花蓮便り

Xでポスト
フェイスブックでシェア

広報ID1036045  更新日 令和7年6月9日 印刷 

【このページでは、友好都市である台湾・花蓮市から届いた情報をお伝えします。】

今回のテーマは「端午節(ドアンウージエ)」。

端午節の風習を花蓮市の子どもたちの姿を通じてお届けします。

「花蓮だより」は花蓮市の協力のもと、定期的にお届けします。お楽しみに!

令和7年6月

端午節(ドアンウージエ)

旧暦5月5日は、台湾の伝統的なお祭り「端午節」にあたります。今年は5月31日!この日は台湾では国の祝日で、みんなが休暇を楽しみます。

由来は中国戦国時代の詩人「屈原(くつげん)」の物語。彼を偲んで、ちまき(粽子)を食べたり、ドラゴンボートレース(龍舟競賽)が行われたりします。

粽子(ゾンツー)は、竹の葉で包んだもち米料理で、甘いものやしょっぱいものがあり、地域によってバリエーションも豊かです。

この日には香り袋(香包)を身につけたり、菖蒲や艾草(よもぎ)を家に飾ったり、お昼に卵を立てる「立蛋」に挑戦したりと、厄除けの伝統もあります。

台湾に来る機会があれば、ぜひこのユニークで活気ある文化を体験してみてくださいね!

花蓮市の幼稚園での端午節の様子

厄除け
厄除けのため5色の糸を結びます
立蛋
端午節の当日の正午、卵を立たせることができると言われています
ヨモギ水
ヨモギ水をティッシュに含ませ、顔を拭きます
ヨモギ水
ヨモギなどの香草を水に浸し、その水で体を拭いて邪気や毒を祓います
園長先生
子どもたちに香り袋をつけてあげる園長先生
香り袋
香り袋を身につけて、蚊などの虫を追い払います
短冊
短冊には「良い端午節をお過ごしください」「百の毒から守られますように」の言葉が
「雄黄」
「雄黄」は、虫よけや邪気を払うために使われる薬草です

令和3年6月

花蓮市と映画

今月は、花蓮市と映画の関係についてお話を伺いました。

台湾出身の世界的な映画監督アン・リー氏をご存じでしょうか。代表作は「グリーンデスティニー」、「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」、「ブロークバック・マウンテン」、「ハルク」、「いつか晴れた日に」などです。中華系ではじめて英アカデミー賞を受賞したアン・リー監督は、その小学校時代を花蓮市で過ごしていました。


また、同じく世界的に有名な映画監督のマーティン・スコセッシ監督が手掛けた映画「沈黙」では、花蓮縣を含む台湾東部が撮影のロケ地に使われました。映画の中で印象的に使われた「石門游憩区」にある洞窟は、形が日産「マーチ」に似ていることから、「マーチ洞」と呼ばれています。映画を通じて花蓮の景観はより一層高い評価を得て、多くの人に知られるきっかけとなっています。

マーチ洞


今後も、定期的に情報を更新していきます。

よりよいウェブサイトにするために、このページにどのような問題点があったかをお聞かせください。

このページに問題点はありましたか?




このページに関するお問い合わせ

交流推進部 文化国際課 都市交流係
〒020-8530 盛岡市内丸12-2 盛岡市役所別館7階
電話番号:019-626-7524
ファクス番号:019-622-6211
交流推進部 文化国際課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。