市長定例記者会見(令和8年4月2日)

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広報ID1056145  更新日 令和8年4月14日 印刷 

1 新年度を迎えて

市長:

新年度令和8年度がスタートいたしました。昨年度はツキノワグマの度重なる出没と私たちの安全安心な暮らしが脅かされることもありました。危機管理の重要性を改めて感じた1年でありました。

盛岡市といたしましても、市民の皆さんの安全、安心、財産の保護を最優先に対策を講じるとともに、これまでの常識を超えた頻度、規模で災害が起きることを念頭に置きながら、いかなる事態にも柔軟な姿勢で臨む重要性を強く心に刻み、危機管理体制の強化に取り組んでいかなくてはならないと思っています。また、昨年4月から次の10年間のまちづくりの指針となります総合計画がスタートいたしました。共に目指す将来像「輝きが増し、活力に満ち、夢を叶えるまち盛岡」。これは先輩方がつくってきていただいた盛岡、魅力を磨き続けていく輝き、そして地元の経済。明るく元気にしていく活力、そして28万人の市民の皆さん、夢を持つことができる夢を叶えるまち盛岡をつくっていこうということであります。

一方で、急激な人口減少、これは依然として歯止めがかかっていない状況であります。人口構造の変化により、自治体経営の前提を問い直さなければならない、そういう局面にかかっているというふうに感じております。地方創生の取り組みも正念場を迎えて、社会保障関連費の増加、老朽化する老朽化が加速する公共施設等の維持更新など、多くの課題が顕在化をしております。このような中で、今年度はふるさと納税による寄附額10億円、これを目指していく、そのような歳入の確保にまずは全力を挙げていく。宿泊税の活用による観光施策の強化、施設の使用料の見直しに伴う増額分の一部を施設の環境整備に活用していく。そういった持続可能なまちづくりを目指していきたい、そう思っております。

人口減少対策においては、若者の転出などによる人口減少によりまして、地域社会における人手不足などが懸念をされていることを踏まえて、未来創造プロジェクトを推進していくことによって、少子化、人口減少の緩和を目指していきたいというふうに思っております。まずは社会減の対策、働きたい、住み続けたい、行ってみたいまち、プロジェクト、これにおきましては、雇用の質の充実、選択をふやしていくために、新たに働き続けたい職場づくり推進事業、若者女性に選ばれる職場形成推進事業に取り組んでいくということで、魅力ある雇用の創出に資する取り組みを進めてまいりたい、そう思っております。仙台市、東京圏に労働者が流出することを抑制をしていく、盛岡市の魅力を創造・発信をして、交流人口の増加による市内経済の活性化、若者をはじめとする移住定住者の増加を目指していきます。

自然減対策におきましては、夢を持ち喜びを感じられる子育て応援プロジェクト。これは、複雑化多様化する子育てに関する課題の解決を図るために、妊娠期から子育て期まで切れ目なく必要な支援につながる体制の構築に向けて、新たに5歳児健康検診事業に取り組むなど、安心して子育てができる環境の創出に資する取り組みを進めてまいりたいと思っております。子育て世代の不安を軽減をして、合計特殊出生率の減少に歯止めをかけていく。人口減少を加速させる要因となる少子化の進行の緩和を目指していきたいと思っております。

また、昨今の急激な物価高、物価高などに対応していくために、国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用して盛岡市独自の家計応援給付金事業これは一人当たり5,000円の給付。物価高騰対応、生活者支援事業などの経済対策、これはMORIOPayプレミアム商品券やリフォームの支援でございます。こういったことにより、市民の皆様の生活、事業者の皆様の負担軽減につなげてまいりたいと思っております。

そして、市民の皆さんに市政についてより御理解いただいて、共に進み、共にまちをつくっていきたいと思っておりますことから、今まで以上にわかりやすくということを心がけていきたいと思っております。冊子を使いながら、~もりもり市民市長と語ろう!盛岡盛り上げ座談会~やまちづくり懇談会など、市民の皆さんとの直接お話しする機会を年間100回を目標に直接耳を傾けて、そしてわかりやすく盛岡市の取り組みや方向性、これから考えていること、夢について直接お伝えをしていく努力をしていきたいというふうに思っております。

