4月2日受付　県央ブロックごみ処理施設について

ご提案・ご意見の趣旨

盛岡インターチェンジ付近にごみ処理施設を計画しているようですが、建設に当たってはデンマークの首都コペンハーゲンのごみ処理施設のように、常識を突き抜けた楽しい設備を併設すれば、市民のごみ処理施設に対するマイナスイメージも180度転換すると思います。予算の関係もあると思いますが、岩手は雪国でスキーも盛んな土地柄です。四季を通してスキーができれば最高の設備だと思います。

市の考え方

県央ブロックごみ処理施設の整備については、令和3年3月24日開催の「県央ブロックごみ・し尿処理広域化推進協議会」において、「盛岡インターチェンジ付近」を整備予定地として選定しました。
ご提言いただいたコペンハーゲン市にある「コペンヒル」は、ごみ焼却施設であるとともに、傾斜のある屋根を使用した人工スキー場があり、ハイキングやボルダリングもできることなどから、山のない地域にあって、人気の施設であると伺っています。
今後、施設設備に関する計画を策定することとしていますが、策定に当たっては、懇話会などを設置し、地域住民の皆さまにも参加いただき意見をお聴きしながら、焼却施設の整備内容や廃棄物エネルギーを利活用した地域振興策について、様々な角度から検討を進めてまいります。

令和4年10月現在の状況

令和3年度および令和4年度に、地域住民代表と知識経験者で構成する「廃棄物エネルギー利活用・環境対策等懇話会」を設置し、専門家の助言を得ながら、廃棄物エネルギーを利活用した地域振興・まちづくりの方向性や、環境対策などについて意見交換を行いました。令和5年度から着手する「新たなごみ焼却施設整備基本計画」策定において、焼却量や利活用可能なエネルギー量の精査を行うこととしており、懇話会の協議内容も踏まえつつ、廃棄物エネルギーを利活用した地域振興策の検討を進めてまいります。

• 環境部廃棄物対策課ごみ処理広域化推進室