令和3年度市民アンケート調査:調査結果と考察「教育について」

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広報ID1038724  更新日 令和4年2月3日 印刷 

問21 児童教育において重視すべきこと

平成25年度の市民意識調査では、「思いやりの心や善悪の判断、公共心などの道徳性を育むこと」が60.5パーセントと最も高くなりましたが、今回は「自ら学び自ら考える力や想像力を伸ばすこと」が49.7パーセントで最も高くなりました。このことから、主体的・対話的で深い学びの視点から「何を学ぶか」だけでなく、「どのように学ぶか」も重視して授業を改善し、思考力や想像力を育むとともに、自分ごととして「考え、議論する」授業を通して道徳性を育むことができるような取組が求められていると考えられます。

問21 児童教育において重視すべきこと

  • 基礎的・基本的な学力を身に付けさせること:36.7パーセント
  • 自ら学び自ら考える力や想像力を伸ばすこと:49.7パーセント
  • 一人一人の個性を伸ばすこと:26.5パーセント
  • よりよい人間関係づくりができるような社会性を身につけさせること:42.7パーセント
  • 健康や体力の向上を図ること:13.8パーセント
  • 思いやりの心や善悪の判断、公共心などの道徳性を育むこと:48.1パーセント
  • 国際理解や情報化に対応できる知識や技能を身に付けさせること:18.8パーセント
  • ふるさとの良さを理解し、郷土や国を愛する心を育てること:19.1パーセント
  • 自然や文化・芸術などに感動する豊かな感性を育てること:12.3パーセント
  • その他:2.0パーセント
  • 無回答:1.9パーセント

参考:第20回(平成25年度)市民意識調査の類似設問の結果

  • 基礎的・基本的な学力を身に付けさせること:31.9パーセント
  • 自ら学び自ら考える力や想像力を伸ばすこと:48.3パーセント
  • 一人一人の個性を伸ばすこと:18.6パーセント
  • よりよい人間関係づくりができるような社会性を身につけさせること:47.7パーセント
  • 健康や体力の向上を図ること:13.8パーセント
  • 思いやりの心や善悪の判断、公共心などの道徳性を育むこと:60.5パーセント
  • 国際理解や情報化に対応できる知識や技能を身に付けさせること:16.0パーセント
  • ふるさとの良さを理解し、郷土や国を愛する心を育てること:28.0パーセント
  • 自然や文化・芸術などに感動する豊かな感性を育てること:19.4パーセント
  • その他:0.9パーセント
  • 無回答:0.9パーセント

問22 盛岡の子どもたちのよいと思われる点

「相手のことを思いやり、助け合う」が33.9パーセントと最も高く、次いで「礼儀の大切さを知り、だれにたいしても真心をもって接する」が33.6パーセント、「よく考えて行動し、過ちは素直に認める」が19.9パーセントでした。
平成25年度の市民意識調査では、「礼儀の大切さを知り、誰に対しても真心をもって接する」が34.2パーセント、次いで「相手のことを思いやり、助け合う」が31.2パーセントと、今回の調査と似たような結果となっており、他者との関わり方に関する項目が、盛岡の子どもたちのよいところと認識されています。

問22 盛岡の子どもたちのよいと思われる点

  • よく考えて行動し、過ちは素直に認める:19.9パーセント
  • 自分でやろうと決めたことは、粘り強くやり遂げる:18.1パーセント
  • 正しいと思うことは、勇気をもって行う:12.1パーセント
  • がまんする心や忍耐力をもちながら、自分の行動を律する:19.0パーセント
  • 自分の特徴を知って、悪いところを改め、良いところを積極的に伸ばす:8.5パーセント
  • 礼儀の大切さを知り、だれにたいしても真心をもって接する:33.6パーセント
  • 相手のことを思いやり、助け合う:33.9パーセント
  • 謙虚な心をもち、広い心で自分と異なる意見や立場を大切にする:14.2パーセント
  • 自然の偉大さを知り、自然環境を大切にする:14.1パーセント
  • 生命がかけがえのないものであることを知り、自他の生命を尊重する:15.9パーセント
  • 法やきまりを守り、自他の権利を大切にし、進んで義務を果たす:8.6パーセント
  • 父母や祖父母を敬愛し、家族の幸せを求めて、進んで役に立つことをする:13.0パーセント
  • 郷土やわが国の文化と伝統を大切にし、先人の努力を知り、郷土や国を愛する心を持つ:9.4パーセント
  • その他:9.9パーセント
  • 無回答:6.7パーセント