最後になりますが、市政運営の理念、これはより優しく、より強い盛岡、この言葉には年齢、性別、障害のあるなしを超えて、立場や考え方が違ったとしても、みんなで力を合わせてまちをつくっていこう、そういう強い思いがあります。ただ、この夢を、この理念を実現していくためには、強い盛岡が必要だと思っております。

優しさを叶え続けていくためには、地元の経済、中小企業さん、事業者さんが明るく元気であることが必要であるというふうに思っています。地元経済が明るく元気で、中小企業さん、事業者さんも元気になっていく、そんな好循環を盛岡市は目指しています。

市政は常に市民とともにこの言葉を大切にしながら、私たち一人一人がその担い手として、先輩方が築いてこられた歴史あるこの盛岡というまちを、将来に渡って輝きが増して自信と誇りが未来の世代にもしっかりと引き継がれるように努力をしていきたいと思っております。

今年度におきましても、誰一人取り残さず、地元経済が元気な、よりやさしく、より強い盛岡の実現を目指して全庁みんなで力を合わせて、あらゆる施策に積極的に取り組んで頑張ってまいりたいと思いますので、市民の皆さんのご協力、ご支援をぜひともお願いをしたいと思っております。

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2 盛岡市・玉山村合併20周年記念事業について

市長:

今年度は玉山村との合併20周年となる記念する年でありまして、様々な事業を企画をしております。4月26日には合併20周年の冠を付けたオオヤマザクラまつり2026を歌手の小田代直子さんを特別ゲストに、サクラパーク姫神で開催をいたします。

8月22日には20年の歩みを振り返っていく。さらなる発展の契機としていく合併20周年記念式典祝賀会を開催をいたします。

9月26日、27日には、玉山地域の産業を知り、にぎわいを創出していく仮称玉山地域産業まつりを道の駅盛岡渋民及びユートランド姫神で開催をいたします。

10月18日には、NHKの全国放送公開番組The Wakey ShowソングパーティーをNHK盛岡放送局さまとの共同主催で姫神ホールで開催をいたします。東北では初めての開催ということで、子どもたちはもちろん、子育て世代。皆さんに楽しんでいただける内容となるというふうに思っております。

ほかにも、合併20周年記念の冠をつけた事業をいろいろと計画をしております。1年を通じて多くの市民、県民の皆さんに玉山地域の魅力PRして触れていく、そんな1年にしていきたいと思っております。

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3 さくらまつりの開催、さんさのまち盛岡の取り組みについて

市長:

4月10日(金曜日)から4月26日(日曜日)まで、盛岡城跡公園と高松公園を会場にして、盛岡さくらまつりを開催いたします。

夜には桜のライトアップぼんぼり点灯を実施して、お花見の気分を盛り上げていきたいというふうに思っております。高松公園におきましては、例年多くの皆様が訪れてきていただきますことから、警備員を配置いたします。

渋滞の緩和、公園利用者の安全確保に努めることとしておりますけれども、市民の皆さんには、ぜひとも公共交通の利用をお願いできればというふうに思っています。

さんさのまち盛岡の取り組みについてでありますけれども、まちなかさんさ踊りにつきましては、令和8年度は土曜、日曜、祝日を中心に55回の開催を予定しております。初回は4月19日日曜日、プラザおでって、おでってホールでの開催となります。伝統さんさ踊り団体やミスさんさ踊りの演舞をご覧いただけます。盛岡観光コンベンション協会では、毎月第3日曜日を「さんサンデーでさんさの日」と銘打って、さんさのまち盛岡を積極的にPRをしていくと伺っております。

そして、盛岡繋温泉ホテル紫苑を会場に開催をされます。つなぎでつなぐ盛岡さんさ踊りにつきましては、初回は4月11日(土曜日)の開催となっております。これは私も会場に行きたいというふうに思っておりますが、令和8年度は333回の開催となります。昨年度は265回でしたから、大幅に回数を増やしました。年間を通して皆さんにお楽しみをいただきたいというふうに思っております。

また、盛岡つなぎ温泉観光協会では、昨年度も実験的に行ったのですが、令和8年度から日帰り入浴をご利用の方にもつなぎでつなぐ盛岡さんさ踊りをお楽しみいただけるプランをご用意していると伺っております。市民の皆さんにもぜひとも足をお運びいただいて、さんさ踊りの演舞、そして盛岡つなぎ温泉のお湯をご堪能いただければというふうに思っております。

