チャイルドシート

チャイルドシートの目的

自動車に乗車する際には、全ての座席でシートベルトを着用する義務があります。シートベルトは、肩・腰骨で身体を支え、衝突時の衝撃を和らげ車外へ飛び出すのを防止するものです。
小さな子どもににとって、シートベルトの代わりになるのがチャイルドシートです。
チャイルドシートには、万が一の事故の際、乳幼児が車外に放出されるのを防いだり、座席シートや同乗者などへの衝突を防止する役割があります。
チャイルドシートを使用しなかった場合、交通事故による致死率は極めて高くなります。

着用率

警察庁と一般社団法人日本自動車連盟（JAF）が、令和元年6月1日から6月16日までの間に合同で実施したチャイルドシート使用状況の全国調査の結果では、全国平均の使用率は70.5％ (前年比＋4.3ポイント)となっています。
着用率は、年々上昇しているものの、まだ低い状況です。

チャイルドシートは、使用の方法を誤ると、効果がなくなりますので、一人ひとりの体型に合ったチャイルドシート、ジュニアシートに座らせ、取扱説明書などに従って正しく使用しましょう。

着用の義務

6歳未満の幼児を乗せて運転する場合、チャイルドシートの着用は道路交通法により義務付けされており、着用させないと自動車の運転者は交通違反となり違反点が1点加算されます。

チャイルドシートの種類

乳児用

• 体重10キログラム未満
• 新生児から1歳くらいまで

幼児用

• 体重9キログラムから18キログラム以下まで
• 1歳から4歳くらいまで

学童用

• 体重15キログラムから36キログラム以下まで
• 4歳から10歳くらいまで

(注)体重・年齢はあくまでも目安であり、製品によって異なります。
(注)家族の人数・車の型式・子どもの安全を考えて備え、子どもを守りましょう。

チャイルドシートの貸出しについて

盛岡市はチャイルドシートの貸出しを行っていません。

チャイルドシートの貸出しについては岩手県交通安全協会(電話：019-652-4597)に問い合わせください。

• 岩手県交通安全協会ホームページ（外部リンク）