参考:第20回(平成25年度)市民意識調査の類似設問の結果

  • よく考えて行動し、過ちは素直に認める:15.5パーセント
  • 自分でやろうと決めたことは、粘り強くやり遂げる:17.6パーセント
  • 正しいと思うことは、勇気をもって行う:12.3パーセント
  • がまんする心や忍耐力をもちながら、自分の行動を律する:22.4パーセント
  • 自分の特徴を知って、悪いところを改め、良いところを積極的に伸ばす:5.9パーセント
  • 礼儀の大切さを知り、だれにたいしても真心をもって接する:34.2パーセント
  • 相手のことを思いやり、助け合う:31.2パーセント
  • 謙虚な心をもち、広い心で自分と異なる意見や立場を大切にする:14.8パーセント
  • 自然の偉大さを知り、自然環境を大切にする:14.3パーセント
  • 生命がかけがえのないものであることを知り、自他の生命を尊重する:14.6パーセント
  • 法やきまりを守り、自他の権利を大切にし、進んで義務を果たす:5.2パーセント
  • 父母や祖父母を敬愛し、家族の幸せを求めて、進んで役に立つことをする:15.7パーセント
  • 郷土やわが国の文化と伝統を大切にし、先人の努力を知り、郷土や国を愛する心を持つ:12.3パーセント
  • その他:8.7パーセント
  • 無回答:8.5パーセント

問23 盛岡の子どもたちに身に付けさせたい点

「相手のことを思いやり、助け合う」が35.3パーセントと最も高く、次いで「礼儀の大切さを知り、だれにたいしても真心をもって接する」が29.3パーセント、「よく考えて行動し、過ちは素直に認める」が27.9パーセントでした。
これは、設問22の盛岡の子どもたちのよいと思われる点の上位3つと一致しており、盛岡の子どもたちのよいところを好意的に捉えていると考えられます。なお、平成25年度の市民意識調査では「礼儀の大切さを知り、だれに対しても真心をもって接する」が34.2パーセントと最も高く、次いで、「相手のことを思いやり、助け合う」が31.2パーセントと順位は違うものの、同様の項目が上位に入っていました。

問23 盛岡の子どもたちに身に付けさせたい点

  • よく考えて行動し、過ちは素直に認める:27.9パーセント
  • 自分でやろうと決めたことは、粘り強くやり遂げる:18.6パーセント
  • 正しいと思うことは、勇気をもって行う:23.2パーセント
  • がまんする心や忍耐力をもちながら、自分の行動を律する:18.4パーセント
  • 自分の特徴を知って、悪いところを改め、良いところを積極的に伸ばす:16.4パーセント
  • 礼儀の大切さを知り、だれにたいしても真心をもって接する:29.3パーセント
  • 相手のことを思いやり、助け合う:35.3パーセント
  • 謙虚な心をもち、広い心で自分と異なる意見や立場を大切にする:23.6パーセント
  • 自然の偉大さを知り、自然環境を大切にする:10.9パーセント
  • 生命がかけがえのないものであることを知り、自他の生命を尊重する:27.8パーセント
  • 法やきまりを守り、自他の権利を大切にし、進んで義務を果たす:9.5パーセント
  • 父母や祖父母を敬愛し、家族の幸せを求めて、進んで役に立つことをする:10.5パーセント
  • 郷土やわが国の文化と伝統を大切にし、先人の努力を知り、郷土や国を愛する心を持つ:12.4パーセント
  • その他:2.1パーセント
  • 無回答:3.4パーセント

参考:第20回(平成25年度)市民意識調査の類似設問の結果

  • よく考えて行動し、過ちは素直に認める:26.2パーセント
  • 自分でやろうと決めたことは、粘り強くやり遂げる:19.4パーセント
  • 正しいと思うことは、勇気をもって行う:27.5パーセント
  • がまんする心や忍耐力をもちながら、自分の行動を律する:21.9パーセント
  • 自分の特徴を知って、悪いところを改め、良いところを積極的に伸ばす:16.0パーセント
  • 礼儀の大切さを知り、だれにたいしても真心をもって接する:35.3パーセント
  • 相手のことを思いやり、助け合う:29.0パーセント
  • 謙虚な心をもち、広い心で自分と異なる意見や立場を大切にする:22.6パーセント
  • 自然の偉大さを知り、自然環境を大切にする:9.7パーセント
  • 生命がかけがえのないものであることを知り、自他の生命を尊重する:25.5パーセント
  • 法やきまりを守り、自他の権利を大切にし、進んで義務を果たす:10.0パーセント
  • 父母や祖父母を敬愛し、家族の幸せを求めて、進んで役に立つことをする:17.1パーセント
  • 郷土やわが国の文化と伝統を大切にし、先人の努力を知り、郷土や国を愛する心を持つ:14.5パーセント
  • その他:1.9パーセント
  • 無回答:2.1パーセント