最後になりますけれども、この5月23日(土曜日)、24日(日曜日)には、東北絆まつり2026盛岡がいよいよ開催ということになります。

伝統さんさ踊り団体をはじめ、約400名さんさ踊りのパレードを披露する予定でございます。これまで以上にさんさのまち盛岡を全国に、世界にPRをしていきたいと思っております。市民の皆さんとともに、このさんさ踊り、盛岡を盛り上げていきたいと思っています。

記者:

さくらまつりについてお伺いします。他県では物価高などを踏まえて駐車場を有料化するとか、そういった動きもあるようです。何かさくらまつりで例年と違うことがあればお聞かせください。

交流推進部長:

特に盛岡市でのさくらまつりに関しては、例年と変わってるところはございません。特に駐車場等についても有料の駐車場という取り扱いはないので、例年どおりになります。

記者:

同じくさくらまつりについて、どちらの会場も昨年秋、クマの出没、相次いだ場所だと思うんですけれども、それを踏まえてクマ対策取り組まれることを教えてください。

交流推進部長:

やはりクマに対しての注意ということは常に行っていかなければいけないと思っておりますけれども、何か特別対策を行うということではなくて、常に警戒しながら対応していきたいと思っております。

 

記者:

市長からも何かクマ対策を考えられていればお聞かせください。

市長:

さくらまつりだけではなくて、先ほどお話ししました絆まつりと大きなイベントもあります。今、交流推進部長からも話しましたが、イベントの時だけ特別にということはございませんけれども、全庁的に気をつけていくということと、あとは警察の皆さんとも、気をつけて対応をしていこうと打ち合わせをしているところです。みんなで緊張感を持って対応していきたいと思っております。

記者:

先程のクマに関して関連しますけども、臭いの出る食べ物であったりだとか、クマが出てくるような環境が生まれるかと思うんですけれども、例えば来られた方への呼びかけとか、看板の設置であったりと、特になされないんですか。

交流推進部長:

看板等というお話がございましたけど、注意喚起についてはしていきたいと思っておりますし、ごみなどの食べ物が残っていることがないように、ごみを入れるゴミ箱みたいなところも設置をしておりますけども、早めに撤去するというようなことで対応していきたいと思っております。

市長:

イベントということだけではなくて、クマの対策について少しだけお話をさせていただければと思います。本年度はまず出没ルートの調査、市有地の刈り払いの実施等ですね、防止対策を十分に取り組んでいきたいと思っております。

吹き矢部隊の育成状況につきましては、必要な薬品、資機材の準備が完了しました。3月26日に環境省の危険猟法許可証の交付も受け、従事者は、市動物公園の協力を得ながら、実践的な研修を段階的に積み重ねています。

私も3日、4日前に動物公園に協力を要請をしてまいりました。

県との連携につきましては、2月に麻酔捕獲に関する研修を共催で開催し、3月には、ツキノワグマ専門人材派遣事業を活用して、松園地区における出没ポイントの現地確認を受けて、出没防止に係るアドバイスを受けるなど、相互に情報交換をしながら出没防止対策を進めているところです。

環境部長:

イベントとかさくらまつりをはじめ、レジャーとか、これから頻繁に行われてくる。そして皆さんお出かけになられるということもございまして、市の公式ホームページ、あるいは広報もりおかの4月1日号におきましても、基本的な対策の周知を図います。冬眠から目覚めるクマに注意してくださいというような内容でございまして、いずれ冬眠から目覚めたクマは空腹ですので、活発に活動する時期でもあることも改めて周知、対応させていただいているところです。

県の方でも、先日クマの出没注意報を発令しています。その辺についてのリンクを張るなど、いずれは県との周知啓発、注意情報についての相乗効果も図りながら、広く市民の方にも注意の方針を浸透させてまいりたいと考えています。

記者:

今のクマに関連してですけれども、刈り払いの実施ということで、具体的には一旦中津川のあたりを、もう草が生えないように常に見通しがいいようにするとか、どういった場所の刈り払いに力を入れていくというのがあれば教えてください。

環境部長:

