第20回市民意識調査:調査結果と考察:盛岡の教育について
広報ID1009090 更新日 平成28年8月21日 印刷
問15:盛岡市の「人材育成教育」で大切にすべきこと
「思いやりの心や善悪の判断、公共心などの道徳性を育むこと」が60.5パーセントと最も高く、「自ら学び自ら考える力や創造力を伸ばすこと」が48.3パーセント、「よりよい人間関係づくりができるような社会性を身に付けさせること」が47.7パーセントと続きます。
学力や知識等を身に付けさせることよりも、人間性を育むための教育を求めていると考えられます。
また、平成15年度の同調査と比べて大きな変化はないが、「ふるさとのよさを理解し、郷土や国を愛する心を育てること」が11ポイント増加しました。盛岡の先人教育に期待する声が増えたと考えられます。
- 基礎的・基本的な学力を身に付けさせること:31.9パーセント
- 自ら学び自ら考える力や創造力を伸ばすこと:48.3パーセント
- 一人一人の個性を伸ばすこと:18.6パーセント
- よりよい人間関係づくりができるような社会性を身に付けさせること:47.7パーセント
- 健康や体力の向上を図ること:13.8パーセント
- 思いやりの心や善悪の判断、公共心などの道徳性を育むこと:60.5パーセント
- 国際理解や情報化に対応できる知識や技能を身に付けさせること:16パーセント
- ふるさとのよさを理解し、郷土や国を愛する心を育てること:28パーセント
- 自然や文化・芸術などに感動する豊かな感性を育てること:19.4パーセント
- その他:0.9パーセント
- 無回答:0.9パーセント
参考:平成15年度市民意識調査の同設問の結果
- 基礎的・基本的な学力を身に付けさせること:35.9パーセント
- 自ら学び自ら考える力や創造力を伸ばすこと:49.9パーセント
- 一人ひとりの個性を伸長させること:21.5パーセント
- よりよい人間関係づくりができるような社会性を身に付けさせること:47.1パーセント
- 健康や体力の向上を図ること:12.2パーセント
- 思いやりの心や善悪の判断、公共心などの道徳性を育むこと:70.9パーセント
- 国際理解や情報化に対応できる知識や技能を身に付けさせること:12パーセント
- ふるさとのよさを理解し、郷土や国を愛する心を育てること:17パーセント
- 自然や文化・芸術などに感動する豊かな感性を育てること:19.8パーセント
- その他:1.7パーセント
- 無回答:0.8パーセント
問16:盛岡の子どものよい点
「礼儀の大切さを知り、だれに対しても真心をもって接する」が34.2パーセントと最も高く、「相手のことを思いやり、助け合う」が31.2パーセントと続きます。
他者との関わり方に関する項目が、盛岡の子どもたちのよいところと認識されています。
- よく考えて行動し、過ちは素直に認める:15.5パーセント
- 自分でやろうと決めたことは、粘り強くやり遂げる:17.6パーセント
- 正しいと思うことは、勇気をもって行う:12.3パーセント
- がまんする心や忍耐力をもちながら、自分の行動を律する:22.4パーセント
- 自分の特徴を知って、悪いところを改め、良いところを積極的に伸ばす:5.9パーセント
- 礼儀の大切さを知り、だれに対しても真心をもって接する:34.2パーセント
- 相手のことを思いやり、助け合う:31.2パーセント
- 謙虚な心をもち、広い心で自分と異なる意見や立場を大切にする:14.8パーセント
- 自然の偉大さを知り、自然環境を大切にする:14.3パーセント
- 生命が掛け替えのないものであることを知り、自他の生命を尊重する:14.6パーセント
- 法やきまりを守り、自他の権利を大切にし、進んで義務を果たす:5.2パーセント
- 父母や祖父母を敬愛し、家族の幸せを求めて、進んで役に立つことをする:15.7パーセント
- 郷土やわが国の文化と伝統を大切にし、先人の努力を知り、郷土や国を愛する心を持つ:12.3パーセント
- その他:8.7パーセント
- 無回答:8.5パーセント
問17:盛岡の子どもに身に付けさせたい点
「礼儀の大切さを知り、だれに対しても真心をもって接する」が35.3パーセントと最も高く、「相手のことを思いやり、助け合う」が29パーセントと続きます。
全体的に設問16と同様の結果になっており、盛岡の子どもたちのよいところを好意的に捉え、今後も身に付けさせたいと考えていると言えます。
- よく考えて行動し、過ちは素直に認める:26.2パーセント
- 自分でやろうと決めたことは、粘り強くやり遂げる:19.4パーセント
- 正しいと思うことは、勇気をもって行う:27.5パーセント
- がまんする心や忍耐力をもちながら、自分の行動を律する:21.9パーセント
- 自分の特徴を知って、悪いところを改め、良いところを積極的に伸ばす:16パーセント
- 礼儀の大切さを知り、だれに対しても真心をもって接する:35.3パーセント
- 相手のことを思いやり、助け合う:29パーセント
