こころと体を元気にする「睡眠」
広報ID1006635 更新日 令和5年4月12日 印刷
2週間以上続く不眠はこころのSOS
眠れてますか?
「睡眠」は、肉体的、精神的な疲れを取るために欠かせません。睡眠不足は心身の健康バランスを崩してしまいます。
近年、社会的問題となっている、自殺の原因となる「うつ病」の症状の中でもっとも自覚しやすいのが「不眠」です。2週間以上の不眠が、休日も含め毎日続くときは、うつのサインかもしれません。
うつ病は、早期に適切な治療を受ければ回復する病気です。眠れない日が続いたら早めに受診や相談をすることをお勧めします。
不眠のサインをチェック!
チェック項目が多いほど要注意!
- 床に入ってもなかなか寝つけない
- 夜中に目が覚めて眠れなくなる
- 朝早く目が覚めてしまう
- 眠りが浅いと感じる
- 寝覚めが悪い
- 寝ても疲れがとれない
ぐっすり朝まで眠るためのポイント
睡眠時間は個人で異なります。まずは、生活習慣を見直し、睡眠環境を整えましょう。
眠りを邪魔する刺激を避けて、寝る前に自分なりのリラックス法をすすめる事も効果的です。
- 午後のカフェイン (コーヒー、お茶など)を控える。
- 興奮する映画や読み物などをさける
- 寝るときは部屋を暗くする (レトロなあかりは眠りを誘い、青っぽい光は覚醒を誘導。)
- 睡眠環境を整える (部屋の明るさを調整し、寝具を身体にあったものにする。)
- 寝る直前の食事を控える (夕食は軽めにとる)
- 寝る前にぬるめのお風呂に入りリラックス
- アルコールを控える (寝酒では熟睡できません!)
- 夕方に適度な運動をすすめ、強い運動や作業は控える
- できるだけ同じ時間に起きるようにする
- 朝起きてから、太陽の光を浴びるようにする。(光は眠りと覚醒のスイッチ。起きるときはできるだけ明るく。
- 昼寝は15時前に20分程度に
周りの人ができること
周りの人に気になる様子が見られたら、「最近、ちゃんと眠れてますか?」と声を掛けてみてください。「いつもと違うな」という変化に気付いたら、ゆっくりと話を聞いてあげたり、休養を勧めたり、必要であれば専門機関への相談を勧めてみましょう。
あなたの周りにはこんな人はいませんか?
- 「眠れない」とよく口にするようになった
- 食欲がなくなった
- 体調不良の訴え(体の痛みや倦怠感)が多くなった
- 表情が暗く、ぼんやりとすることが多くなった
- 集中力がなくなり、仕事の能率が悪くなった
- 遅刻、欠勤、早退が多くなった
- 周囲との交流を避けるようになった
- 趣味やスポーツ、外出をしなくなった
- 新聞やテレビに関心がなくなった
- 飲酒量が増えた
など
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保健所 健康増進課 こころの健康担当
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