今の中津川等の河川敷というお話がございました。藪の刈り払いというのは必要なことだと思っています。河川管理者さんあっての協議っていうのは当然必要になっていまして、岩手県さんと一緒に河川国道事務所さんとかにもお邪魔して、刈り払いの要望等を行っているところです。令和7年度につきましては、タイミングなどもあり市の直営でとうことで、これはあくまで例外的なやり方ですので、基本的には河川管理者さんに刈り払いをお願いするというような形になります。引き続きこの形での対応をお願いしたいと考えています。

記者:

これは基本的には河川のところでの刈り払いを重視していく。特に出没が多かった中津川とか北上川周辺のところを刈り払いを年間を通してしていくってことでよろしいでしょうか。

環境部長:

はい。クマの出没ルートというのが、確かに河川敷というのも大きなルートになっているかと思います。あとはやはり頻繁に出る場所を考慮した上で、刈り払いの場所については対応してまいりたいと考えています。

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4 ふるさと納税について

記者:

先ほど抱負、新年度の中でふるさと納税に力を入れていくということでしたが、目標額設定されました。その額を決めた理由と、あと具体的に力を入れていくことがあれば教えてください。

市長:

まずですね、数年前まで盛岡市のふるさと納税は大体2億円前後で推移をしてきました。私が市長になりましてまず目指したのは、外に出ていく分と同じ額にまずは最低しなければならないと思いましたが、2億からまず倍増の5億を目指そうと庁内でやってきました。その次に、さらに10億、10億であればプラスになるんですね。10億を目指して昨年度やってきましたが、少し力が及ばず、10億には届きませんでした。

本年度は事業見直しにおいても市民の皆さんにご負担をおかけしたこともありますし、とにかく歳入の確保を今年度は何としてでもやっていくと、力を入れていくという思いのもとに、まずは10億という目標を掲げました。

市役所の中では少し異例なことかもしれませんが、昨年度から今年度に向けた準備を始めております。そして、人員も増員をして、今までは市役所の職員が兼任の仕事をしながら一生懸命やっていた部分もあるんですが、専任の人間を置いて、そして中間業者さんもプロポーザルで新たに選任をいたしました。プロポーザルで選んだ中間業者さんは、盛岡に新たに営業所をつくって、4人専任で置き、またプラス一人リーダーの方でですね、既に3月から盛岡市の職員と一緒に同行を始めております。100社以上も同行をしているという話を聞いておりまして、とにかく何としてでも歳入を確保して、そして市民生活の市民のサービスを少しでも上げていく、上げる努力をしていくというふうに思っております。

具体的に昨日ちょっと話を聞いたのは、お米ですね。少し形の悪いお米、崩れたお米というものがあるそうです。それと、正常な形のお米を少し混ぜて、少し割安な形でやるというのがトレンドでもあるということで、昨日、1億円以上確保できるという報告も受けました。

そういうことで、一つ一つ、盛岡市と中間業者さんと力を合わせて、何としてでも、ふるさと納税歳入を確保して、サービスを上げていきたい、そう思っております。

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5 宿泊税について

記者:

先週の話になってちょっと恐縮けれども、宿泊税の関係についてお伺いいたします。

3月27日に総務大臣同意が受けられまして、10月1日から条例施行という形になりますけども、改めてですね、この観光振興あるいは観光資源の魅力向上どういった部分を重点に活用していきたいかという部分をお聞かせいただければと思います。

市長:

まずは事業者さんや市民の皆さんのご理解を得て、宿泊税をいよいよ今年の10月から導入ということになりました。他の街を見ていると、事業者さんのご理解や市民のご理解、そこで時間がかかってしまうというところもあるようですけれども、盛岡の場合は、事業者の皆さん、市民の皆さんのご理解のおかげで、非常に早いスピードで導入にこぎつけることができました。

今、今年の10月から導入ですけれども、実際にお金が入ってくるのは10月1日からです。そしてそれをまとめて入ってくるのが1月、2月遅れて入ってくるわけですけれども、盛岡市では庁内で検討いたしまして、入ってくる予定として予算を組んで、今年度からやっていこうということに決めました。まずは導入するにあたっての各事業者さんが用意するものがあるわけですね。ソフトですとか、いろんなものですね。その支援の分の予算を確保しました。あとは10月からいくつかの事業についても実施をすることを決めました。