- 謙虚な心をもち、広い心で自分と異なる意見や立場を大切にする:22.6パーセント
- 自然の偉大さを知り、自然環境を大切にする:9.7パーセント
- 生命が掛け替えのないものであることを知り、自他の生命を尊重する:25.5パーセント
- 法やきまりを守り、自他の権利を大切にし、進んで義務を果たす:10パーセント
- 父母や祖父母を敬愛し、家族の幸せを求めて、進んで役に立つことをする:17.1パーセント
- 郷土やわが国の文化と伝統を大切にし、先人の努力を知り、郷土や国を愛する心を持つ:14.5パーセント
- その他:1.9パーセント
- 無回答:2.1パーセント
問18:子どもに伝えたい「盛岡のよさや誇り」
「自然環境の美しさや豊かさ」が72.5パーセントで最も高く、「貴重な文化財や城下町のなごりを残す町並み」が42.3パーセント、「人情の細やかさ」が39.2パーセントと続き、平成15年度の調査と同じ傾向となりました。
「盛岡のよさや誇り」を何と考えるかについては、10年経っても変わっていないことがわかります。
- 自然環境の美しさや豊かさ:72.5パーセント
- 貴重な文化財や城下町のなごりを残す街並み:42.3パーセント
- 先人の知恵や生き方:27.7パーセント
- 人情の細やかさ:39.2パーセント
- 方言などの言葉のやわらかさ:24.1パーセント
- 充実した芸術文化・スポーツ活動:6.7パーセント
- 国内外のいろいろな地域との盛んな交流:5.3パーセント
- 地域ぐるみの人づくりや街づくり:23.2パーセント
- 偉人・先人を育む教育風土:16.6パーセント
- その他:1.7パーセント
- 無回答:2.8パーセント
参考:平成15年度市民意識調査の同設問の結果
- 自然環境の美しさや豊かさ:74パーセント
- 貴重な文化財や城下町のなごりを残す街並み:44.2パーセント
- 先人の知恵や生き方:24.4パーセント
- 人情の細やかさ:33.9パーセント
- 方言などの言葉のやわらかさ:27パーセント
- 充実した芸術文化・スポーツ活動:7パーセント
- いろいろな地域との盛んな交流:5.2パーセント
- 充実した国際交流活動:3パーセント
- 地域ぐるみの人づくりや街づくり:21.5パーセント
- 偉人・先人を育む教育風土:18.6パーセント
- その他:2.3パーセント
- 無回答:2.5パーセント
問19:地域の教育力を高めるために今後必要なこと
「地域での声の掛け合いやあいさつ運動」が48.8パーセントと最も高く、「子どもやお年寄りなどの世代間交流」が46.1パーセントと続くことから、普段からの地域の人々とのつながりを重要視する傾向がうかがわれます。
また、平成15年度の調査と比べ、「地域での声の掛け合いやあいさつ運動」が48.8パーセントと 5.5ポイント増加しました。身近ですぐにできることから行おうとする意識が働いていると考えられます。
- 子どもやお年寄りなどの世代間交流:46.1パーセント
- 地域社会の成り立ちや特色を理解する学習活動:17.1パーセント
- 地域での声の掛け合いやあいさつ運動:48.8パーセント
- 学校開放など公共施設の有効利用:15.3パーセント
- 学校と地域社会、職場との交流:21パーセント
- 子どもの自然体験や生活体験、ボランティア活動:45.7パーセント
- PTAや子ども会の活動の拡大:5.9パーセント
- 家庭でのしつけや子育てを地域で支援する活動:37.5パーセント
- 地域活動へのより一層の大人の参加:13.3パーセント
- 地域の人材や地域活動の情報提供:10.3パーセント
- その他:1.2パーセント
- 無回答:2.7パーセント
参考:平成15年度市民意識調査の同設問の結果
- 子どもやお年寄りなどの世代間交流:43.7パーセント
- 地域社会の成り立ちや特色を理解する学習活動:17.3パーセント
- 地域での声の掛け合いやあいさつ運動:43.3パーセント
- 学校開放など公共施設の有効利用:17.4パーセント
- 学校と地域社会、職場との交流:19.2パーセント
- 子どもの自然体験や生活体験、ボランティア活動:45パーセント
- PTAや子ども会の活動の拡大:5.4パーセント
- 家庭でのしつけや子育てを地域で支援する活動:44.5パーセント
- 地域活動へのより一層の大人の参加:15.3パーセント
- 地域の人材や地域活動の情報提供:11.9パーセント
- その他:2.7パーセント
- 無回答:2.2パーセント
よりよいウェブサイトにするために、このページにどのような問題点があったかをお聞かせください。
このページに関するお問い合わせ
市長公室 広聴広報課
〒020-8530 盛岡市内丸12-2 盛岡市役所別館6階
電話番号:019-626-7517 ファクス番号:019-622-6211
市長公室 広聴広報課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。