市民説明会の開催結果(その4)

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広報ID1010912  更新日 平成28年8月21日 印刷 

意見交換の要旨

(7)実践事例について

ご意見

  1. ワークショップでは水のことやかきつばたのことなど様々な勉強をしたり、また一方で道路を拡張して車がちゃんと通れるようになったメリットなど、様々な意見が出た。川がどのようにきれいになるかを小学校4年生の総合学習でも学んでいるようだ。
  2. 地域協働の良い事例として除雪の例が挙げられる。最初地域では積極的ではなかった。しかし子どもたちが雪道を歩くのはかわいそうとの思いで、市が貸し出す小型除雪機を利用してみたところ、今では皆さん協力的である。協働の大きな成果と思う。市が除雪をすれば多額の費用がかかっていると聞くが、地域で行えば経費も少なくて済む。
  3. (宮古市)川井地区では、その集まりの大きさに合わせて説明し、中山間地区同士を繋げて協働させる役割も担っている。また、集落においては行政の情報を提供したり、一方、行政においては集落の情報を提供したりなど、中間支援組織のような、いわば「一人NPO」のような仕事をしている。行政の言うことにあまり興味を持たない方も、アドバイザーの話なら耳を傾けることもある。
  4. ハンギングバスケットでは、地域商店会35から36社の協力を得た。町内会、個人の商店も加わり、市からの助成もあり、まさにそういうのが今後の地域協働だと思っている。除雪も似たようなものと感じる。
  5. 地域で子を育てるというネットワーク作りをしたいと考えていて、郊外活動を支援することも考えている。一つの地域では少ないが、輪を広くすると人が集まると思う。
  6. 高松や繋地区でもまちの活性化のために頑張っていると聞く。
  7. 地域内の街路樹について、従来は市が委託をして管理をしていたが、植えた木が枯れてしまうことが多かった。自分たちの街は自分たちでやらなければと思い、2年前から、老人パワーなので少しずつだが、植栽に取り組んできた。住人の会話の場、励みとなり、花も咲くと嬉しい気持ちになる。また、業者がやるより半分の経費で済んでいる。町内会が一体となって行っており、結果として経費節減ということで市の役に立つこともやっていると思う。
  8. 以前地区内の200人くらいで除雪をした際、地元の店からパンの差し入れをいただいた。皆で協力してよかったなと思う出来事であったが、中には、「除雪は行政がやればいいのであって、何で地域でやらなければならないのか」という声もあった。事情を知らないで苦情ばかり言う人がいる。事情をわかってもらう必要もある。自分たちでやれるところは自分たちでやる必要もある。
  9. お金での解決ではなく汗を流す方に転換していることを感じる。まちづくりを進めるうえで、ワークショップはいい手法であると思う。お年寄りもはりきって勉強するようになった。

(8)経営指針の説明方法について

ご意見

  1. 指針の内容は理想的なものであると思われるが、いいプランであっても内容が市民に伝わらなければ絵に描いた餅となってしまう。
  2. 市民に対して、あえてショックを与える説明をしてはどうか。全部ではなくても一部でも、そのような手法をとれば一般市民にも分かりやすいと思う。
  3. 町内会レベルでは、多面的・客観的な分析はなかなか難しいものである。例えば「人口が減ると税収が減る」は何となく分かるが、その後に続く「なぜ人口が減るか→なぜ結婚しないか」というような分析も必要と考える。このような事実とその要因を分かりやすく町内会にも教えて欲しい。
  4. 第一印象としてはよく分からないという感想。とりあえず、行政だけではなく、住民・企業・NPOを加えた経営にしていきたいということは分かった。指針の中身としては賛成である。地域住民がこの内容をもっと理解しなければならないと思うが、この内容では自分の地域では理解できる方が少ないと思われるので噛み砕いていかなければならないと思う。
  5. ぜひ町内会にも乗り込んでいって、経営指針のメリットについて具体的に話してもらいたい。例えば高齢者福祉に関することでも、具体的に話せば、自分が高齢者になった時をイメージしてたくさんの市民が自分のこととして感じ、動いてくれると思う。
  6. 広報・新聞でどれだけ伝わったか。思えばヒマラヤシーダの説明会への出席者も5人から6人であった。上から説明してこれでいいではなく、一般市民に伝わる方法を採って欲しい。今日の話もこの人数で聴くにはもったいない。説明会を開いて終わりではなく、町内会に入ってやって頂く必要を感じる。
  7. 町内会も高齢化し、組織自体の弱まりを感じながらも頑張っている。指針が市民に分かりやすく伝わるように、時間はかかるかもしれないが努力をして欲しい。町内会としてもがんばりたい。
  8. ホームページなどの宣伝方法では説明会に誰も来ないと思った。市民に本当に分かってもらうためには、あるいは分かり合えるレベルまで話すにはどうすればいいのか。説明会に市民が集まらないとはどういうことか。自分も類似の仕事をしており、住民の集め方の難しさを痛感している。自分の反省も込めて考える必要があると思っている。
  9. 広報での周知も、言葉が行政用語で難しく、果たして自分に理解できるだろうかと感じる。
  10. 説明会を実施する際、人を広く集めるのも必要だが、もう少し小さい単位で集めてもいいのではないか。例えば「渋民地区」として行うとか。
  11. 全体の共通課題をどのように設定するかが分かりにくい。
  12. 総論は正しいと思う。ただ、すべきことが連綿と繋がっており、スタートはどこなのかが分かりにくい。
  13. 今回の市民説明会の出席者が少なくて大変びっくりしている。この結果についてどう分析しているか。
  14. 今回の指針の内容はいい話であり、時宜を得た考えで敬意を表したいと思う。その意味で参加者が少ないのは残念である。

(9)その他

ご意見

  1. 秋田の学力は日本一であるが、学校教育には差がなく、家庭教育の差がこの結果に繋がっている。やはり地域教育が重要。
  2. 教育の面では幼児教育と小学校教育が途切れている。親が考えてなければいけないと思う。
  3. おでかけパス事業については、自分は賛成しない。お年寄りは投資をしないため、前払いをして、という気持ちがあるかは疑問。
  4. 人口は減り高齢者は増える見通しとあるが、人口を増やす手立ては考えているか。玉山はアルプス電気撤退後に一気に人口が減った。税収減にも影響しているだろう
  5. アンケート結果というのは個人的にはあまり信用できないと考えている。
  6. 協働のまちづくりの推進のためには情報の共有が大切である。意見を聴くだけではそこで終わる。意見をどう吸い上げ、上の人がどういう判断をするかまでの情報を共有したい。今日も他では自治会長の集まりを行っている。こういうことも情報の共有ができていないから起こる。何月何日に何のイベントを計画しているという情報が欲しい。そうすると、自治会でもイベントの計画を組みやすい。
  7. 盛岡市は縦割り過ぎる。もうすこし噛み砕いて、オーイと言ったらオーイと返事ができる体制にはできないものか。
  8. 市の機能が旧盛岡に集中しすぎるとバランスが崩れるように感じる。職員の人数が減ってしまうのも寂しい。本庁舎の一部でも玉山に持ってきて人の出入りを増やしてはもらえないか。そういう計画はないか。
  9. (経営指針全般に対して)基本的に賛同する。

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