一つ大事にしたいと思っているのは、この宿泊税で観光をまずなんとしてでも盛り上げていく、10年、20年に一回の機会だと思っているわけですけれども、どういうことをやるかについて、市民の皆さんや事業者の皆さんが自分たちのことと感じてもらえるような事業や進め方を心がけていきたいと思っております。

だいたい2億5000万から3億超ぐらいを今予想をしているわけですけれども、すべてというわけにはいかないと思いますが、市民の皆さんと一緒に考えていって、観光に関する施策を一緒につくっていくという、そういう良い、とても大切な機会だと思っております。

これからのまちづくりはやはり行政だけではできません。民間だけでもできないと思います。ともに自分ごとと感じる、一緒にまちをつくっていくということが私は何より大事だと思っておりまして、この宿泊税から観光が盛り上がっていく施策については、そういう形になっていけばいいなと思いながら、庁内で打ち合わせを進めているところです。

記者:

宿泊税の話が出たので、関連して伺いたいと思います。いつもおっしゃっている市民の意見を取り入れてというのはすばらしいなと思うんですけれども、これは具体的にどういったことに入れて、それをどういったことに具体的に施策として反映しようとお考えなんでしょうか。

市長:

今ですね、担当部と庁内で打ち合わせを始めたところで、これはまだ決定ではありませんけれども、例えば公募でしてみるのがいいんじゃないかとか、あとは事業者だけではなくて、若い方も交えて、全て実現できるかわかりませんけれども、ワークショップ等でアイデアを出し合ったり、普通の一般財源や普通の予算ではできない何か、金額が大きくなくてもいいので、市民の方々から、事業者の皆さんから、通常ではできない何か夢のような取り組みなんかが出てきて、それを一緒にやっていくように取り組んでいきたいなと思っています。

記者:

まだ決まっていないことが多いと思うのですけれども、具体的にこれが何かこう会議のようなものだと思うんですけれども、できる時期というのはいつごろというのを想定されていますか。

交流推進部長:

市長からもお話ありましたけれども、例えば民間の方の公募とかご意見という部分で、公募等については、まず令和9年度から導入できるといいなということで、今、庁内では話をしております。具体的にどういったことというのはまだでございますけども。ある程度の金額を提案してもらって、それを通常であればなかなか実現できないものを宿泊税を活用して、市外、県外からも来ていただけるような魅力をアップするような事業を提案してもらうと。

あとは、民間の方の意見という部分でいうと、この宿泊税の活用に関して、どんな事業を活用していくかというのを、意見を聞くような組織の中に、まず民間の方も入っていただくとか、先ほど市長がお話ししたワークショップというのが、通常いろんな会議の組織だと、ある程度会長さんとか、それぞれ組織の長さんで集まっているんですけど、学生さんを含めて、ちょっと若い方のご意見もいただきながら、柔軟な発想のもとに展開できるように意見を入れていく。また、市の内部の事業としても、各課の提案があったものをもっと市民の意見等を入れて事業を進めていけるような展開ができるといいなということで、今検討しているところです。

市長:

観光の担当の分野だけで決めるのではなくて、今、全庁的に商工とか、いろんな部門から、アイデアレベルでもいいのでアイデアを募り始めている段階です。あと、直接の話ではないですが、宿泊税はじめ、観光には力を入れていきたいと思っておりまして、前々から、観光の事業者の皆さんと話し合っている時に出てきている考え方が、今、市役所は自分たちで営業したり、職員が営業したり、一生懸命頑張っているところですけれども、例えば大手の旅行者さんのOBやそういう方に何らかの形で力を借りることができないかということが、昨年度からいろんなところで話が出ておりました。それで、昨日付けで、地域活性化企業人という制度で、JTBの社員さんを、その制度を活用して市に来てもらうことになりました。

手づくり村等の施策を中心にということですけれども、昨日、ご本人とも話をしまして、観光、ちょうどそういう年だということで、ご本人にもこういうことを頑張ってくれという話をしました。その点は非常に力になって、今までの市の施策以上の効果が出るのではないかと思っております。

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6 JR山田線の運転見合わせについて

記者:

JR山田線の関係でお伺いします上米内都間運休が長期化する見通しとなっています。関係機関への働きかけなど、何か対応されること、されていることあれば教えてください。

市長:

