姉妹都市カナダ・ビクトリア市『太平洋の架け橋に』
広報ID1033521 更新日 平成31年3月1日 印刷
カナダ・ビクトリア市と姉妹都市
盛岡市は、昭和60年(1985年)にカナダのビクトリア市と姉妹都市の盟約を交わしました。提携は、かつて国際連盟事務次長を務めた盛岡市の生んだ国際人新渡戸稲造博士(文久2年~昭和8年(1862年~1933年))が国際会議の帰途、同地で客死した縁によるものです。
これをきっかけに多くの市民にとって世界がより身近なものに感じられるようになり、姉妹都市ビクトリア市だけではなく、アジアをはじめ諸外国の多くの都市との交流が一段と活発に行われるようになりました。
このような市民の国際化への意識の高まりが、平成5年(1993年)のアルペンスキー世界選手権盛岡・雫石大会を成功に導き、「世界に開かれた魅力あるまち・盛岡」の創造に向けて大きなステップとなりました。
願わくは われ太平洋の橋とならん」という新渡戸博士の言葉を市民一人ひとりが胸に刻み、世界中の人々と交流の輪を広げていきたいと考えています。
ビクトリア・盛岡友好のトーテムポール
このトーテムポールは、盛岡市とビクトリア市の姉妹都市提携十周年を記念して、平成7年(1995年)6月盛岡市に寄贈されました。
一番上にあるイーグル(鷲)は、力・地位・富みを象徴する地位の高い紋章です。鷲がつかんでいる鮭は、環太平洋地域の人々にとって重要な食糧源であるこの魚を称えています。真ん中の像は、訪問者を歓迎する酋長の姿で、太平洋のかけ橋となって世界の平和を願った新渡戸稲造博士の志を象徴しています。一番下にあるのは鮭を抱いた熊です。
このトーテムポールは、ビクトリア市民を代表してビクトリア・盛岡友好協会から盛岡市に寄贈されたもので、ビクトリアのロバート・クロス市長一行と多くの盛岡市民の手により建立されました。
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