新しい生活様式に基づく地域活動事例集
広報ID1032287 更新日 令和4年12月9日 印刷
今後の感染症の状況次第で、対応が変わる可能性がありますので、国や県などから新しい情報が出された場合は、新しい情報に従ってください。
地域活動を行う際には、この事例集を参考に、引き続き「新しい生活様式」を実践いただくとともに、事情により新しい生活様式の実践が難しい方などへの特段のご配慮をお願いします。
Withコロナ社会の地域活動
基本的な感染対策を徹底しましょう
- 手洗い、咳エチケットを心がけましょう。
- 体調がよくないときは、外出しないようにしましょう。
- ゼロ密を目指しましょう(3密を避けましょう)。
1 密接しない
2 密集しない
3 密閉しない - 重症化リスクが高い人と会う時や、会話をする相手との距離が確保できない場合は、マスクをつけましょう。
思いやりの気持ちを持って行動しましょう
- 病気に対する正しい知識を持ちましょう。
- 病気に対する不安を煽らないため、偏見や差別的な言動には同調しないようにしましょう。
- 体質や障がいの影響により、マスク等の着用が困難な人への配慮をお願いします。
運営者が気を付けたい活動時の感染対策
地域活動の運営にあたっては、集団感染を避けるため、十分な感染対策を心がけましょう
定期総会・各種会議の開催
- 会議を開催する場合は、会場内の感染対策の実施に加え、体調が悪い場合は参加を控えるよう呼びかけを行いましょう。
- 会議資料は、あらかじめ送付したり席に置くなどして、近距離で対面する時間をでき
るだけ減らしましょう。 - 委任や書面による決議、WEBを活用して会議の参加方法を複数用意するなどして、人が密集しないよう工夫しましょう。
会議等の場の作り方
- 1回に集まる人数を減らしたり、広い会場を使用するなどして、密集を避けましょう。
- マスクを着用しない場合、隣の席と1m以上間隔をあけます。また、対面で座る場合は、2m程間隔をあけ、真正面ではなく、横にズレて座るとよいです。
- 十分な間隔の確保が難しい場合、参加者にマスクの着用を促したり、飛沫防止のパーテーションやアクリル板などを活用しましょう。
- 入り口と出口を分けるなど、参加者がスムーズに移動できるよう動線を工夫して、密集状態を避けましょう。
- マイクを使いまわす場合、接触感染予防の観点より、使用者が変わる都度消毒すると良いです。

窓とドアをあけ、風通しを良くしています。また、飲み物や資料は、あらかじめ席に配置しておきます。

エアコン稼働中は、室温を保つため、窓は小さく開けています。
互い違いに席を配置することで、前後・左右の間隔をあけています。
消毒のポイント
- 複数の人が触れる手すり、ドアノブ・テーブル・イスなどは、適宜、消毒を行いましょう。
- 食器・手すり・ドアノブなど身近な物の消毒には、アルコールや塩素系漂白剤、一部の洗剤も有効です。
- 消毒に使用した手袋などを捨てるときは、表面に触らないように脱ぎましょう。
- 消毒作業が終わった後は、石けん(液体)を使い、水で手をよく洗いましょう。
換気のポイント
- 1時間に2回以上の換気を行いましょう。
- エアコン使用中も、こまめに換気をしましょう。また、換気後は、必要に応じてエアコンの温度を再設定しましょう。
- 換気の際は、空気の流れを作るため、2方向の窓を開けましょう。窓が一つしかない場合、部屋のドアを開けて、扇風機などを窓の外に向けて設置すると効果的です。
- 暖房器具の近くの窓を開けると、室内に入る冷気が温められ、室温の低下を防ぐことができます。なお、暖房器具の設置するときは、カーテンなどの燃えやすいものから距離をあけるなど、火災の予防に留意してください。
- 定期的に室温・湿度を確認し、高温多湿(熱中症・食虫毒のリスク大)を避けるとともに、加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保ちましょう。