新聞報道等もありましたけれども、できるだけ早期の運転再開を期待しているところです。

運転の見合わせにつきましては、安全な運行のために必要な補修作業ということで、このこと自体はやむを得ないかなと感じておりますけれども、内陸部と沿岸を結ぶ鉄道の路線ということで、地域の振興、観光振興に大きな役割を果たしている沿線住民の通勤、通学、通院、買い物等にも移動の足として極めて重要な交通の手段だと思っております。

早期の運行の開始につきまして、岩手県や宮古市とも一緒に、JRさんの方に要望を行っていこうと打ち合わせを始めたところです。

記者:

その要望の日程とか、そういったのは特段決まってないところでしょうか。

市長:

まだこれからです。

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7 事務事業見直しについて

記者:

先月の3月定例会で、新年度の当初予算が成立して、事業見直しの部分90事業あまりが今回の当初予算に反映されているということで決まりました。

その議会の中で、討論の中では議員の皆さんから歳入の確保については理解するということで評価する声もあった一方で、時期尚早だとか、市民に負担を強いている部分があるとか、他に優先すべき事業もあるのではないかといった、賛否の意見が出ておりましたけれども、事業見直しが反映した上での予算成立という部分について、どう受け止めているのか、お願いいたします。

市長:

今議会でのお話がありましたけれども、市民の皆さん、そして市民を代表する議員の皆さんから様々な厳しい声も含めていただきました。その一つ一つ、市長への手紙やいろいろな場所で市民の皆さんからも直接承っていることがあります。そのことにつきましては、一つ一つ大切なことですし、あとは自分自身も心を痛めることがたくさんありました。その中で、何としても、次の世代に次の盛岡が明るく元気にやっていくようにということを私自身、心に強く誓っております。

昨年いただきました市民の皆さんの声や議会での声、これはきちんと受け止めて、次の盛岡について考えていきたいと思っております。一つ一つの事業の話ももちろんそうですし、市の方向性、市長が考えている次の盛岡の夢。そういったことがわからないという声もたくさんいただきました。

昨年、一昨年と年間100回を目標に、市民の皆さんとのお話に耳を傾けたり、そういうことをお話しする機会を努力してきたつもりではありますが、市民の皆さんや議会の皆さんにはまだまだ説明が足りないということを自覚しております。そういう意味で、今年はより何とか今の状況だけではなく、今の状況はもちろんですけれども、市がどこを向かっているのか、今何をやろうとしているのか、そして未来の盛岡はどういう盛岡になっていこうと、市長もどう思っているのかということを丁寧に話していくということもあわせて心がけていきたいと思っています。

まずは市長としても最前線に立って、年間100回を目標に市民の皆さんの声に耳を傾けること、そして繰り返しになりますが、市の状況や方向性についても話すということをきちんと心がけてやっていきたいと思っています。

具体的には、冊子を作って、1ページ目には、ともに目指す将来像の意味を分かりやすく表紙の部分に書こうと思っています。総合計画は10年後の盛岡をイメージして計画を進めていますが、10年、3年、そして今年度、何をやるのかということを分かりやすく、言葉だけだと消えてしまいますので、冊子に表して、理解していただくように、そして一緒に盛岡を創っていけるように努力をしていかなければならないと決意をしております。

記者:

冊子っていうのは、その事業の見直しだけじゃなくて、その市が目指す将来像みたいなものについての冊子ということなのか、どういう冊子になるんでしょうか。

市長:

今、最終打ち合わせをしているところですが、10年後に目指すことと、今年度、そのために具体的にどういうことを目指して、どういう事業をやっていくのかということは、書こうと今打ち合わせを進めています。

例えば市長への手紙ですとか、皆さんがアクセスするにはどうしたらいいかということも分かりやすく書けばいいんじゃないかと今、意見が出ております。

あとは、今の市の状況についても記載をしようと。打ち合わせをしているところです。

記者:

事業の見直しについては、その説明が不足しているという部分で、それが先程言った市民との対話ですとか、冊子っていう部分につながるかと思うんですけども。昨年一度、その事業見直しに関する市民への説明会っていうのは一回行ってましたけども、今年度は特にそれに限った事業見直しの改めての説明会っていうのは設ける予定というのはあるんでしょうか。

市長:

