家庭教育手帳 乳幼児編「ドキドキ子育て」

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広報ID1003225  更新日 平成28年8月21日 印刷 

家庭教育手帳【乳幼児編】

  • この家庭教育手帳は、乳幼児期の子どもを持つお父さん・お母さんが、 親子の絆を深め、心豊かな子どもを育てていくことを応援するために作られました。
  • 手帳には、家庭での教育やしつけに関して、それぞれの家庭で考え、実行してほしいことが書かれています。ぜひ、お父さん・お母さんに読んでもらい、子育てのヒントとしてください。そして、子育てをしているお父さん・お母さんの周りにいるおじいさん・おばあさんをはじめ、多くの皆さんにもぜひ読んでほしいと思います。
  • 子育ては大変なものですが、大きな喜びや楽しみをもたらすものでもあります。この手帳が、その一助となれば幸いです。

ドキドキ子育ての表紙

点字版を希望する人は、生涯学習課までご連絡ください。
電話:019-639-9046(ダイヤルイン)

1.家庭とは?

子どもが家で身につけたことは、生涯、ずっと生き続ける。

子どもたちのいちばんの願い、それは何だと思いますか?

「あなたの家庭にもっと望むことがあるか」と子どもたちに聞いたところ、どの年代の子どもでもいちばん多かった答えは「家族のみんなが楽しく過ごす」でした。そんな当たり前のことを子どもたちが願わざるを得ない現実を、親として真剣に受け止めたいものです。

必要なモノさえ与えていれば子どもは育つ、と思えた時代もありましたが、いまや楽しい家庭は家族が意識的に協力し合わなければなかなか得られません。

子どもにとって心安らぐ居場所になっているかどうか家庭を見つめ直してみましょう。

安らぎのある楽しい家庭をつくる

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2.子どもの生活リズム

生活リズムは、子どもの健やかな成長のためのエネルギー源です。

早寝早起き朝ごはん

規則正しい睡眠と毎日の朝ごはん。簡単なようでいて、けっこうたいへん。でも、これをきちんとやっている子どもほど勉強も運動もよくできるというデータもあります。

早寝早起き朝ごはんで子どもたちに元気な1日をスタートしてもらいたいものです。

「早起きは三文の徳」、「寝る子は育つ」などということばもあります。あらためて、子どもの生活リズムについて考えてみましょう。

子どもの生活リズムを見直そう

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3.しつけ

正しいしつけは子どもへの大切な贈り物。

子どもは「親」のぬくもりを求めています。

人は愛され理解されたがっている存在です。理解されないときの不満がたまるとキレることもあります。突然子どもがキレたとき、本人も親も理由がよく見えず、怒ったり苦しんだりしますが、理由はあるのです。

日ごろから相手の話をじっくり聞く、同じ目の高さで考える、深い関心を払う、といった姿勢を親が身につけることで、子どもは親に愛されている実感を得ることができます。

子どもは愛されていると感じるとき、安定した気持ちで問題に立ち向かうことができます。そして、不必要に攻撃的にならず、他者や問題を受け入れることができ、大きく成長できるのです。

子どもが愛されていると実感できるコミュニケーションをする

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4.安全と健康

心も身体も健康でいよう。

おなかの赤ちゃんは、一日ごとに成長しています。

妊娠中の喫煙や飲酒は、胎児に悪い影響を与えることがわかっています。

例えば、喫煙している母親の胎児は、死産や妊娠合併症の危険が多くなります。

また、父親などの家族の喫煙も、胎児への影響があることが知られています。赤ちゃんに対しても、気管支炎や喘息、乳幼児突然死症候群(SIDS)などが発生しやすくなります。

胎児や赤ちゃんの健康のため、妊娠や赤ちゃんのそばでの喫煙はやめましょう。

妊娠中の飲酒・喫煙は避ける

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5.遊び

遊びが子どもを大きくする。

子どもは遊びが仕事です。

遊びは子どもの心の成長にとても大切です。特に幼児は遊びを通して感覚を働かせ、運動をし、ものをつくり、想像します。しかし、遊びの機会が減るとともに、外で駆けまわるような遊びから、家の中でのひとり遊びが目立つようになりました。

また、テレビは好きだがおもちゃで遊べない、母親べったりで集団の中で遊べない、外遊びが苦手、などの「遊べない」子どもも現れています。

子どもにとって遊びがいかに大切かを認識して、ゆったりのびのびと遊ばせましょう。

子どもはのびのび遊ばせる

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6.思いやり

愛は、家庭で教わらなかったらよそで学ぶのはムズカシイ。

ピンチのときこそ、家族の絆が試される。

子どもが、人を思いやり、豊かな人間関係を築いていくためには、まず、思いやりのある関係を家族でつくることが大切です。子どもが自らの生活する世界を広げていくためにも、家族のいたわりや思いやりが必要でしょう。

また、夫婦や親子の間で、日ごろからいたわりの言葉を交わすことが大事です。特に悩みや葛藤に直面したときに、いたわり、慰めることが、困難に立ち向かう勇気や力をはぐくみます。さらには、人との友好的な関係を築く力をはぐくむことにもつながるでしょう。

まず、家族で思いやる

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7.個性と夢

人は夢を育て、夢は人を育てる。

完璧な人なんてどこにもいない。

親が完璧主義にとらわれて自分や子どもに完全を期待すると、小さな失敗やミスにも過敏になり、イライラやストレスがたまります。それがエスカレートして育児不安や幼児虐待にもつながりかねません。

子どもは親の思い通りに動かなくても当たり前です。大事なところはきっちり押さえても、小さなことまではこだわらず、多少のことには動じない余裕をもつことが大切です。

子どもにとっても、完璧を目指す子育てより、肩の力を抜いた子育ての方が、のびのび育っていけるはずです。

肩の力を抜いて子育てをしたい

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