令和3年度市税収納率向上対策

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広報ID1036961  更新日 令和3年9月14日 印刷 

基本方針

1. 基本的な考え方

 市税等の自主財源の確保及び納付者の負担公平性を図るため、厳正で的確な滞納整理や効率的な収納体制の整備などをより一層すすめる一方、新型コロナウイルス感染症の影響等により生活困窮が見られた場合には、納税者の状況に応じて納税の猶予制度を適用しながら、収納の確保に努めていきます。

2.令和3年度収納率向上のための基本方針

  • 市税等の滞納解消及び自主財源の早期確保
  • 事務等の随時見直しによる収納や徴収環境の整備
  • 滞納整理等に係る具体的な数値目標の設定

令和3年度収納率向上のための具体的な取り組みの方向性

1.市税等の滞納解消及び自主財源の早期確保

(1)夜間・休日の納付相談窓口を定期的に開設するとともに、その周知に努めます。

(2)適宜適切な滞納整理と納期内納付を推進します。

  • 納税意識が希薄等の滞納者に対しては厳正に対処する一方で、新型コロナウイルス感染症の影響等により収入が減少するなど一時に納付ができない納税者については、納税の猶予制度を適用するなど個別・具体的な実情を十分に把握しながら滞納整理を行います。
  • 納期内納付の推進により、効率的な債権回収に努めます。
  • ペイジーによる口座振替の拡大を行います。
  • 納税推進センター等において、納付の慫慂及び口座振替の周知・相談受付を行います。
  • 市県民税特別徴収対象事業者の拡大を推進します。 

(3)「岩手県地方税特別滞納整理機構」を活用します。「岩手県地方税特別滞納整理機構」へ徴税担当職員1名を引き続き派遣するとともに、高額滞納事案等の移管を行います。

(4)税外においては、新型コロナウイルス感染症の影響下ではあるものの、それぞれの工夫により、より効果的な催告を実施するとともに、必要に応じ悪質・長期の滞納者に対しては、提訴や納税課への移管による滞納処分を実施します。

2.事務等の随時見直しによる収納や徴収環境の整備

(1)市県民税や固定資産税など合計9科目については、時間的制約のないコンビニエンスストア収納を引き続き 継続するとともに、東北六県内の郵便局での窓口納付に対応できる体制を維持します。

(2)市税について、令和3年4月から導入した窓口手続きを不要とする納付が可能なクレジット納付及びスマホ決済アプリ納付を継続実施するとともに、スマホ決済アプリの対応事業者の増加による利便性の向上を図り、早期収納に向けた収納機会の拡大を目指します。

(3)盛岡市納税推進センター(コールセンター)の活用

 現年度滞納者を対象に、税外2科目を含め業務委託事業者による電話や文書による納付勧奨等により、滞納者 に対して納税意識の向上を促し現年度収納率の向上を図るほか、データ入力等を補助し、滞納整理業務を効率的に行います。

(4)収納・徴収事務の効率化

  • 市の健全な財政運営を資するため、収納した税金等の適切かつ迅速な処理に努めます。
  • 限られた時間、人員、経費で成果を生み出すため、事業の優先順位及び業務改善を常に意識し、事務の適正化、効率化を図り、滞納整理を行う機会の増加に努めます。

3.滞納整理に係る具体的な数値目標の設定

  • 令和3年度の市税収納率の目標は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた2年度目標の達成状況も勘案し以下のとおりとします。現年度分は99.05%、滞納繰越分は32.00%、現年度・滞納繰越合計で97.70%を目標とします。
  • 国民健康保険税の収納率は、現年度分93.50%、滞納繰越分32.00%を目標とします。
  • 保育所保育料の収納率は、現年度分99.80%、滞納繰越分40.01%を目標とします。
  • 住宅使用料の収納率は、現年度分98.00%、滞納繰越分17.00%を目標とします。

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