財政の豆知識

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広報ID1010747  更新日 令和3年9月16日 印刷 

分かりにくい財政用語について解説しています。予算、決算のあらましを見るときの参考にしてください。

歳入に関する用語

市税

盛岡市民の皆さんが盛岡市に納めた市民税や固定資産税、都市計画税などの税金です。

市税の中には、使い道が定められている目的税として入湯税と都市計画税があります。

令和1年度の収入額は入湯税が5867万円、都市計画税が21億3629万円。入湯税は消火栓の整備や観光振興のための補助に、都市計画税は街路や公園、下水道の整備、土地区画整理事業などに充てられました。

地方交付税

盛岡市の財政力などに応じて国から交付されるお金で、普通交付税と災害など特殊な要因に応じて交付される特別交付税の2種類があります。

諸収入

盛岡市の預金の利子や各種貸付金の元利収入など

市債

盛岡市が国や銀行などから借りる長期借入金のことで、長期間利用できる施設の建設費などに充てられます。

歳出に関する用語

総務費

庁舎管理や徴税、国際交流や広報などの経費

民生費

高齢者や児童、身体障がい者などへの社会福祉の経費

衛生費

保健衛生やごみ処理などの経費

土木費

道路や橋、住宅の整備や土地区画整理事業などの経費

公債費

盛岡市が借り入れたお金の返済金

企業会計に関する用語

収益的収入・支出

企業の経営活動に伴い発生する収益とそれに対応する費用

資本的収入・支出

企業の将来の経営活動に備えて行う建設改良とそれに係る企業債償還金などの支出とその財源になる収入

その他の用語

経常収支比率

市税や地方交付税などの経常的な一般財源に対して、人件費や公債費など毎年経常的に支出される経費の割合です。この割合が小さいほど財政需要に対し余裕があり、逆に大きいと財政の弾力性を失うことになります。

平成27年度から令和1年度までの経常収支比率表
区分 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成30年度 令和1年度
盛岡市

94.6%

92.3%

94.4%

95.1%

96.3%

東北中核市の平均

88.1%

90.1%

91.0%

90.8%

91.1%

公債費負担比率

公債費に充てられた一般財源の額の、一般財源総額に占める割合を表す比率です。この指数が上昇することは、一般財源の伸びを上回って公債費が増加していることを示します。

平成27年度から令和1年年度の公債費負担比率表
区分 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成30年度 令和1年度
盛岡市

16.9%

16.3%

16.7%

16.5%

16.4%

東北中核市の平均

14.8%

14.8%

14.5%

14.3%

13.9%

財政力指数

地方公共団体の財政力を示す指数で、1に近い、あるいは1を超えるほど財政に余裕があるとされています。

平成27年度から令和1年度の財政力指数表
区分 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成30年度 令和1年度
盛岡市

0.72

0.73

0.74

0.75

0.75

東北中核市の平均

0.69

0.71

0.72

0.73

0.73

財政健全化判断比率

地方自治体の財政の適正運営を目的として、法律により義務づけられている財政健全度を判断する4つの指標のことです。いずれかの指標が、指標ごとに設定されている基準を超えると「早期健全化団体」または「財政再生団体」になります。

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財政部 財政課
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