第20回市民意識調査:調査結果と考察:生涯学習について
広報ID1009091 更新日 平成28年8月21日 印刷
問20:学習意欲の有無
「したいと思う」が33.6パーセント、「きっかけがあればしてみたい」が45パーセントであり、78.6パーセントの人が学習について意欲や関心を持っています。
詳細なニーズを把握し、マッチングを行うことで、学習活動への参加を促進できると考えられます。
一方で「したいと思わない」が6.9パーセントあり、一定数存在する学習への意思を持たない層に対しても意識啓発を考える必要があります。
- したいと思う:33.6パーセント
- きっかけがあればしてみたい:45パーセント
- したいと思わない:6.9パーセント
- わからない:10.2パーセント
- 無回答:4.2パーセント
問21:学習したい分野
「健康づくり、スポーツ・レクリエーションに関するもの」が56.9パーセントと最も高く、「歴史文化、語学、絵画、音楽などの教養の向上に関するもの」が39.7パーセント、「写真、陶芸、洋裁、園芸など趣味的な内容に関するもの」が38.5パーセントと続きます。その一方で「環境、防災、消費者知識など社会問題に関するもの」は17.5パーセントと最も低いものでした。
防災、消費者知識など、比較的関心が高いと考えられるものを例示しましたが、低い数値となり、全体として個人的な学習についての関心が高いことがうかがわれます。
- 健康づくり、スポーツ・レクリエーションに関するもの:56.9パーセント
- 育児、介護や保健医療に関するもの:21.5パーセント
- 写真、陶芸、洋裁、園芸など趣味的な内容に関するもの:38.5パーセント
- 歴史文化、語学、絵画、音楽など教養の向上に関するもの:39.7パーセント
- 環境、防災、消費者知識など社会問題に関するもの:17.5パーセント
- ボランティア活動、地域活動に関するもの:21.5パーセント
- 資格、技能取得に関するもの:26.5パーセント
- 情報技術(携帯電話・パソコン・インターネットなど)に関するもの:28.2パーセント
- その他:0.8パーセント
- 無回答:0.7パーセント
問22:生涯学習を広めるための取組
「学習場所、施設を増やす」が48.5パーセントで最も高く、「学習情報の提供、相談体制の充実する」が47.6パーセント、「指導者、学習サークルを育成する」が29パーセントと続きます。「学習成果の発表機会を増やす」は8.6パーセントと最も低く、関心はあまり高くないと考えられます。
また、その他の記載において、「仕事や子育てのため学習できない」という意見が散見されました。現代のライフスタイルに応じた講座の開設時間の工夫など、講座内容や対象者の分析による学習機会の提供方法をさらに検討していく必要があります。
上位項目については、施設整備を除き、従来から取り組んでいるものですが、より充実を目指すために、新たな方策を工夫し取り組む必要があります。
- 学習情報の提供、相談体制を充実する:47.6パーセント
- 学習成果の発表機会を増やす:8.6パーセント
- 学習場所、施設を増やす:48.5パーセント
- 指導者、学習サークルを育成する:29パーセント
- 民間カルチャースクールなどを活用する:18.3パーセント
- 学習メニューを充実する:23.5パーセント
- その他:3.1パーセント
- 無回答:24.2パーセント
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