家庭教育手帳 小学生(低学年~中学年)編「ワクワク子育て」

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広報ID1003226  更新日 平成28年8月21日 印刷 

家庭教育手帳【小学生(低学年~中学年)編】

  • 小学生から中学生にかけて、子どもは急速に世界を広げ、成長していきます。この時期は、親としても、子どもの変化に驚き、とまどうことも多いでしょう。
  • この家庭教育手帳は、そのような小学生(低学年~中学年)の子どもを持つお父さん・お母さんに向けて、家庭での教育やしつけに関して、それぞれの家庭で考えてほしいことをまとめたものです。
  • ぜひ、お父さん・お母さんの周りにいるおじいさん・おばあさんをはじめ、多くの皆さんにもぜひ読んでほしいと思います。
  • 子どもを育て、その成長を見守ることは大変なことですが、大きな喜びや楽しみをもたらすものでもあります。この手帳が、その一助となれば幸いです。

ワクワク子育ての表紙

点字版を希望する人は、生涯学習課までご連絡ください。
電話:019-639-9046(ダイヤルイン)

1.家庭とは?

子どもが家で身につけたことは、生涯、ずっと生き続ける。

子どもたちのいちばんの願い、それは何だと思いますか?

「あなたの家庭にもっと望むことがあるか」と子どもたちに聞いたところ、どの年代の子どもでもいちばん多かった答えは「家族のみんなが楽しく過ごす」でした。そんな当たり前のことを子どもたちが願わざるを得ない現実を、親として真剣に受け止めたいものです。

必要なモノさえ与えていれば子どもは育つ、と思えた時代もありましたが、いまや楽しい家庭は家族が意識的に協力し合わなければなかなか得られません。

子どもにとって心安らぐ居場所になっているかどうか家庭を見つめ直してみましょう。

安らぎのある楽しい家庭をつくる

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2.子どもの生活リズム

生活リズムは、子どもの健やかな成長のためのエネルギー源です。

早寝早起き朝ごはん

規則正しい睡眠と毎日の朝ごはん。簡単なようでいて、けっこうたいへん。でも、これをきちんとやっている子どもほど勉強も運動もよくできるというデータもあります。

早寝早起き朝ごはんで子どもたちに元気な1日をスタートしてもらいたいものです。

「早起きは三文の徳」、「寝る子は育つ」などということばもあります。あらためて、子どもの生活リズムについて考えてみましょう。

子どもの生活リズムを見直そう

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3.しつけ・子どもの非行

正しいしつけは子どもへの大切な贈り物。

子どもが相談したくなる親はどこが違うんだろう。

人は愛され理解されたがっている存在です。理解されないときの不満がたまるとキレることもあります。突然子どもがキレたとき、本人も親も理由がよく見えず、怒ったり苦しんだりしますが、理由はあるのです。

日ごろから相手の話をじっくり聞く、同じ目の高さで考える、深い関心を払う、といった姿勢を親が身につけることで、子どもは親に愛されている実感を得ることができます。

子どもは愛されていると感じるとき、安定した気持ちで問題に立ち向かうことができます。そして、不必要に攻撃的にならず、他者や問題を受け入れることができ、大きく成長できるのです。

子どもが愛されていると実感できるコミュニケーションをする

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4.家庭でのルール

ルールを守るものは、ルールに守られる。

ルールってだれのためにあるんだろう。

子どもたちは、家庭でのルールや約束を守ったり破ったりしながら、人との関係の在り方や社会のルールの大切さを学んでいきます。

家庭のルールには、あいさつ、家に帰る時間、寝る時間、きちんとした姿勢などの生活上のルールもあれば、他人に迷惑をかけない、うそをつかないなどといった道徳上のルールもあります。

しつけに一貫性をもたせ、しっかりと身につけさせるためにも、夫婦がよく相談してはっきりしたルールをつくり、子どもとともに親もそれを守りましょう。また、子どもの意見を聞いて一緒にルールをつくるという姿勢も大切です。

我が家の生活の約束事やルールをつくる

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5.安全と健康

心も身体も健康でいよう。

危険を知ることが、身を守ることにつながる。

行動範囲がぐっと広がる小学生の時期は、大人の目の届かないところで自己や事件に巻き込まれる場合も少なくありません。

大切なのは、子ども自身が何が危険なものなのかを知っておくことと、危険を回避する方法を身につけておくことです。「家の前の道は日中は車が多いから子どもだけで歩くのは危険。ちょっと遠回りになるけれど、車の少ない安全な道を通って遊びに行こうね。」というように、子どもがわかるように、何度も伝えることが大切です。

こうしたやりとりの中で、子どもは危険なものを知り、どう回避するかを学んでいきます。

また、思いがけない危険もあります。たとえば、見知らぬ人からイヤなことをされそうになったときには、どうすればよいのか教えることが大切です。

子どもに危険や事故の防止、対処の仕方について教える

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6.遊び・ゆとり

遊びが子どもを大きくする。

子どもは遊びが仕事です。

遊びはこどもの心の成長にとても大切です。小さいころからの遊びを通して、子どもは感覚を働かせ、運動をし、ものをつくり、想像します。しかし、遊びの機会が減るとともに、外で駆けまわるような遊びから、家の中でのひとり遊びが目立つようになりました。

また、親自身も、「小学校に入ったら勉強が第一、遊びは終わり」というような誤った意識への切り替えをしてはいないでしょうか。子どもにとって遊びがいかに大切かを認識して、ゆったりのびのびと遊ばせましょう。

子どもはのびのび遊ばせる

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7.思いやり

愛は、家庭で教わらなかったらよそで学ぶのはムズカシイ。

ピンチのときこそ、家族の絆が試される。

子どもの成長につれ、子どもの生活する世界は家族を越えてますます広がり、人間関係においてもさまざまな経験をすることになります。順調なことばかりでなく、いろいろな悩みにぶつかることもあるでしょう。

そうしたときに家族のやさしさや思いやりがあると、それが励ましになり、子どもにとっては勇気をもって、問題を解決する力にもなるでしょう。そしてさらに、人々と思いやりをもって接する心をはぐくみ、人との友好的な関係を築く力をはぐくみことにもつながるでしょう。

まず、家族で思いやる

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8.個性と夢

人は夢を育て、夢は人を育てる。

夢をもつと、人は強くなる。

今の子どもは冷めていて、将来の夢や希望ももたず、難しい目標はチャレンジする前に諦めてしますと言われています。しかし、子どもは子どもなりに夢や希望をもっています。どんなに小さく、どんなにヘンに思えるものでも、その夢や希望に耳を傾けましょう。

また、自分の経験や、長い間にわたって苦労して夢を実現した人々の生き方などを折にふれて話しましょう。そして人生の目標は汗を流し、失敗を重ねながら達成していくものだと、励まし、あたたかく見守っていきましょう。

親は子どもの応援団です。

子どもの夢や希望に耳を傾け励ます

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