令和元年度市民アンケート調査：調査結果と考察「盛岡の食と農について」

問9　市内の産地が明示された農畜産物の認識

「ある」の割合が81.4パーセントと高い結果となりました。全国の消費者を対象とした同様の調査（※）では、全国の消費者の「ある」の割合は、32.7パーセント、このうち岩手県全域の消費者を抽出した「ある」は62.4パーセントにとどまっており、比較すると本調査における市民の認知度が高い結果となりました。
※もりおかの食と農バリューアップ戦略効果測定調査（盛岡産農畜産物の認知度測定等に係る消費者調査）（盛岡市農林部、調査期間：令和元年7月22日～7月30日、対象者数：各2,940人）

• ある：81.4パーセント
• ない：17.6パーセント
• 無回答：1.1パーセント

参考：もりおかの食と農バリューアップ戦略効果測定調査の結果

調査対象：全国

• ある：32.7パーセント
• ない：67.3パーセント

調査対象：岩手県

• ある：62.4パーセント
• ない：37.6パーセント

問10　盛岡産農畜産物の意識的購入

「店先で見かけたら購入している（41.9パーセント）」が一番高い結果となりました。「日頃から積極的に購入を心がけている（17.1パーセント）」「店先で見かけたら購入している（41.9パーセント）」と意識購入に積極的な回答の合計が59.0パーセントとなりました。同様の調査を行った平成30年度まちづくり評価アンケートでは、「日頃から購入を心がけている」「店先にあれば購入している」の回答の合計が60.9パーセントとなっており、比較すると本調査では1.9ポイント低い結果なりました。

• 日頃から積極的に購入を心がけている:17.1パーセント
• 店先で見かけたら購入している:41.9パーセント
• 意識して購入したことはない:39.7パーセント
• 無回答:1.3パーセント

参考：平成30年度まちづくり評価アンケートの類似設問の結果

• 日頃から積極的に購入を心がけている:17.4パーセント
• 店先で見かけたら購入している:43.5パーセント
• 意識して購入したことはない:37.8パーセント
• 不明：1.2パーセント

問11　盛岡産農畜産物を身の回りの人物に薦めるか

「おすすめしたい（52.3パーセント）」の割合が一番高く、次に「おすすめするか検討する（27.3パーセント）」となっています。「強くおすすめしたい」と「おすすめしたい」と合わせると、61.4パーセントとなっており、6割以上に盛岡産農畜産物の推奨意向がみられます。

• 強くおすすめしたい：9.1パーセント
• おすすめしたい：52.3パーセント
• おすすめするか検討する：27.3パーセント
• おすすめしない：9.9パーセント
• 無回答：1.4パーセント

問12　盛岡の美味いもんアンバサダーの認知度

「知らないが行ってみたい（49.7パーセント）」が一番高く、「知っていて、店に行ったことがある（5.2パーセント）」と「知っているが店に行ったことがない（22.4パーセント）」を合わせた『盛岡の美味いもんアンバサダー』制度を認知している割合は27.6パーセントに留まります。しかしながら、全体の5割弱が「知らないが店に行ってみたい」と回答しており、現状認知していなくても、飲食店において提供される特産農畜産物を使った創作メニューに興味関心を持っていることがうかがえます。

• 知っていて、店に行ったことがある：5.2パーセント
• 知っているが店に行ったことがない：22.4パーセント
• 知らないが店に行ってみたい：49.7パーセント
• 知らないし関心がない：21.7パーセント
• 無回答：1.0パーセント

問13　美食王国もりおかウェブサイトの認知度

「知らないが見てみたい（55.6パーセント）」が一番高く、「知っていて、見たことがある（4.9パーセント）」と「知っているがみたことがない（14.5パーセント）」を合わせたウェブサイトを認知している割合が19.4パーセントに留まります。
しかしながら、全体の5割以上が「知らないが見てみたい」と回答していることから、ウェブサイトを認知しアクセスしてもらうため情報の接点を増やす取り組みが必要と考えます。

• 知っていて、見たことがある:4.9パーセント
• 知っているが見たことがない:14.5パーセント
• 知らないが見てみたい:55.6パーセント
• 知らないし関心がない:23.7パーセント
• 無回答:1.3パーセント

問14　美食王国もりおかファンクラブの認知度

「知らないし関心がない（56.5パーセント）」が一番高く、「知っていて、加入している（0.4パーセント）」と「知っているが加入していない（13.0パーセント）」を合わせた制度自体を認知している割合が13.4パーセントに留まります。一方で、全体の3割弱の27.8パーセントが「知らないが加入を検討したい」と回答していることから、ファンクラブ制度を認知してもらうための情報の接点を増やす取り組みが必要と考えます。

• 知っていて、加入している：0.4パーセント
• 知っているが加入していない：13.0パーセント
• 知らないが加入を検討したい：27.8パーセント
• 知らないし関心がない：56.5パーセント
• 無回答：2.3パーセント

問15　食や農業体験への興味関心

1位が「食に関するイベント参加（40.4パーセント）」、2位が「家庭菜園（35.5パーセント）」、3位が「料理教室（29.0パーセント）」、4位が「農業体験・収穫体験（21.8パーセント）」となりました。

• 食に関するイベント参加：40.4パーセント
• 食に関するセミナー参加：15.7パーセント
• 農業体験・収穫体験：21.8パーセント
• 料理教室：29.0パーセント
• 家庭菜園：35.5パーセント
• 食育プログラム：15.5パーセント
• 食に関わる資格取得：12.2パーセント
• 農業に関するオーナー制度：9.1パーセント
• 農家民泊：9.2パーセント
• 無回答：12.3パーセント