令和6年度盛岡市市勢振興功労者が決まりました

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広報ID1049610  更新日 令和6年10月18日 印刷 

令和6年度(第70回)盛岡市市勢振興功労者が決定しました。受賞者は次の皆さんです。

表彰式は11月3日(日曜日)10時から、盛岡市中央公民館で行います。

盛岡市市勢振興功労者表彰は、盛岡市表彰条例に基づいて、公共の福祉の増進と市勢の進展に尽くした功績が顕著な皆さんを顕彰するもので、市表彰選考委員会の答申を受けて決定しています。

市勢振興功労者

  • 小野寺 正孝 さん(80歳) 前盛岡市選挙管理委員会委員長
  • 雫石 眞一 さん (74歳) 前盛岡市消防団団長
  • 谷藤 裕明 さん (74歳) 前盛岡市長

 ※年齢順、年齢は令和6年11月3日現在

受賞者の主な功績は次のとおりです。

小野寺 正孝さん

小野寺正孝さんの顔写真

平成19年に盛岡市選挙管理委員会委員長に選任され、令和5年10月に退任するまで、4期16年の永きにわたり、卓越した識見と指導力をもって、32回に及ぶ各種選挙の適正かつ公正な管理執行に尽力した。特にも、障がい者や高齢者が投票しやすい環境整備の重要性を認識し、選挙の都度、現場視察を行うなど、投票所の改善に尽力した。現在では7割を超える施設にスロープが設置され、車いすが配置されるなど、投票環境の向上に大きく寄与した功績は大である。

また、平成15年に制度化された期日前投票所について、投票機会の確保と若年層を含む幅広い世代の投票率向上策の観点から設置に精力を尽くし、平成28年の参議院議員通常選挙からは、これまでの市役所や支所等に加え、大型商業施設と岩手大学への設置が実現した。期日前投票所の利用者は年々増加し、近年の選挙では、全投票者のうち3割を超えるまでに定着しており、選挙人の利便性の向上に大きく貢献した。

さらに、平成19年からは将来の主権者としての意識啓発を図ることを目的に、市内の高校や大学において選挙の仕組みや投票の意義などについて理解を深める明るい選挙啓発授業を実施するとともに、広報紙やラジオに加え、ホームページやSNSを活用し、若い世代への情報発信の強化に取り組むなど、積極的な選挙啓発により、若年層の参政意識の向上に大きく寄与した。


雫石 眞一さん

雫石 眞一さんの写真

昭和53年に消防団に入団して以来、地域住民の生命と財産を火災等の災害から守るため力を注いだほか、平成29年からは盛岡市消防団長として消防団の舵を取り、大規模に発生する災害に対応するため、消防団の活性化や消防防災施設の整備拡充に尽力した。特にも、火災現場では団員の先頭に立って直接指揮を執り、逃げ遅れた住民の確認、避難誘導を最優先に行うとともに、延焼拡大の警戒をするなど、常に被害を最小限に抑える対応を実践し、団員に範を示した貢献は大である。

また、近年、全国的に発生している災害の激甚化や頻発化に対応するため、ドローン及び救助用ゴムボートの消防団への配備といった先進的な取組を進めるとともに、消防団員の減少や高齢化が課題となっている中、処遇改善に尽力し、若年層の消防団員の意欲や士気の向上を図ることで団員の確保に繋げ、消防団の災害対応能力の充実強化を図った貢献は誠に顕著である。

さらに、消防団員互助会の運営にも尽力し、家族慰安会等の福利厚生事業を企画し団員相互の親睦や家族の慰労を図り、充実した消防活動が行えるよう努めた。

加えて、南部火消伝統保存会会長として、纏振りや梯子乗り等の江戸時代から続く南部火消の伝統の保存継承に努めた。特にも、本市の友好都市である台湾花蓮市との交流において、盛岡山車を通じた交流に率先して取り組み、両都市の友好関係の構築に尽力した。


谷藤 裕明さん

谷藤 裕明さんの写真

平成15年から5期20年にわたり盛岡市長に在職し、都市基盤施設の整備、積極的な企業誘致や新規雇用の創出、子育て支援や各種福祉サービスの充実、農畜産業や観光の振興、国際交流や都市間交流の推進等に尽力し、市民ニーズに沿った質の高い行政サービスの提供を実現するなど、市政の発展と住民福祉の増進に多大な貢献をした。

特に、民間感覚を市政運営に取り入れるとともに、市民意見を市政に反映させながら行財政構造改革を着実に進め、安定的な行財政基盤を確立した功績は誠に大である。

また、「自立した都市」の創造を目指して、平成18年に玉山村との合併を実現し、平成20年からは中核市として、県から移譲される事務を円滑に推進するとともに、東日本では初となる連携中枢都市圏の形成に尽力するなど、東北の拠点都市づくりに邁進し、広域圏の一体的な発展及び地域振興に貢献した。

さらに、盛岡ならではの魅力や価値である「盛岡ブランド」の確立と国内外へのシティプロモーションに取り組み、ニューヨーク・タイムズ紙「2023年に行くべき52か所」の一つに盛岡市が選ばれるなど、盛岡の魅力発信による移住定住の推進や、交流人口の拡大を進め、持続可能な都市を実現するため尽力した。

加えて、全国市長会においては、長年にわたり副会長及び相談役を務め、地方自治に関する卓越した知識と盛岡市長としての豊富な行政手腕を発揮しながら地方分権の推進に尽力し、都市自治の発展に大きく貢献した。

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