問24 子どもに伝えたい盛岡のよさや誇り

「自然環境の美しさや豊かさ」が74.8パーセントと最も高く、次いで「貴重な文化財や城下町のなごりを残す街並み」が42.5パーセント、「人情の豊かさ」が33.8パーセントでした。回答者の7割以上が「自然環境の美しさや豊かさ」を伝えたいと感じており、盛岡の自然環境の豊かさを体感できるような環境教育等に、特に重点を置いて取り組む必要があると考えられます。なお、これは平成25年度の市民意識調査と同様の回答分布でした。

問24 子どもに伝えたい盛岡のよさや誇り

  • 自然環境の美しさや豊かさ:74.8パーセント
  • 貴重な文化財や城下町のなごりを残す街並み:42.5パーセント
  • 先人の知恵や生き方:23.5パーセント
  • 人情の細やかさ:33.8パーセント
  • 方言などの言葉のやわらかさ:19.7パーセント
  • 充実した芸術文化・スポーツ活動:8.7パーセント
  • 国内外のいろいろな地域との盛んな交流:6.1パーセント
  • 地域ぐるみの人づくりやまちづくり:23.1パーセント
  • 偉人・先人を育む教育風土:14.0パーセント
  • その他:2.1パーセント
  • 無回答:2.4パーセント

参考:第20回(平成25年度)市民意識調査の類似設問の結果

  • 自然環境の美しさや豊かさ:72.5パーセント
  • 貴重な文化財や城下町のなごりを残す街並み:42.3パーセント
  • 先人の知恵や生き方:27.7パーセント
  • 人情の細やかさ:39.2パーセント
  • 方言などの言葉のやわらかさ:24.1パーセント
  • 充実した芸術文化・スポーツ活動:6.7パーセント
  • 国内外のいろいろな地域との盛んな交流:5.3パーセント
  • 地域ぐるみの人づくりやまちづくり:23.2パーセント
  • 偉人・先人を育む教育風土:16.6パーセント
  • その他:1.7パーセント
  • 無回答:2.8パーセント

問25 地域の教育力を高めるために必要な取組

「子どもの自然体験や生活体験、ボランティア活動」や「地域での声の掛け合いやあいさつ運動」が必要と捉えられています。
今後も、教育振興運動や今後導入予定の学校運営に地域の声を反映させるコミュニティ・スクール等を通じて、体験活動や読書活動を充実させたり、子どもたちに情報メディアとの付き合い方を考えさせたりするなど、地域全体で子どもたちの学びや成長を支えていくよう取り組みます。

問25 地域の教育力を高めるために必要な取組

  • 子どもやお年寄りなどの世代間交流:36.1パーセント
  • 地域社会の成り立ちや特色を理解する学習活動:21.7パーセント
  • 地域での声の掛け合いやあいさつ運動:41.6パーセント
  • 学校開放など公共施設の有効利用:16.9パーセント
  • 学校と地域社会、職場との交流:23.1パーセント
  • 子どもの自然体験や生活体験、ボランティア活動:43.4パーセント
  • PTAや子ども会の活動の拡大:4.4パーセント
  • 家庭でのしつけや子育てを地域で支援する活動:30.4パーセント
  • 地域活動へのより一層の大人の参加:12.9パーセント
  • 地域の人材や地域活動の情報提供:14.2パーセント
  • その他:2.1パーセント
  • 無回答:3.4パーセント

参考:第20回(平成25年度)市民意識調査の類似設問の結果

  • 子どもやお年寄りなどの世代間交流:46.1パーセント
  • 地域社会の成り立ちや特色を理解する学習活動:17.1パーセント
  • 地域での声の掛け合いやあいさつ運動:48.8パーセント
  • 学校開放など公共施設の有効利用:15.3パーセント
  • 学校と地域社会、職場との交流:21.0パーセント
  • 子どもの自然体験や生活体験、ボランティア活動:45.7パーセント
  • PTAや子ども会の活動の拡大:5.9パーセント
  • 家庭でのしつけや子育てを地域で支援する活動:37.5パーセント
  • 地域活動へのより一層の大人の参加:13.3パーセント
  • 地域の人材や地域活動の情報提供:10.3パーセント
  • その他:1.2パーセント
  • 無回答:2.7パーセント

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