動物公園公民連携事業について
広報ID1021274 更新日 平成29年10月17日 印刷
盛岡市動物公園では、運営経費増や多額の維持修繕費などの問題を解決し、設立当初の設置目的や基本方針を堅持しつつ園を存続させるため、公民連携事業を導入して民間投資を誘導し、活性化を目指します。
動物公園公民連携事業について
動物公園の抱える問題
・運営経費の増
来園者数減少による収入減と盛岡市動物公園公社職員の人件費増による市の財政負担が右肩上がりで増加しています。
・多額の維持修繕費
破損箇所の修繕で約5億円、高圧受電設備の老朽化で約2億円、計約7億円の財政負担が発生します。現在も破損箇所は増え続けています。
・ニーズにあった施設
開園後に旭山動物園の展示方法が話題となり、来園者のニーズが大きく変わりました。
ニーズにあった施設に転換するためには、巨額の建設費が必要となります。
問題を解決するための方策
現運営体制等では、問題を解決するための対応が困難と判断し、設立当初の設置目的や基本方針を堅持しつつ動物公園を存続させるための方策として公民連携事業の導入を検討しました。平成27年度から平成28年度において民間活力と民間資金を導入する可能性を探る調査を実施した結果、導入の可能性が示されたことから、民間投資を誘導して活性化することを目指します。
動物公園公民連携事業で目指すもの
事業の理念
岩山エリアの価値を向上
事業の目的
・市民サービスの水準向上
公共的精神を持った民と連携することにより、質の高いサービスに引き上げる。
・地域経済の循環
民の経営ノウハウによって黒字運営を行う。地元資本企業や地域の人材を活用することで、雇用や新たな事業が生まれ、地域循環経済となる仕組みを作る。
・公的負担の抑制
民間資金を活用することで、公的財政負担の軽減を図る。
事業の仕組み
これまでの官主導の発想を転換し、官と民が真にパートナーシップを築くことが必要です。
市民サービスにおいて、質の高いサービスを提供し、動物公園のある岩山エリアの価値を高めていくことを目指します。
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