生活習慣改善でメタボを撃退
広報ID1039339 更新日 令和3年9月16日 印刷
ここがポイント!
運動不足・食生活の偏りや過食・ストレス過多など、体に負担をかける生活習慣は「メタボリックシンドローム(内蔵脂肪症候群)」を引き起こします。
メタボリックシンドロームは、「高血圧」・「脂質異常症」・「糖尿病」などの生活習慣病にかかるにリスクを高めます。
メタボリックシンドロームとは?
メタボリックシンドロームは、内臓脂肪の蓄積のほか、血圧、血糖、血清脂質のうち2つ以上が基準値から外れている状態を指します。
そのまま放置しておくと動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳梗塞などの危険性が高まります。
基準については、厚生労働省「e-ヘルスネット」をご覧ください。
チェックをしてみましょう
おへその位置で腹囲を測ってみましょう
男性で85センチメートル以上・女性で90センチメートル以上あったら要注意!
肥満には2つのタイプがあり、内臓の周りに脂肪がたまる「内臓脂肪型肥満」と皮下に脂肪がたまる「皮下脂肪型肥満」があります。見た目だけではどちらのタイプの肥満かは分かりませんので、目安として腹囲を測ってみましょう。
BMIとは?
腹囲が基準値以下であっても、BMI(ボディ・マス・インデックス=体重と身長の関係から肥満度を見る)が25以上の場合は、メタボリックシンドロームの予備軍と言われています。
BMIは次の計算式で算出できます。
BMI=体重(キログラム)÷身長(メートル)÷身長(メートル)
【例】
体重70キログラム、身長163センチメートルの方
70÷1.63÷1.63=26.34
BMI | 判定 |
---|---|
~18.4 | やせ |
18.5~24.9 | 正常域 |
25~ | 肥満 |
年1回はちゃんと健診を受けましょう
メタボリックシンドロームに当てはまる人はもちろん、当てはまらない人も年1回は健診を受けて、自分の体の状態を知っておくことが大事です。
健康的な減量にチャレンジ
メタボリックシンドロームに該当する人や、BMI25以上の人は、病気になる前の今が取り組みのチャンスです。
短期間の無理な減量は体に良くありませんので、月に約0.5~1キログラム減らすことを目標にしましょう。例えば、月に0.5キログラム減らした場合では1年で6キログラム体重が減る計算になります。
体重の減量・維持は、メタボリックシンドロームの予防・改善の他に、足や腰などの負担を軽減します。年齢が増し筋力が低下してくると、多すぎる体重を支えるために「骨」が悲鳴をあげ、結果として腰痛や膝関節痛といったことが起きると言われています。
特定保健指導は健康習慣を手に入れるチャンス
盛岡市の特定健診の結果から、生活習慣病発症のリスクがある方々には、サンサンチャレンジ(特定保健指導)のご案内をさせていただいています。あなたにピッタリの生活習慣改善プランを一緒に考え、サポートしていきます。サンサンチャレンジについては、市公式ホームページ内「サンサンチャレンジ」をご覧ください。
盛岡市国保以外の方は、ご加入の健康保険者にご確認ください。
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保健所 健康増進課 地域健康づくり担当
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