第21回市民意識調査:調査結果と考察「ごみの減量とリサイクルの推進について」

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広報ID1009081  更新日 平成28年8月21日 印刷 

問16 ごみの減量やリサイクルで心がけていること

ほとんどの項目で50パーセントを超えており、どれも関心が高いと言えます。特に、「空き缶や古紙、びんは、地域の資源集団回収に出す」の割合が76.3パーセントと最も高いです。回収量は年々減少している傾向にありますが、減量やリサイクルの手段として最も認識されていることから、今後も活動を支援していく必要があります。
一方、「不用になった衣料品などは、リサイクルショップやフリーマーケットに出す」の割合は33.6パーセントで最も低いです。現在、盛岡市でも活用について啓発を行っていますが、今後、より効果的に実施していく必要があります。
 

問16 ごみの減量やリサイクルで心がけていることのグラフ


  • 詰め替えや繰り返し使用できる商品を選択して購入する:68パーセント
  • 買い物にはマイバッグを持参し、レジ袋はもらわない:61.8パーセント
  • 作り過ぎ、食べ残しに気をつける:51.7パーセント
  • 生ごみは、よく水を切ってから出す:54.7パーセント
  • トレイ、紙パックは、スーパーマーケットなどの店頭回収に出す:55.2パーセント
  • 不用になった衣料品などは、リサイクルショップやフリーマーケットに出す:33.6パーセント
  • 空き缶や古紙、びんは、地域の資源集団回収に出す:76.3パーセント
  • その他:3.6パーセント
  • 特に心がけていることはない:2パーセント
  • 無回答:1.2パーセント

問17 ごみの減量やリサイクルに効果的な方策

「資源集団回収などのごみ減量・リサイクルの活動を支援する」の割合が過半数となっているのに対し、「分別収集する資源となるごみの品目を増やす」の割合が低く、行政回収よりもほかの活動による回収の活性化が望まれていることが伺われます。 

問17 ごみの減量やリサイクルに効果的な方策のグラフ


  • ごみの減量やリサイクルの重要性について説明を行うとともに、広報紙、ホームページなどを通じて情報を提供する:49.6パーセント
  • 資源集団回収などのごみ減量・リサイクルの活動を支援する:55.9パーセント
  • トレイなどの容器包装やレジ袋を減らすよう、スーパーマーケットなどに働きかける:40.6パーセント
  • 分別収集する資源となるごみの品目を増やす:19.5パーセント
  • ごみの収集を有料にする:10.7パーセント
  • その他:6.9パーセント
  • 分からない:6.3パーセント
  • 無回答:3.4パーセント

問18 ごみ処理の有料化

平成19年度の調査より「納得できる額であれば負担してもいい」の割合が0.7倍と減少したのに対し、「ごみの処理の経費は、今までどおり税金でまかなうべきだと思う」の割合は1.38倍に増加しており、有料化に対する抵抗感が高くなったものと思われます。

問18 ごみ処理の有料化のグラフ


  • ごみの排出量を減らすためには負担もやむを得ない:13.9パーセント
  • 納得できる額であれば負担してもいい:24.1パーセント
  • ごみの処理の経費は、今までどおり税金でまかなうべきだと思う:49.7パーセント
  • その他:5パーセント
  • 分からない:4.7パーセント
  • 無回答:2.6パーセント

平成19年度市民意識調査の同設問の結果

  • ごみの排出量を減らすためには負担もやむを得ない:15.6パーセント
  • 納得できる額であれば負担してもよい:34.3パーセント
  • ごみ処理の経費は、行政が全額負担すべきである:36パーセント
  • わからない:8.1パーセント
  • その他:4.3パーセント
  • 無回答:1.7パーセント

問19 ごみの減量や処理に関する意見

分別を守らない者についての意見のほか、過剰包装などの民間の取り組みに対する意見が目立つ結果となりました。
アパートや学生などに対する周知啓発は現在も実施していますが、今後重視していくべき事項として位置付けることについて検討する必要があるものと思われます。
民間への取り組みは、製造事業者に対しては国全体での取り組みを実施していることから、盛岡市としては国の取り組みに基づく市域内の販売事業者への啓発を今後も実施していく必要があると思われます。
 

主な意見

  • ごみの処理の有料化についての意見
    • 有料化賛成   32件
    • 有料化すると不法投棄が増える   12件
    • 有料化は方式の検討や条件が必要である   10件
    • 有料化反対   19件
  • 分別収集についての意見
    • 分別や収集の方法を見直すべき   31件
    • 回収日数や回数を増やすべき   8件
    • 分別品目が多い、細かい   12件
    • 分別品目が少ない、分別が甘い   8件
    • 高齢者には分別やごみ出しが難しい   14件
    • 市も民間と同様にポイント制や特典を活用すべき   10件
  • 啓発についての意見
    • 分別などのルールを守らない者や違反ごみについて   34件
    • 学生や若者などに対する教育の必要性   16件
    • アパート住人の意識の低さ   13件
    • 各個人が分別や減量の意識を高める必要がある   23件
    • 分別についての啓発の充実   23件
    • 適正処理や減量・資源化についての情報提供の充実   19件
    • 民間事業者に対する行政の働きかけの必要性   56件
  • 集積場所についての意見
    • 集積場所におけるカラス対策や清潔の保持の必要性について   15件
    • 常設の集積場所の要望について   12件
    • 小屋型や金網の必要性について   7件
  • 生ゴミについての意見
    • 生ごみは自家処理している   13件
    • 自宅でのコンポスト処理等を推進すべき   12件
    • 分別収集や資源化の推進   11件
  • 包装についての意見
    • 過剰包装について   75件
    • レジ袋の有料化について   6件
    • 詰め替え商品について   4件
  • その他の意見
    • 自分が意識していることについて   65件
    • 施設の有効利用や利便化について   11件
    • ごみ袋について   9件
       

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