今どういう形がいいかということは考えておりました。例えば「もりもり」というのは、市長との直接対談でありますけれども、そのもりもりの特別版で、市長や市役所からそういう説明する時間を少し多めにとるような、「もりもり」では5人から20人程度でやっているわけですけれども、もう少し拡大をした形でやるのがいいのじゃないかとかですね。

あとは年度のどこかで事業見直しについての途中経過ですとか、どうなっていくのかということは、報告する機会は作らなければいけないだろうということで、今、年度計画を考えているところです。

記者:

市長もですね、昨年度の反省として、やはり説明不足していたと。もう少し市民に対して丁寧にというお話がありましたが、先日弊社で報道させていただいた評価シートをですね、こちらの方は公表のご予定、それから市長から議会あるいは市民に対して説明をされるという機会は設けられるんですか。

市長公室長:

評価シートにつきましては、市の内部でさまざま検討してきた意思の決定過程におけるものということで、今回お示ししている部分については見直しが必要だというふうに考えた123事業それ以外の部分については、特に変更してないという部分もありますので、その123事業については、以前、こういう考え方で、規模を圧縮するとか、こういった形で進めていくというのをお示ししたというところで、それ以上の評価シート、細かい部分については公表するという予定はしていないところになります。

記者:

結構各論的な議論が不足しているのかなと思っていて、それぞれの事業が何で見直しの対象になるのかっていうところを市民は一番知りたいと思っているんですけれども、ちょっと昨年度を見ていると、それが示されないままずるずると時間だけが過ぎて、結局予算の時期になってというような印象を受けたんですけれども、その各事業について市民が一番知りたいんじゃないかなと思うんですが、公表した方がいいんじゃないかなと思うんですけど。

市長公室長:

事務事業の精査と見直しに係る検討結果についてということで、それぞれの事業について、例えば対象者が減少したとか、手段、予算に検討の余地があるとかないとか、類似事業への統合上乗せ、横だし規模に検討の余地がある、こういった視点で検討しましたということで、その事業の概要であったり、見直しの理由、今後の見通しっていう部分については、123事業については既に公表しているところですので、ご理解いただければと思っております。

記者:

各担当部とのやりとりとかですね、記録が残ってないことを含めてですけれども、そういうのも含めて全部オープンにした方がいいんじゃないかなと思うんですけれども。点数をつけてランク付けをしてということが明らかになったと思うんですけれども、そこはもう今年度も特に説明されることはないってことでよろしいですか。

市長公室長:

今はそのように考えております。

記者:

ということを市長公室長おっしゃったんですけども、同じことって市民に市長自身は言えるんでしょうか。

市長:

今は市長公室が言ったとおりでございます。これから事業を考え、進めていくにあたっては、そういったことも考えながら、新年度は進んでいきたいと思っております。

記者:

そういったことも考えながらっていうのは、評価シートの公表も考えながらということでよろしいですか。

市長:

そういうことではなくて、これから新年度、そして来年度の事業を考えていくにあたって、進め方等について、反省やそういうことも含めてやっていきたいと思っています。

記者:

市長のご決断次第なんじゃないかと思うんですけども、いかがですか。

市長:

今は新年度、これからの事業、そしてまだ事務事業見直しは続いております。市民のみなさんと一緒に残った事業について考えてやっていきたいと思っております。

事務事業につきましては、歳入の確保、なんとしてでもやってですね、市民のみなさんに還元していけるようにやっていきたいと思っております。

記者:

今の事業見直しの件で、住民説明会等でもですね、意見の中でやはり説明が遅いんじゃないかっていう、その時期っていうところで、ずるずるいったっていうところもあると思うんですが、その今回9事業継続して検討していくというとこも含めてですね、どういった時期に公表していくのかとか、何か具体的に今市長はいろいろ努力していくってことだったんですけれども、そのスピード感というか、その時期っていうところで何かお考えがあればお教えてください。

市長:

できるだけスピード感を持ってということは一つにありますけれども、民間のみなさんや関わっているみなさんと今、丁寧に話をしているところでございますので、その相手方のこともありますので、そういったみなさんと適切な時期に話していきたいと思っています。その中でもスピード感と丁寧さは意識をしてやっていきたいと思っています。

記者:

結果、123が一応対象にはなったと思うんですが、今年度中にまた事業を見直す対象にするっていうのが増えていくというか、増やしていくということもあり得るということになるでしょうか。

