志波城の復元 外郭築地塀・櫓

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広報ID1009516  更新日 平成28年8月21日 印刷 

発掘調査により、外郭南辺築地塀の基底部の一部が残存していることが確認され、「延喜式」などから高さが推定されました。
版築の堰板は、強度と当時の軍事的緊張関係を考え、クリの割材を用いました。
櫓は、築地塀をまたいで設置されており、上階には矢を収めるための「矢倉」を復元しました。

復元された外郭築地塀と櫓の写真
復元された外郭築地塀と櫓

外郭築地塀

  • 構造:版築による土塀
  • 規模:基底幅2.4メートル、高さ4.5メートル、1スパン6メートル
  • 屋根:上土屋根(木部はヒバ)
  • 復元長:外郭南門の両脇252メートル
  • 復元工事:平成5年~平成9年

  • 構造:掘建柱櫓
  • 規模:桁行2間(6.0メートル)、梁行1間(4.2メートル)、高さ7.0メートル
  • 使用木材:クリ(柱・台輪)、ヒバ
  • 元工事:平成5年~平成8年
写真3
外郭櫓復元立面図
写真4
外郭櫓発掘調査平面図

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