トーテムポール

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広報ID1042053  更新日 令和5年10月10日 印刷 

姉妹都市・ビクトリア市との友好のトーテムポール

トーテムポール(R5修繕後)

盛岡城跡公園芝生広場に、1本のトーテムポールが建っています。このトーテムポールは、盛岡市とビクトリア市の姉妹都市提携10周年を記念して、平成7年(1995年)6月盛岡市に寄贈されました。ビクトリア市民を代表して、ビクトリア・盛岡友好協会から盛岡市に寄贈されたもので、建立式にはビクトリアのロバート・クロス市長(当時)一行と約800人の盛岡市民が参加し、両市の友好を深めました。

一番上にあるイーグル(鷲)は、力・地位・富みを象徴する地位の高い紋章です。鷲がつかんでいる鮭は、環太平洋地域の人々にとって重要な食糧源であるこの魚を称えています。真ん中の像は、訪問者を歓迎する酋長の姿で、太平洋のかけ橋となって世界の平和を願った新渡戸稲造博士の志を象徴しています。一番下にあるのは鮭を抱いた熊です。

トーテムポールの修繕について

トーテムポールは、木材で作られており、風雨にさらされるため、腐食が生じやすいものです。北アメリカ大陸先住民の間では、建立したトーテムポールは自然にまかせ、朽ちた後は補修を行わず自然に帰すものとされていますが、盛岡市はこのトーテムポールをビクトリア市の友好を象徴する大切なものと考え、市民の皆様や各業者の皆様に協力をいただきながら、複数回にわたって修繕を行い、維持に努めてまいりました。

しかし、設置してから30年近くが経過し、令和5年(2023年)には、左翼が落下してしまいました。腐敗の進行が著しく、市民及び観光客の皆様への危険が伴う恐れがあることから、盛岡ビクトリア友好協会や各業者の皆様と話し合い、令和5年(2023年)に補修工事を行い、頭部の強度を上げるとともに、落下の危険性がある両翼を取り外すことといたしました。なお、取り外した両翼は、市で保管することといたします。

市民の皆様には、ビクトリア市との友好の象徴であるトーテムポールを引き続き見守っていただきますようよろしくお願いいたします。

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