市長:

昨年の123のような形はないだろうと思っています。ただし、これは123事業の見直しということではなく、市役所事業については常にこれはどういうものなのかということを常に検証していくということは大切なことだと思っております。

記者:

市長が就任された時に、やはり民間出身の長所を生かして市政に取り組みたいということを再三おっしゃっていました。もともと営利企業のご出身であらせられますので、やはりそういったところはどういう事業に関して、どれぐらいの費用対効果があったのか、どの辺りが無駄だったのかということを一つ一つ示すことはとても大事なんじゃないかと私も思っています。

一方、市政は二元代表制。予算はやはり議員の皆さんの議決を経て執行されるものですから、議員の皆さんにまず、一つ一つ丁寧に説明して示すことが必要なんじゃないかなと思います。市民一人一人に全部丁寧にというのは、たとえ今無理だとおっしゃるのであっても、やはり議員の皆さんのチェックの目がしっかりしていないと、これはおそらく今後も実現はできないと思うんですね。その辺りに対しての市長のお考えを伺いたいです。

市長:

そのとおりですね。議員の皆さんは市民の代表で、今おっしゃったとおり二元代表制ということでやっております。まずは議員の皆さん、議会の皆さんに丁寧に説明をして、そしてご理解をいただいて進めていくということは、まずもって大事なことだと思っております。

記者:

ある意味、これまでの以前までの市長さん、そして市議会議員の皆さんの議論が放漫であったという点は否めないのではないでしょうか。その辺どうでしょうか。

市長:

今、盛岡市が行っている事業、これは全てその時その時必要があって、そして市役所はもちろん議員の皆さんと話し合って必要だということでやってきている事業です。それは全てです。どれが大切ではない、どれが大切ではなかったということはないと思っております。

その中で、ただ時代ですね、民間の皆さんと一緒にこれからまちをつくっていかなければいけない、事業をやっていかなければいけない等の変化はあるのだろうと思っています。その視点で常に一つ一つの事業を考え、見直していくということが大事なことだと思います。

繰り返しますが、今まで行ってきた事業全て、やる必要がなかったとか、無駄だったとか、そういうことはないと思っています。

記者:

それらの事業の評価を、昨年度、点数付けで、これはどう、あれはどうというふうに判断されて見直すということに踏み切ったんだと思うんですが、改めて、その根拠というんですかね、じゃ、これはと決めた根拠って何だったんでしょうか。

市長:

それらの一つ一つ、先ほども言いました、今の時代に即して効果的か、そういうことを考えてやりました。

記者:

その当時は。必要だと思われたものが、時代遅れなものが、気が付いたらたくさんあったということですね。

市長:

私は今回良かったことがいくつもあると思っておりました。例えで一つ話をしますが、盛岡シティマラソンですね。これは市の予算としては3,500万という形で出ておりましたが、そのほかにですね、マラソンのための専従の職員が6人、7人で取り組んでいたとか、当日、多くの職員がやっていたとかそういうこともありました。そういう意味では、例えば、金額に計算すると全部足していくと1億に近くなるとかですね、そういうことを話した上で、今後どうあるべきかということを関係の皆さんと、そして市民の皆さんと話すことができ始めたということは、私はとてもいいことだろうと思っています。

例えば、この前もある令和9年度の、今検討している会議でもですね、確かに市が出しているお金は大きいよねと、ゲストの皆さんを呼ばなくても、自分たちでやっていけることもあるんじゃないか。企業協賛も自分たちで集めよう、自分たちで当日手伝う、そういう前向きな意見もあって、それだったらできるよねと。そういう意味で、市民の皆さんと関係の皆さんと考えていくということが始まっているというのは、議員の皆さんも含めて、これから盛岡がそういう風になっていく上で良いことの一つだろうと感じております。それをより進めていきたいと思っております。

記者:

このことに関して、皆さんの不審に思われていることを疑問に思われてること、モヤがかかって見えないような感じになっている感覚を払拭していただくために、そういった動きを大事にしていただきたいと思いますし、あとは市役所の職員の皆さんも大変だとは思うんですけども、今風に言えば解像度の高い、議案の提案であったり、議会の運営というのをこの後もお願いしたいなと思っています。

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