対策をお願いします。

感染対策の考え方について

感染防止の5つの基本(令和5年3月8日厚生労働省「アドバイザリーボード」より)

1.体調不安や症状がある場合は、無理をせず自宅で療養あるいは受診

  • 発熱・下痢・嘔吐・発疹などの症状が出てきた場合には、無理をせず自宅で療養し、加えて体調がよくないときは医療機関を受診しましょう。
  • 高齢者や持病があるような重症化リスクの高い人と会う場合は、体調管理を厳重にしましょう。

2.その場に応じたマスクの着用や咳エチケットの実施

  • 外出時はマスクを携帯し、マスクの着用が呼びかけられている場面では、できるだけ着用に応じましょう。
  • 咳エチケットの実施を心がけましょう。

3.換気、密集・密接・密閉(三密)の回避は引き続き有効

  • 不特定多数の人がいるところでは、換気をしましょう。
  • 人との間隔をあける、すいている時間や移動方法の選択、すいた場所の利用などによって、呼吸器感染症の感染リスクが下げられます。

4.手洗いは日常の生活習慣に

  • 食事前、トイレの後、家に帰った時などには、20秒~30秒程度かけて流水と石鹸(液体)で丁寧に手を洗いましょう。
  • 適切な手指消毒薬の使用も可能です。

5.適度な運動、食事などの生活習慣で健やかな暮らしを

  • 一人一人の健康状態に応じた運動や食事、禁煙など、適切な生活習慣を理解し、実行することが大切です。
  • 特に基礎疾患のある方は、かかりつけ医などのアドバイスを参考に体調管理に気をつけましょう。

その他

マスクの着用について

マスクの着用については、令和5年3月13日からの考え方の見直しのとおり、個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断に委ねることを基本とします。ただし、マスク着用が効果的な場面においては、マスク着用が推奨されますので、重症化リスクの高い方を守るためにもご協力をお願いします。

  • 子どもについては、すこやかな発育・発達の妨げとならないよう配慮することが重要です。(こども自身がマスクを着用するかどうか判断できるよう、保護者や周りの大人がその判断に資するような援助をお願いします。)
  • 乳幼児(小学校に上がる前の年齢)のマスクの着用には注意が必要であり、特に2歳未満では推奨されません。2歳以上の就学前のこどもについても、マスクの着用は求めていません。
  • なお、感染が大きく拡大している場合には、一時的に場面に応じた適切なマスクの着用を広く呼びかけるなど、より強い感染対策を求めることがあり得ます。ただし、そのような場合においても、子どものマスク着用については、健康面などへの影響も懸念されており、引き続き、保護者や周りの大人が個々の子どもの体調に十分注意をお願いします。
  • 学校教育活動においては、児童生徒及び教職員に対して、マスクの着用を求めないことが基本となります。

※詳細については、下記のリンクから厚生労働省ホームページ及び文部科学省ホームページをご覧ください。

体調に異変を感じた場合は

新型コロナに感染した可能性がある場合は

  • 重症化リスクの高い方(高齢者、基礎疾患を有する方、妊婦など)や、症状が重いなど受診を希望される方は、医療機関に連絡しましょう。
  • 医療機関の混雑軽減のため、症状が軽い場合は、国が承認した市販のキットを用いて検査をし、自宅等で療養をすることも可能です。

受診する際に医療機関に連絡しましょう

  • 医療機関、薬局、高齢者施設等に行く時は、感染対策を行いましょう。
  • 新型コロナウイルスは感染力が強いため、高齢の方や基礎疾患をお持ちの方を守るためにも、マスクを着用しましょう。

発熱などの体調不良時にそなえて、準備をしておきましょう

  • 自宅療養をする場合に備え、かかりつけ薬剤師・薬局に相談して、新型コロナ抗原定性キット(国が承認した「対外診断用医薬品」を選んでください。「研究用」は国が承認したものではありません。)や解熱鎮痛剤を準備しておきましょう。
  • お住まいの地域の電話相談窓口などの連絡先も確認しておきましょう。
  • 生活必需品なども用意しておきましょう。(体温計・日持ちする食料など)

新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(いわゆる「後遺症」)について

 新型コロナウイルス感染症にかかった後、回復して、感染性がなくなったにもかかわらず、ほかに明らかな原因がなく、療養中に見られた症状が続いたり、新たな症状が出現したりするなど、後遺症として様々な症状がみられる場合があります。

 後遺症が疑われる場合などは、お一人で悩まず、まずは、かかりつけ医や身近な医療機関への相談をお勧めします。

新型コロナウイルス感染症(施設内患者発生時の対応)について

保育所や高齢者入所・通所施設等で新型コロナウイルス感染症の集団発生があった場合、保健所まで報告をお願いします。

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