西アフリカで発生しているエボラ出血熱について

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広報ID1006622  更新日 平成28年8月21日 印刷 

エボラ出血熱は、2014年3月以降、西アフリカで流行し、現在も、ギニア、シエラレオネの2カ国において流行が続いています。
現在、日本国内での患者の発生は確認されていませんが、国内での発生に備え体制を整備しておりますので、市民の皆さんのご協力をお願いします。

西アフリカから帰国または入国された方へ

  1. 帰国または入国時
    過去3週間以内に、流行2カ国(ギニア、シエラレオネ)に滞在歴がある人は、空港で問診が行われた際に申告してください。
  2. 帰国後
    帰国時または入国時に症状がない場合は、最大21日間の健康観察(健康監視)が実施されますので、ご協力をお願いします。
  3. 発症した場合
    発熱などの症状が見られた場合は、医療機関を受診せず、盛岡市保健所保健予防課までご連絡ください。

市内医療機関の皆さんへ

次の3点について、対応くださるようお願いします。

  1. 発熱症状を呈する患者には必ず渡航歴を確認する。
  2. 受診者について、発熱症状に加えて、ギニアまたはシエラレオネの過去1カ月以内の滞在歴が確認できた場合は、エボラ出血熱の擬似症患者として直ちに最寄りの保健所長へ届出を行う。
  3. ギニアまたはシエラレオネの過去1カ月以内の滞在歴を融資、かつ、発熱症状を呈する患者から電話の問い合わせがあった場合は、当該エボラ出血熱が疑われる患者に対し、最寄りの保健所へ連絡するよう、要請する。

エボラ出血熱に関する連絡および問い合わせ先

<エボラ出血熱に関する連絡および問い合わせ先>
盛岡市保健所 保健予防課 感染症対策担当

  1. 平日日中
    電話 019-603-8308 盛岡市保健所保健予防課感染症対策担当
  2. 夜間および休日
    電話 019-651-4111 盛岡市役所代表(担当が折り返し連絡します。) 

エボラ出血熱とは

エボラウイルスによる感染で、患者の体液(血液、分泌物、吐物、便など)や流行地域で感染した動物(オオコウモリ、サルなど)などに、十分な防護なしで触れた際に、ウイルスが傷口や粘膜から入り込むことで感染します。
潜伏期間は、2日から21日(多くは7日から10日)で、発熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛、咽頭痛などの症状で始まり、次第に嘔吐、下痢、胸部痛、出血(吐血、下血など)などの症状が現れます。
治療法として、現時点では明確な効果が証明されたワクチンや薬剤がないため、対症療法が中心となります。  

流行地域への渡航について

西アフリカへ渡航する必要がある場合は、地域の情報に注意して、手洗いなどの衛生対策を行うとともに、感染が疑われる患者や動物との接触は避けるようにしましょう。
また、現在のところ渡航の制限はありませんが、流行地域への不要不急の渡航は延期することを検討してください。

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このページに関するお問い合わせ

保健所 指導予防課 感染症対策担当
〒020-0884 盛岡市神明町3-29 盛岡市保健所6階
電話番号:019-603-8244 ファクス番号:019-654-5665
保健所 指導予防課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。