4月19日受付　5～11歳のワクチン接種について

ご提案・ご意見の趣旨

5 ～11歳のワクチン接種について、お願いがあります。
現在、様々な自治体のWEBサイトにおいて、以下の点が明記され周知されています。

• 他の新型コロナワクチンと違い対象者全員が「努力義務適用外」のワクチンであること
• 努力義務適用外に至った経緯は、「オミクロン株に対する効果はエビデンスが不十分であり現段階では不明」であること

また、接種を検討する住民の子どもの親に正しくわかりやすく周知されること、子どもに関わる全ての住民が正しい情報を共有でき、差別やいじめに繋がらないように配慮されることを期待します。

市の考え方

国の「新型コロナワクチンQ＆A」によれば、小児用のワクチンは、臨床試験などから有効性や安全性が確認されていること、海外でも広く接種が進められていることなどを踏まえ、日本でも接種が進められることになっています。ただし、現時点において、オミクロン株に対するエビデンスが確定的でないことから、小児については接種の努力義務の規定は適用せず、最新の科学的知見を踏まえ、改めて議論することが適当であるとされています。
市は、対象者へ接種券を発送する際に、国から示されたリーフレットに併せて説明書を同封し、お子さんの基礎疾患の状況や、置かれている家庭環境などを考慮しながら、保護者と本人がメリットとデメリットを充分に理解した上で、接種の要否を検討していただいており、広報もりおかや定例記者会見の場を通じて、ワクチン接種の検討について広く呼びかけを行ってきました。
市ホームページについては、4月下旬に「小児の新型コロナワクチン接種について」のページ中の「効果および副反応について」の段で、現時点において、小児用のワクチンがオミクロン株に対する検証結果が確定的でないことの説明を加えました。
引き続き、国の動向を注視しながら、情報提供に努めます。

担当：新型コロナワクチン接種実施本部事務局