盛岡市立河南中学校 学校紹介

本校は、盛岡市の東部に位置し、学区の広さは旧市3分の1を占めるほどである。そのため最も遠い生徒で通学距離は25キロあり、スクールバス(平成17年度利用生徒37人、全校の9％)で通学している。大慈寺、中野、川目、根田茂、砂子沢の五つの小学校区の生徒を受け入れていたが、平成9年度に根田茂、砂子沢の両小学校が閉校、川目小に統合し、学区内の小学校は3校となった。小学校区分からみると、大慈寺学区は名刹や史跡の多い商業・住宅地域であり、中野学区は新興住宅地域として近年とみに進展している地域である。また、川目学区は清流に恵まれた清閑な佇まいの農山村地域である。この学区の生徒は主としてバス通のため、クラブなどの諸活動に制約を受けることが多い。このように、生徒の取り巻く環境も多様で、経済・文化等の面でも多少の地域差が見られる。保護者・学区民の中学校の教育活動に対する関心は高く、概して協力的であり、地域の環境浄化活動も活発に展開されている。