盛岡ミューラル

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広報ID1033535  更新日 令和2年12月28日 印刷 

盛岡ミューラルは、平成22年(2010年)に盛岡市とカナダ・ビクトリア市が姉妹都市締結25周年を迎えたことを記念して盛岡市民とビクトリア市民により制作され、盛岡市に寄贈された高さ2メートル、幅5メートルの布地壁画です。

ミューラルとは

盛岡ミューラルの写真1
盛岡ミューラル

ミューラルは、カナダ・ビクトリア市で活動しているNPO法人クリエイティブ・ピース・ミューラル・ソサエティが提案する、高さ2メートル、幅5メートルの布地壁画です。制作地の文化や歴史、地理、アイデンティティーなどを布地で表現し、絵の周りを制作地の人々の手で囲む形式の芸術品です。

この布地壁画は「ピースミューラル」とよばれ、カナダ、北アイルランド、スイス、ウルグアイ、ウクライナ、コースト・サリッシュ、ニュージーランド、ウガンダ、中国、日本の世界5大陸、10カ国・地域で11枚が制作されました。その中の1枚が盛岡で制作された「盛岡ミューラル」です。

「盛岡ミューラル」

「盛岡ミューラル」とは

「盛岡ミューラル」は、姉妹都市締結25周年を記念して、盛岡市民とビクトリア市民が共同で制作した「友好の証」です。

ミューラルは、1つの国・地域が1枚の中に表現される構図で統一されていますが、この「盛岡ミューラル」は1枚の中に盛岡市とビクトリア市の2都市が表現されている特別なミューラルです。

デザインは、姉妹都市を提携するきっかけとなった新渡戸稲造博士の言葉である「太平洋の橋」を中心部に雲で表現し、左側に盛岡市、右側にビクトリア市を描いています。また、扇形の中に盛岡市、メープルリーフ形の中にビクトリア市の名所や特産品などが描かれています。

盛岡市を表現するデザインは、盛岡市内の中高生約1500人がアイディアを出し、盛岡市内の高校や専門学校、大学のデザイン専攻の学生たちがデッサンをしました。そのデッサンが、大学生や盛岡市民のボランティアの手により布地に置き換えられました。

「盛岡ミューラル」の経緯

平成22年(2010年)に姉妹都市締結25周年を迎えるにあたり平成21年(2009年)に「姉妹都市締結25周年記念事業実行委員会」が発足し、記念事業の1つとしてミューラルプロジェクトが動き出しました。

平成22年(2010年)8月4日ビクトリア市で制作を開始し、8月25日に制作地を盛岡市に移して、盛岡市民の手により9月10日に完成しました。

「盛岡ミューラル」の展示場所

「盛岡ミューラル」は、もりおか歴史文化館に展示しています。もりおか歴史文化館は、ビクトリア市と姉妹都市を提携するきっかけとなった新渡戸稲造博士の生誕の地が近くに存在する場所であるとともに、トーテムポールやハンギングバスケットで彩られたビクトリアロード、鮭のモニュメントなどビクトリア市との姉妹都市交流を感じることができる場所にあります。

ビクトリア市でのミューラル制作の様子の写真
ビクトリア市でのミューラル制作の様子
ミューラル制作の様子の写真1
子どももミューラル作りに参加
ミューラル制作の様子の写真2
盛岡市民が力を合わせて作りました
ミューラル制作の様子3
ハンドプリントにたくさんの盛岡市民が参加しました

「盛岡ミューラル」がロンドンに展示されました


ロンドン展示の写真1
Hands Around the World開会式典

「盛岡ミューラル」は、平成24年(2012年)6月14日から7月2日まで、ロンドンの世界遺産ウエストミンスター宮殿のホールにて開催された、英国議会主催「Hands Around the World(ハンズ アラウンド ザ ワールド)」にて展示されました。世界のミューラル11枚のうち10枚が一堂に会した展示会で、世界中の人々の目に触れることにより、「盛岡」を世界に発信する機会となりました。

ロンドンでの展示終了後は、11枚の全作品がそろい各国で展示されていましたが、平成26年(2014年)3月に盛岡市に戻り、もりおか歴史文化館で再び公開されています。

ロンドン展示の写真2

ロンドン展示の写真3

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交流推進部 文化国際課
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電話番号:019-626-7524(都市交流係)、019-613-8465(芸術文化係)
ファクス番号:019-622-6211
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