令和6年度市民アンケート調査:調査結果と考察「交通について」
広報ID1050186 更新日 令和7年1月28日 印刷
問28 民間路線バスの利用頻度
「ほとんど利用しない」の割合が39.1%となっており、「週に5日以上」「週に3~4日」「週に1~2日」の合計が12.5%となっています。令和3年度「市民アンケート調査(交通手段について)」では「ほとんど利用しない」が47.6%、「週に5日以上」「週に3、4日」「週に1、2日」の合計が11.5%であったことから、バスの利用頻度が増えている状況となっています。
バス路線を維持していくためには、バス利用者を増やすことが望ましいことから、引き続き日常的にバスの利用を促進する施策が必要であると考えられます。
- 週に5日以上:3.8%
- 週に3~4日:2.9%
- 週に1~2日:5.8%
- 月に数日:11.0%
- 2~3か月に1日程度:6.8%
- 年に数日:15.6%
- 雨など悪天候の日のみ:1.6%
- 冬期間のみ:0.9%
- ほとんど利用しない:39.1%
- バスを利用する環境にない:10.9%
- 無回答:1.6%
参考:令和3年度市民アンケート調査の類似設問の結果
- 週に5日以上:3.6%
- 週に3、4日:2.4%
- 週に1、2日:5.5%
- 月に数日:9.5%
- 2~3か月に1日:4.9%
- 年に数日:17.5%
- 雨など悪天候の日のみ:0.9%
- 冬期間のみ:0.5%
- ほとんど利用しない:47.6%
- バスを利用する環境にない:6.8%
- 無回答:0.8%
問29 民間路線バスを日頃利用する理由
「ほかに手段がないから」の割合が4割以上となっており、公共交通機関としての手段がバスしかない人の割合が高い状況となっています。「便利だから」の割合は51.3%となっていますが、令和3年度「市民アンケート調査(交通手段について)」では「便利だから」の割合が53.4%でした。盛岡市地域公共交通網形成計画では、「便利だから」の目標割合を67.0%としており、バス利用の満足度を高める施策が更に求められます。
「その他」では、通勤手段として等、バスを必要としている回答が多く寄せられていることから、バス路線の維持は求められていると考えられます。
- 便利だから:51.3%
- 運賃が経済的だから:35.6%
- 時間がかからないから:12.5%
- 身体が楽だから:23.8%
- 安全・安心だから:16.9%
- 交通系ICカードが使えるから:25.6%
- ほかに手段がないから:44.4%
- その他:13.8%
- 無回答:2.5%
参考:令和3年度市民アンケート調査の類似設問の結果
- 便利だから:53.4%
- 費用が経済的だから:37.3%
- 時間がかからないから:13.7%
- 身体が楽だから:26.7%
- 安全・安心だから:21.7%
- 交通系ICカードが使えるから:9.3%
- 他に手段がないから:42.2%
- その他:10.6%
問30 民間路線バスを日頃利用しない理由
- 不便だから:25.4%
- バス路線が近くに無いから:11.1%
- 運賃が経済的ではないから:10.5%
- 時間がかかるから:21.2%
- 身体に負担がかかるから:5.3%
- 不安・危険だから:1.0%
- 利用の仕方が分からないから:2.5%
- 外出する機会・用事が少ないから:24.5%
- 鉄道・バスで共通に使える定期券やカードがないから:2.0%
- 交通系ICカードの使い方が分からないから:2.9%
- その他:30.3%
- 無回答:10.1%
問31 通勤・通学に利用する交通手段
「自家用車(自身が運転)」の割合が48.9%と最も高い一方で、「民間路線バス(岩手県交通バス、岩手県北バス、JRバス)」が10.7%、「鉄道(在来線)」が4.1%、「タクシー」が3.0%であり、公共交通機関の割合が低い結果となりました。盛岡市総合交通計画の基本方針である「自家用車利用を抑制し、公共交通機関や自転車の利用への転換を図る」ための施策が更に求められます。
- 徒歩:22.0%
- 自転車:10.7%
- バイク・原動機付自転車:0.9%
- 自家用車(自身で運転):48.9%
- 自家用車(家族などが送迎):8.2%
- 民間路線バス(岩手県交通バス、岩手県北バス、JRバス):10.7%
- 勤務先の送迎バス・スクールバス:0.1%
- タクシー:3.0%
- 鉄道(在来線):4.1%
- 鉄道(新幹線):1.3%
- 通勤・通学をしていない:12.0
- その他:1.4%
- 無回答:10.0%
問32 日頃の買い物に利用する交通手段
「自家用車(自身が運転)」の割合が70.0%と最も高くなっており、問31「通勤・通学に利用する交通手段」、問33「定期的な通院に利用する交通手段」における回答の割合を上回っています。
自家用車から公共交通利用や自転車への転換を図るため、普段の買い物において、現在、盛岡市が満70歳以上に対して行っている「まちなか・おでかけパス」や「玉山地域列車でおでかけきっぷ」などの事業を検証するとともに、商店街等とも協議し、施策を検討することが必要と考えられます。
- 徒歩:34.2%
- 自転車:14.9%
- バイク・原動機付自転車:1.2%
- 自家用車(自身で運転):70.0%
- 自家用車(家族などが送迎):21.1%
- 民間路線バス(岩手県交通バス、岩手県北バス、JRバス):11.7%
- 無料の買い物バス:1.0%
- タクシー:3.9%
- 鉄道(在来線):2.9%
- 鉄道(新幹線):0.5%
- 買い物に行かない:0.6%
- その他:0.6%
- 無回答:1.1%
問33 定期的な通院に利用する交通手段
「自家用車(自身が運転)」が59.6パーセントと高くなっています。バス・タクシーの利用については、問31「通勤・通学に利用する交通手段」、問32「日頃の買い物に利用する交通手段」と同様に一定の利用があるため、公共交通網の再編や利便性を高める必要性があると考えます。
- 徒歩:24.2%
- 自転車:10.5%
- バイク・原動機付自転車:1.2%
- 自家用車(自身で運転):59.6%
- 自家用車(家族などが送迎):16.3%
- 民間路線バス(岩手県交通バス、岩手県北バス、JRバス):12.3%
- 市の患者輸送バス・病院などの送迎バス:0.2%
- タクシー:6.5%
- 鉄道(在来線):1.9%
- 鉄道(新幹線):0.2%
- 定期的に通院していない:8.7%
- その他:0.7%
- 無回答:1.1%
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