令和2年度市民アンケート調査:調査結果と考察「地域の歴史・歴史遺産について」
広報ID1033800 更新日 令和3年2月5日 印刷
問22 守るべき文化財や歴史遺産
「ある」の割合32.3パーセントに対し、「ない」の割合が64.4パーセントと大きく上回る結果となりました。
貴重な文化財や歴史遺産を将来に受け継いでいくことの必要性について、イベントや展示会など、様々な場面で周知していく必要があります。
- ある:32.3パーセント
- ない:64.4パーセント
- 無回答:3.3パーセント
問23 守り受け継ぐために必要な取り組み
「歴史学習の場として活用する」が42.8パーセント、次いで「市民と市が協働して保存・活用に取り組む」が35.6パーセント、「観光資源として多くの人に来てもらう」が33.0パーセントと続いています。文化財や歴史遺産の活用については、市が積極的に関わりを持つことが求められています。
- 歴史学習の場として活用する:42.8パーセント
- 観光資源として多くの人に来てもらう:33.0パーセント
- 文化財の指定など、市が保存・活用のための支援を行う28.2パーセント
- 市民と市が協働して保存・活用に取り組む:35.6パーセント
- 地域住民で清掃等の管理を行う:15.3パーセント
- 地域と地域外(市外)の人たちとで維持管理を行う:5.3パーセント
- その他:5.3パーセント
- 無回答:4.5パーセント
問24 文化財や歴史遺産を残すための課題
文化財や歴史遺産を残すための方策について「分からない」の割合が24.2パーセントと最も高く、次いで「地域住民にあまり知られていない」が17.4パーセント、「費用の負担が大きく、修理等がままならない」が15.2パーセント、「維持のための労力が大きく、管理できていない」が14.4パーセントと続いています。
このことから、地域に貴重な文化財・歴史遺産が所在していることの周知や、建造物などを修理するための支援制度や助成制度の充実が求められているものと思われます。
- 維持のための労力が大きく、管理できていない:14.4パーセント
- 住む人・使う人がいないため荒れている:2.6パーセント
- 費用の負担が大きく、修理等がままならない:15.2パーセント
- 所有者の合意が得られないため修理等ができない:0.5パーセント
- 修理などの結果、かつての形と違うものになっている:0.5パーセント
- 地域住民にあまり知られていない:17.4パーセント
- 地域の活性化に生かされていない:13.7パーセント
- 課題はない:2.7パーセント
- 分からない:24.2パーセント
- その他:2.9パーセント
- 無回答:6.0パーセント
問25 伝えていきたい行事やお祭り
「ある」の割合が34.1パーセントに対し、「ない」が62.4パーセントと大きく上回る結果となりました。
地域に残る行事や祭りを将来に受け継いでいくことの必要性について、地域ごとの文化財を紹介するパンフレットの作成、ホームページの充実、文化財めぐりツアーや地域ごとにワークショップを開催するなど、様々な場面で周知していく必要があります。
- ある:34.1パーセント
- ない:62.4パーセント
- 無回答:3.5パーセント
問26 伝えていくために必要な取り組み
「地域の学校と連携する」が37.6パーセント、「地域が中心となって、保存・活用に取り組む」が35.8パーセントと続き、「観光資源として活用する」が33.8パーセントとなっており、伝統的な行事や祭りについては、その行事や祭りが行われている地域を主体とした取り組みが求められている結果だと思われます。
- 地域の学校と連携する:37.6パーセント
- 観光資源として活用する:33.8パーセント
- 地域と地域外(市外)の人たちとで取り組む:8.6パーセント
- 文化財の指定など、市が保護・活用のための支援を行う:13.4パーセント
- 地域が中心となって、保存・活用に取り組む:35.8パーセント
- 市民と市が協働して保存・活用に取り組む:30.2パーセント
- その他:2.5パーセント
- 無回答:4.8パーセント
問27 行事やお祭りを継続させるための課題
行事や祭りを継続させるための課題について「子どもや若者が少なくなり、担い手が不足している」が43.7パーセントと高く、次いで「地域において、行事や祭りを大切にする気持ちが薄れている」が21.8パーセントと続いており、少子高齢化と地域コミュニティの維持に対する危機感が表れているものと考えられます。
市として、興味を持った人が農作業や地域の行事・祭りに参加できる体験型のイベントの開催や、学生の郷土芸能サークルなどの協力を得て、休止又は休止のおそれがある団体から踊りを教えてもらう機会を設けるなどといった取り組みを検討します。
- 子どもや若者が少なくなり、担い手が不足している:43.7パーセント
- 道具類が古くなっているが、費用の負担が大きく、新調できない:1.2パーセント
- 地域において、行事や祭りを大切にする気持ちが薄れている:21.8パーセント
- 行事を実施するための費用の負担が大きい:6.9パーセント
- 課題はない:2.4パーセント
- 分からない:16.6パーセント
- その他:3.4パーセント
- 無回答:4.0パーセント
よりよいウェブサイトにするために、このページにどのような問題点があったかをお聞かせください。
このページに関するお問い合わせ
市長公室 広聴広報課
〒020-8530 盛岡市内丸12-2 盛岡市役所別館6階
電話番号:019-626-7517 ファクス番号:019-622-6211
市長公室 広聴広報課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。