受付をする時
- 参加者本人または同居の家族など身近な人の体調がすぐれない場合、参加を控えるよう呼びかけます。
- 受付に人が密集しないよう、間隔をあけたり、時間を区切って受付をするようにします。
- 必要に応じて、手指消毒(又は手洗い)とマスクの着用を呼びかけます。
- 受付で筆記用具などを使用する場合、使用者がかわる都度、消毒することが望ましいです。
- 事情によりマスクの着用や手指の消毒が困難な人がいる場合、状況に応じたサポートをしたり、ほかの参加者への説明を行います。
体操など身体を動かす時
運動不足は健康に害を及ぼします。安全な環境を確保して、適度に運動・スポーツを行うようこころがけましょう。
- 器具を使う前後は手洗いや手指の消毒をします。
- 器具の共有は避けるのが望ましいです。
- 運動は、できるだけ2メートル以上(広げた手が当たらない程度)離れて行います。
- 人との距離が確保でき、会話をほとんど行わない活動を行う場合は、マスクを着用する必要はありません。
食べたり飲んだりする時
- 食事の前は、必ず石けん(液体)での手洗いを促します。
- 正面や真横はなるべく避け、斜め向かいに座るよう座席を設置します。
- 料理は個々に分けて、茶菓は個別包装されたものを選びます。
- 回し飲みや直箸はやめましょう。
- 食べるときだけマスクを外し、会話の時はマスクを着用するよう促します。
熱中症を防ぐために
気温・湿度が高い中でマスクを着けると、脱水・熱中症になっても気づきにくくなります。人と十分な距離がとれる場所や人との会話を行わない場面では、マスクを外しましょう。
- グループでなければできない作業(訓練)を行うときは、必要に応じてマスク・手袋を着用し、また、会話を控えたり、人と人が接触しないようにしたりしましょう。
- マスクを着用して作業する場合、参加者にこまめに声をかけて休憩を促すなどし、体調の変化に気を配りましょう。
特にも、子ども・高齢者・障がい者の方々は熱中症になりやすいので、積極的に声を掛けましょう。 - のどが渇いていなくても、こまめに水分補給をしましょう。
大量に汗をかいた時は塩分も忘れずに。
思いやりのあるWithコロナ社会
体質や障がいの影響などにより、マスクの着用や「新しい生活様式」の実践が難しく困っている人がいます。あたたかな声掛けや配慮をお願いします。
-
2歳未満
- マスクの着用は推奨しません。
- 2歳以上就学前の子ども
- 他者との距離に関わらずマスク着用を一律に求めてはいません。マスクを着用する場合は、保護者や周りの大人が子供の体調に十分に注意した上で着用しましょう。
- 知的障がいや発達障がいなどをお持
ちの方 - 触覚や嗅覚などの感覚が過敏で、マスクの着用が困難な場合があります。また、表情が見えないことに不安を覚え、家族や支援者がマスクをすることを嫌がる場合がありますので、配慮しましょう。
- 視覚障がいをお持ちの方
- 歩行時、ガイドヘルパーの肩や肘に触れるなど、密着の状態で移動する必要があります。
- 聴覚障がいをお持ちの方
- マスクをしていると表情が分かりにくく、口も見えないため、話しかけられていることが分かりにくくなります。状況に応じて、マスクを外したり、筆談を交えるなどしましょう。
- 肢体障がいをお持ちの方
- 手が不自由なため、マスクの着脱やアルコール消毒の動作が難しかったり、車いすでは届かない場所に消毒液がおかれていて、消毒が難しい場合があります。状況に応じて声掛けやサポートをお願いします。
新型コロナウイルス感染症について
3つの感染経路 と 基本的な感染対策
新型コロナウイルス感染症は、非常に感染力の高いウイルスです。身の回りの人、特にも、感染した場合に重症化リスクの高い人(高齢者や基礎疾患のある人、一部の妊娠後期の方など)への感染を抑制するため、感染対策を行いましょう。
-
飛沫感染
会話や咳などにより、ウイルスを含む飛沫(しぶき)が空気中に拡散し、それを周囲の人が吸い込むなどして体内に入り込み感染すること。
