市民説明会の開催結果(その1)

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広報ID1010909  更新日 平成28年8月21日 印刷 

意見交換の要旨

(1)市民意識について

ご意見

  1. 一般市民は、「行政にお願いしたらやってもらえる」という、行政におんぶにだっこの意識がまだあると思われる。町内会のリーダーであれば、今日の説明を理解できるものも少なくないだろうが、一般市民の中には行政の責任逃れと受け止め、とまどう人もいるだろう。
  2. 地域や町内が衰退していることについて、経営指針にはっきりと掲げるべきである。地域に訴えるイメージが少ない。自分たちの責任を感じるような、行政に任せきりだったと感じるような作りが必要だったのではないか。
  3. 今は右肩上がりの時代ではないと思う。しかし、お金がふんだんにあった頃の「なぜやってくれないのか」という要求方法からまだ抜けきれていない。要求に応えたくても順番もあり、なかなか応じられないのが現状と思う。
  4. ギリシャのように財政が破綻したら市民にも責任があると思えるかどうか。今までは対面で、行政がこうしなさい、だったが、今はそうではない。将来的にどうするかを決めて行くのは市民を交えて、ということか。
  5. 地域活動している中で「協働」の意味が理解されていない。仮にされていたとしても、何をどうすれば良いかわからない。それは、地域の人々が不勉強であり、情報がないから。また、情報を活用しようとする意欲もない。
  6. (宮古市川井地区の例)協働の精神については、合併すると変化していくように思う。2年前から住民自治の意識を高めようと努力しているが難しい。
  7. 町内会連合会から意見を吸い上げると行政でやってくれた。今までは行政に対して「こうしてくれ」というのが多かったと思う。今後は、行政だけでやるのか、あるいは地域で、企業でやっていけばいいのか。

(2)協働の必要性について

ご意見

  1. 市民との協働や地域協働はもっともなことだと思う。大いに期待したい。そしてともに協働したい。
  2. 協働には「総合的視点からのアプローチ」と「地域の課題解決からのアプローチ」の二つの観点があると思うが、ぜひ地域の課題解決の方からスタートして欲しい。実際的な問題解決に対しての理論的な情報が欲しい。
  3. 支え合って地域が成り立つということを日々感じている。自分は仕事もあり生活に余裕がなく、町内会活動に参加できないのが現状。一市民としてどう関わるべきかを探しに来た。どこから手をつけていけばいいのだろうか。
  4. 町内の福祉関係の会談であったが、福祉・保健・医療が行政の中で一体でないと思う。これからの地域福祉のためにも仕組みづくりが必要。
  5. これまで地域レベルでいろいろな活動をしてきたが、特に地域協働の仕組みをつくることによりどう違ってくるのか。今までの仕組みと同じなのか、見直すのか、どういう繋がりがあるのか分からない。またどのような形で経営に参画するのか。
  6. 協働で支え合うことこそ私たちに一番足りないことだと思い、経営指針に興味を持った。
  7. 市民協働が大きな柱であり、成功への鍵であると思う。市民にとっては、自分たちの努力の成果に対する満足と自信が、次の活動に向かう大きなパワーとなる。市民協働をどのように進めていくのか具体的に知りたい。
  8. これからはハード的な見方よりはソフト的な見方が大切。事業仕分けで補助金が終わりになるようなこともあるが、以前、達増知事に「お金の時代は過ぎた、補助金がないとだめだという事業ならもともとつぶれるものだ」と優しい表情で言われたことが心に残っている。
  9. 地域が皆でやろうというように動く必要がある。意見を聴く体制にも若干問題があると思う。PTAのお母さんから話を聴くなど、もっとその機会を増やすべきである。自治会・町内会ももっと動かなければならない。
  10. 協働の取組を早めに進めていただきたいと思っている。いうなれば、私たちも「町内会経営」ということでやっている。資源回収も行っている。みんなに喜ばれながら経営もやらなければと考えている。

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