第20回市民意識調査:調査結果と考察:お墓について

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広報ID1009092  更新日 平成28年8月21日 印刷 

問23:将来自分が入る予定のお墓の有無

「自分または配偶者が取得したものではないが、親や先祖の代から続く自分の家のお墓がある」が44.8パーセントで最も高く、次に「自分または配偶者が取得したお墓がある」が26.5パーセントでした。
その一方で「墓を持っていない」が合計で25.4パーセントであることから、墓地の需給バランスを見極めながら、今後も市営墓地の拡張(整備)が必要になってくると考えられます。

将来自分が入る予定のお墓の有無のグラフ


  • 自分または配偶者が取得したお墓がある:26.5パーセント
  • 自分または配偶者が取得したものではないが、親や先祖の代から続く自分の家のお墓がある:44.8パーセント
  • 1・2以外で他に利用できるお墓がある:1.5パーセント
  • 墓を持っていない(探している):6.2パーセント
  • 墓を持っていない(探していない):19.2パーセント
  • 無回答:1.8パーセント

問24:無縁墓になる可能性

「今のところ可能性はないが、いつかは無縁墓になる可能性がある」が43パーセントで最も高く、「近いうちに無縁墓になる可能性がある」の7.5パーセントと合わせると、50.5パーセントが無縁墓化すると考えています。
「今のところ可能性はないし、今後も無縁墓になる可能性はないと思う」は35パーセントになっており、晩婚化、少子化、非婚化などの社会背景もあり、子孫が墓地を承継していくことは難しいと考えている人が多いためと考えられます。
無縁墓にならないための予防策や無縁墓になった場合の対策を講じていく必要があると考えられます。

無縁墓になる可能性のグラフ


  • 近いうちに無縁墓になる可能性がある:7.5パーセント
  • 今のところ可能性はないが、いつかは無縁墓になる可能性がある:43パーセント
  • 今のところ可能性はないし、今後も無縁墓になる可能性はないと思う:35パーセント
  • わからない:10.6パーセント
  • 無回答:4パーセント

問25:無縁墓にならないための対策

「期限付きのお墓にして、継ぐ人がなければ期限後に合葬する」が31.3パーセントで最も高い。

現在、盛岡市内でも寺院墓地などにおいては、期限付きのお墓などが整備されつつありますが、無縁墓化の予防策として、市営墓園においてもお墓を継ぐ人がいない人のニーズに応えられる墓地形態を整えていく必要があると考えられます。

無縁墓にならないための対策のグラフ


  • 養子をとってでも、子孫が代々継いで管理する:8パーセント
  • 寺や教会が子孫に代わって管理する:23.2パーセント
  • 市町村など自治体が子孫に代わって管理する:13.8パーセント
  • 期限付きのお墓にして、継ぐ人がいなければ期限後に合葬する:31.3パーセント
  • 無回答:23.7パーセント

問26:共同墓や納骨堂に関する考え方

「お墓を継ぐ人がいないなどの問題に対応するためは必要だと思う」は72.8パーセントであり、「お墓としてふさわしくない」は4.9パーセントにとどまっています。

このことから、合葬式の共同墓や納骨堂などの必要性が認識されており、今後、無縁墓化を防ぐ手段として、共同墓や納骨堂などの整備は有効と考えられます。

共同墓や納骨堂に関する考え方のグラフ


  • お墓を継ぐ人がいないなどの問題に対応するためには必要だと思う:72.8パーセント
  • お墓としてふさわしくない:4.9パーセント
  • わからない:16.3パーセント
  • 無回答:6パーセント

問27:共同墓や納骨堂の利用形態

「利用したくない」は13.4パーセントであり、「利用してもよい」は79.6パーセントでした。
その中で、「家族と一緒であれば利用してもよい」が40.9パーセントで最も高く、「家族以外でもよい」が38.7パーセントでした。
墓地に対する多様な意識があることから、合葬式の共同墓や納骨堂などの施設を新たに整備する際は、多様な意識に合わせた検討が必要と考えられます。

共同墓や納骨堂の利用形態のグラフ


  • 家族と一緒であれば利用してもよい:40.9パーセント
  • 家族以外でも親しい人と一緒であれば利用しても良い:11.9パーセント
  • 誰とでもかまわない:26.8パーセント
  • 利用したくない:13.4パーセント
  • 無回答:7パーセント

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