市民説明会の開催結果(その3)

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広報ID1010911  更新日 平成28年8月21日 印刷 

意見交換の要旨

(5)地域協働の基礎的単位について

ご意見

  1. 資料で使われている「地域」という単語は、例えば町内会単位なのか、問題を共有するもっと広範囲を想定しているのか。または福祉推進会単位か、中学校区なのか、消防の区域なのか。いずれにしても、最小単位が町内会であるという解釈でよいか。そこがはっきりしていなければ町内会は動きにくくなってしまう。
  2. 自治体経営の指針について、苦労して作成したのはわかる。ただ、地域協働の仕組みづくりは、従来の活動、「あすを築く盛岡市民運動実践協議会」や「福祉推進会」とダブるのではないかと思う。しかしながら、地域に貢献しないコミュニティの問題は何か、福祉推進会では住民の声が反映されないのではないか。地域にある既存の組織では情報がうまく伝わらないのだから、世代交代をしなさいといっている。そのようなことができれば問題は解決すると思う。
  3. 本宮地区では、町内会や福祉推進会など2重に組織を抱えている。合併するべきだ、福祉推進会の傘下に収まるべきだとの声の中で活動してきた。しかし、本当にそこから地域の声を反映できるかは疑問である。そこと、地域協働といった場合の違いを知りたい。
  4. 地域の団体は消防団、自治会、町内会など様々あるし、それぞれのパイは違う。地域で話をして考える必要があると思うが、地域協働の地域(範囲)はどう捉えるのか。
  5. 地域協働の単位地区について、まとまりやすいのは小学校区だと思われるが、課題によって変わるだろう。

(6)地域の実情について

ご意見

  1. この指針は経営の骨子だと思うが、地域で何かやろうとすると教育、福祉の分野だと思う。
  2. ワークショップの場合、例えばマップを作ってもそれで終わってしまう傾向にある。なかなか次に続かない。本当はそこからが出発点なのだが。
  3. 年寄りの一人暮らしは実はいろいろと事情があると感じる。高齢者はプライドもあり、言葉で言わないところがあるから、周囲が感じる必要がある。町内会で何かしてあげたいとも思う一方、福祉については、市と町内会での関わりは異なると思っている。
  4. 自治防災組織を作った際、参加者はそんなにいないと思っていたが、60数人が参加し、びっくりしている。何とか助けたい、何かしなきゃと感じている現れだと感じている。
  5. 永井には約3000世帯があるが、従来からあった世帯は200世帯程度に過ぎず、その他の2800世帯は近年転入してきた世帯である。防災・福祉・独り暮らしの問題から個人情報の問題まで、すべて同時並行的に考えるべきである。
  6. 自分も(宮古市)川井地区の中山間地域において集まりを主催するが、家族のなかの「父親」しか参加しない。「母親」たちはお茶だけ出していなくなってしまう。一方、都市部は「母親」だけが出席するような傾向にある。本当は「父親」「母親」「祖父母」「高校生の子ども」など、一つの世帯から何人も集まってくるのが理想であると考えている。
  7. 上堂地区は、足腰の弱い高齢者など「買物難民」と呼ばれる人がでている地区であると思う。施策の一つである「おでかけパス」の事業は良いと老人クラブの会合でもあった。
  8. 箱清水も高齢者ばかりで松園と同様である。地域協働も老老介護のようになってしまう。その点、永井地区には全世代が揃っているのでうらやましい。
  9. 永井には幸い全世代揃っているが、飯岡地区はそうとも言えないようだ。
  10. 玉山は合併して4年になるが、合併10年後に本当に自立して旧盛岡と共に行政に入っていけるかが心配である。あと6年で一人前にするという位置付けから、玉山のコミュニティには別メニューが必要なように思う。

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