第13回全国高校生短歌大会(短歌甲子園2018)結果
広報ID1024232 更新日 令和2年7月31日 印刷
第13回全国高校生短歌大会(短歌甲子園2018)の結果をお知らせします。
団体戦結果
- 優勝:【茨城県】茨城県立下館第一高等学校
林 里美(2年)、袖山 空大(2年)、大幡 浅黄(2年)、松本 聖大(2年) - 準優勝:【岩手県】岩手県立盛岡第三高等学校
阿部 理恵(2年)、鈴木 陽(2年)、西山 綾乃(1年)、北田 かのん(2年) - 第三位:【北海道】市立函館高等学校
江川 さくら(3年)、竹駒 省吾(1年)、佐久間 このみ(3年) - 第三位:【福岡県】久留米大学附設高等学校
高宮 明里(2年)、高山瑛梨花(2年)、有吉 玲(2年) - 審査員特別賞:【茨城県】茨城県立下妻第一高等学校
飯田 春菜(2年)、宮川 由子(2年)、鈴木 玲凪(1年)、谷嶋 穂乃佳(2年) - 話題賞:【群馬県】高崎商科大学附属高等学校
石井 綺穂(2年)、高木 里緒(3年)、清水 透和(2年)、小輪瀬 生羽(1年)
決勝
順序 | 白:【岩手県】岩手県立盛岡第三高等学校 | 赤:【茨城県】茨城県立下館第一高等学校 |
---|---|---|
先鋒 |
<阿部 理恵(2年)> |
<林 里美(2年)> 地下へゆくエレベーターの 電光に包まれるとき 孤独に気づく |
中堅 | <鈴木 陽(2年)> 逆光の中 友の顔描きてけり 月の裏側眺むる心地 |
<袖山 空大(2年)> 冷蔵庫の上は荒野の光景だ 大人になるとは 嘘を知ること |
大将 |
<西山 綾乃(1年)> |
<大幡 浅黄(2年)> すれ違う肩それぞれの持っている 朝の光がまぶしくて 夏 |
準決勝
順序 | 白:【福岡県】久留米大学附設高等学校 | 赤:【茨城県】茨城県立下館第一高等学校 |
---|---|---|
先鋒 |
<高宮 明里(2年)> |
<林 里美(2年)> |
中堅 | <高山 瑛梨花(2年)> 線香の煙よ伸びろ 長々と 声も手ももう届かぬ場所へ |
<袖山 空大(2年)> コーラにもカレー粉にもある 香料のようで 私に必要な君 |
大将 | <有吉 玲(2年)> 香りから忘れてゆくよ 声 仕草 君はいたのだそこにいたのだ |
<大幡 浅黄(2年)> |
順序 | 白:【岩手県】岩手県立盛岡第三高等学校 | 赤:【北海道】市立函館高等学校 |
---|---|---|
先鋒 | <阿部 理恵(2年)> 白銀のステンドグラスなぞりつつ 指に残った みかんの香り |
<江川 さくら(3年)> 祖父の吸うタバコの煙 深夜帯 もう思い出せない香りだと |
中堅 | <鈴木 陽(2年)> 人生は線香の如し 火を灯す焔のような 人になりたい |
<竹駒 省吾(1年)> 駒ケ岳風の香りに鼻つまみ 「おんせん行くか」 父の手握る |
大将 |
<西山 綾乃(1年)> |
<佐久間 このみ(2年)> 急ぎめに後を追ったら漂った 厳しい顧問 やさしい香り |
個人戦結果
最優秀作品賞
【宮城県】
宮城県宮城第一高等学校
鈴木 そよか(2年)
題:花
この街のすべてが
灰になったこと
忘れたような朝顔の花
優秀作品賞
【秋田県】
秋田県立能代高等学校
堀内 和佐(2年)
題:音
頼りないこの心音を抱きしめて
銀河の中に
ひとりで眠る
特別審査員小島ゆかり賞
【福岡県】
久留米大学附設高等学校 有吉 玲(2年)
題:転
モノクロの世界を
反転させたひと
空の青とはこんなに青い
石川啄木賞
【岩手県】
岩手県立盛岡第三高等学校 鈴木 陽(2年)
題:転
転輪と火砲の砕く
中東の煉瓦を知らぬ
十三の我
話題作品賞
- 【北海道】市立函館高等学校 江川 さくら(3年)
題:自由題
青色は冷静になる色だ
とは心理学者の言った
デマカセ
- 【宮城県】仙台白百合学園高等学校 原田 麻衣(2年)
題:跡
「口」が「〇」となる筆跡君の癖
暗号解くごと
追う我の癖
- 【群馬県】高崎商科大学附属高等学校 清水 透和(2年)
題:新
朝3時
団体様でチェックイン
ビートを刻む新聞紙たち
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