第15回全国高校生短歌大会(短歌甲子園2020)大会結果

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広報ID1033146  更新日 令和3年9月16日 印刷 

第15回全国高校生短歌大会(短歌甲子園2020)の大会結果をお知らせします。

団体戦結果

  • 優勝:【青森県】青森県立八戸高等学校
    谷地村 昴(3年)、平 こころ(2年)、菅原 雅人(2年)
  • 準優勝:【青森県】青森県立八戸西高等学校
    上野 麗(2年)、嶋森 藍那(1年)、中村 唄(1年)
  • 第三位:【埼玉県】星野高等学校
    野城 知里(3年)、田中 望結(2年)、東風平 梨緒(2年)

団体戦優勝作品

 

題:「希」
青森県立八戸高等学校

 

3年 谷地村 昴

 花びらのような初恋聞いている

 明日で古希を

 迎える祖母の

 

2年 平 こころ

 面談で個性が希釈されていく

 鳥よ

 大空羽ばたいてゆけ

 

2年 菅原 雅人

 希塩酸に

 金属片を沈めれば

 疑問だらけの昨日が浮かぶ

 

団体戦準優勝作品

 

題:「希」
青森県立八戸西高等学校

 

2年 上野 麗

 平穏な浜を希求する祖父だった

 防潮堤は

 今日出来上がる

 

1年 嶋森 藍那

 黒塗りの情報開示が火をつける

 和を希う祖父の

 闘志に

 

1年 中村 唄

 希少種を求めてネットサーフィンし

 五号車で見る

 サバンナの夢

 

団体戦第三位作品

 

題:「芽」
星野高等学校

 

3年 野城 知里

 芽キャベツを

 フォーク深くに抱きしめて

 少女の歌はくるくる回る

 

2年 田中 望結

 冬の星芽吹く終着駅にゐて

 待合室は

 煙草のにほひ

 

2年 東風平 梨緒

 感嘆符ばかり画面に芽吹きたり

 君との会話

 辿れる指に

 

個人戦結果

最優秀作品賞

【青森県】
青森県立八戸高等学校 谷地村 昴(3年)

題:生

生きるとは自分を許してあげること
鏡をそっと
拭くようにして

優秀作品賞

【青森県】
青森県立八戸西高等学校 上野 麗(2年)

題:生

生きたかった幼い姉妹
最後まで疑わなかったのだろう
母を

審査員特別賞

【青森県】
青森県立八戸高等学校 谷地村 昴(3年)

題:芽

じゃがいもの芽を取るように
赤ペンで添削される
志望理由書

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