飛沫は約1.8m飛ぶと言われており、ソーシャルディスタンス(2m)の根拠となっています。感染対策としては、マスクの着用やパーテーションの設置なども有効です。 -
エアロゾルを介した空気感染
飛沫よりも小さく、空気中を長時間漂う微小な粒子を「エアロゾル」などと呼びます。
エアロゾルは、換気のできない部屋では3時間以上も空中を浮遊するとされていることから、感染対策では換気が肝要となります。 -
接触感染
ウイルスが付着したものの表面を手で触れ、さらに自身の口や目などの粘膜に触れることで、感染が起きること。
手洗いや手指消毒、複数の人が触れる場所をこまめに消毒することで、感染対策を行います。なお、ウイルスが皮膚に付着しただけでは、感染は起きません。
発熱等の症状がある場合
発熱や風邪の症状がある場合、外出を控えてください。通院や買い物など、やむを得ず外出される場合には、マスクを着用してください。
小学生以下の子 / 妊婦 / 妊婦 / 基礎疾患のある人 / 高齢者
かかりつけ医に必ず事前に電話で相談のうえ、速やかに受診してください。
※相談する医療機関に迷う場合や「かかりつけ医」がない場合には、「診療・検査医療機関一覧」を確認して受診可能な「診療・検査医療機関」を受診予約してください。一覧は、岩手県のホームページで見ることができます。
重症化リスクの低い若い人
新型コロナウイルス検査キットでセルフチェックを行います。
インターネットか電話で「いわて陽性者登録センター」への登録をお勧めします。同センターに登録すると、「いわて健康フォローアップセンター」に情報が引き継がれ、回復までのサポートをします。
問い合わせ
いわて陽性者登録センター
電話:0570-005-451
インフルエンザなど他の病気の可能性があるため、かかりつけ医に事前に電話で相談の上、受診しましょう。
いわて検査キット送付センターでは、県内在住で発熱などの症状がある人へ、抗原検査キットを配布しています。詳しくは、同センターホームページをご覧ください。
チェックリスト(例)
- 複数の活動に共通する事項は、チェックリストを作成し、役員間で共有します。
- 新型コロナウイルス感染症に関する情報は、随時更新されます。最新情報を確認するとともに、必要に応じてリストを改定することが望ましいです。
※新規感染者数の全数把握見直しに伴い、第3版から、チェックリスト中の「参加者名簿の作成」を削除しました
- 1
- 参加者の中に、発熱等の風邪の症状がみられる人、陽性者の濃厚接触者に該当する人や、自宅待機期間中の人はいないことを確認する。
- 2
- 活動開始前の手洗い、または手指の消毒を呼びかける。
- 3
- 屋内活動の場合は、密集・密閉の起こらない十分な広さの部屋を使う。
- 4
- 屋内活動は窓を開けて実施するか、定期的な換気を行う。可能であれば2方向の窓を同時に開け、30分に1回以上、数分間程度換気を行う。
- 5
- マスク着用なしで活動する場合は、手の届く距離に集まらないよう配慮する(対面の場合は2m、隣接の場合は1m間隔をあけることが望ましい)
- 6
- 息が上がる激しい運動を伴う活動の際は、より一層参加者同士の距離をあける。
- 7
- 参加者同士の十分な距離が確保できない場合は、マスクの着用を促したり、パーテーションを設置するなど飛沫防止対策をする。
- 8
- 近距離での会話や、大声の発声、歌唱などの活動はできるだけ控える。
- 9
- 飲食を伴う活動の場合は、手洗いの徹底、対面での会食を避ける、会話の際はマスク着用を呼びかけるなどの配慮を行う。
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電話番号:019-626-7535 ファクス番号:019-622-6211
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