国指定文化財等 盛岡石割ザクラ

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広報ID1009348  更新日 令和4年3月18日 印刷 

盛岡石割ザクラの写真

指定・区分

国指定 天然記念物

名称・員数

盛岡石割(もりおかいしわり)ザクラ 1本

所在地

内丸9番1号 (盛岡地方裁判所)

所有者・管理者名

盛岡地方裁判所

指定年月日

1923年(大正12年)3月7日

概要

当所は、江戸時代に南部家(なんぶけ)の分家、北(きた)氏の邸宅があったところといわれています。邸宅が作られたのは、盛岡城下完成期直後(約360年前)と考えられ、サクラは岩の割れ目に自然に生えたもののようです。

1876年(明治9年)、明治天皇の東北巡幸の際、県庁吏員田代俊二が、このサクラを岩と共に「桜雲石」と命名して陛下に御覧にいれ、それから有名になったといわれています。

大きさは1995年(平成7年)の測定で、岩上の根元周囲が4.3メートル、枝張りが東8.8メートル、西8.4メートル、南5.5メートル、北7.3メートル、樹高が10.8メートルあり、推定樹齢約350年の、エドヒガンです。別名アズマヒガン又はタチヒガンといわれ、花色からシロヒガンといわれることもあります。エドヒガンは、元来本州・四国・九州に野生し、岩手県が北限の自生地帯にあたります。エドヒガンは、サクラの中で最も長命で樹齢500年以上のものも知られています。

1932年(昭和7年)に裁判所火災の際、枝の一部が焼けましたが、被害の拡大もなく回復し、現在に至っています。

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