盛岡市の味と技

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広報ID1009300  更新日 令和5年4月7日 印刷 

わんこそば

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先祖から伝わる「おもてなしの心」からうまれた、この地独特の伝統食文化です。宴の席で大勢のお客さまをもてなすために考えられたと伝えられています。一口大の小分けにしたそばを、さまざまな薬味とともにたっぷりと味わいます。店によっても違いますが、15杯前後で通常のもりそば1杯分。給仕さんとの掛け合いも楽しい、盛岡ならではの「わんこそば」をぜひご賞味ください。事前の予約をお勧めします。

盛岡冷麺

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朝鮮半島北部出身で日本へ移住した食道園の青木輝人さんの手により盛岡で誕生しました。小麦粉とでんぷんによる強いコシと透き通った麺が特徴。スープは牛骨・鶏肉などを煮込んで味付けしていて、飲み心地良くコクもたっぷりでキムチの辛さと相性がぴったりです。キムチの量で辛さを調節でき、ゆで卵やキュウリ、季節の果物などが盛り付けられていることで多彩な味になります。各店と製麺業者が努力と工夫を重ねた味をぜひお試しください。

盛岡じゃじゃ麺

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もともとは「炒めみそうどん」という意味の中国東北部の麺を参考に、白龍(ぱいろん)の高階貫勝さんが屋台から始めた麺料理です。麺と特製みそをよく混ぜ合わせ、好みでおろししょうがや酢、ニンニク、ラー油を加え、食べるほどくせになる味わいです。
麺と具は全部食べ切らずに少しだけ残して、「ちーたんたん(鶏蛋湯)」と注文してください。おいしい卵スープを味わうことができます。みそに工夫を凝らした各店の味をお楽しみください。

薮川そば・外山そば

薮川そば・外山そばの写真

「薮川そば・外山そば」は、本州一寒さが厳しいといわれる玉山区薮川産のそばです。北上山地にある薮川地区は夏でも1日の気温差が激しい土地。この気候は、そばを栽培するのに最適で、昔からそば作りが盛んに行われてきました。厳しい寒さに育まれたおいしさを味わってください。

もりおか短角牛

もりおか短角牛の写真

牛の品種の一つである日本短角種の子牛生産が盛んな地域柄から、「盛岡生まれ・盛岡育ち」の牛を生産しようと平成20年度から肥育を開始しました。平成23年度にデビューし、主に盛岡市内の飲食店で味わうことができます。12月から3月が「旬」の時期で、ヘルシーな赤身肉が特徴です。
噛めば噛むほど肉本来の旨みや香りが感じられます。
また、盛岡さんさ踊りの太鼓の皮には、丈夫で音が良いとの理由で古くから日本短角種の皮が使用されています。

南部せんべい

南部せんべいの写真

南北朝の戦乱期、難を逃れて陸奥へ来た長慶天皇が片田舎で食料が尽きた際、お供の赤松某が農家でそば粉とゴマ、塩を手に入れて、鉄かぶとで焼いてせんべいを作って差し上げたのが起源との説も。後に、おやつとして南部地方に伝えられ、最近は健康食としても人気です。

お茶餅

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柔らかくて香ばしいおもち。その形から「うちわもち」と呼んでいたものが「うじゃもち」「お茶もち」と変化していったのだとか。お茶請けとしても好評です。

盛岡駄菓子

盛岡駄菓子

青豆や大豆、米などの原料を使い、一つ一つ手づくりされる駄菓子の数々。青たんきり、米ねじり、黒豆、ハッカ糖、焼酎糖など、形も色も味も素朴で昔懐かしい味。

黄精飴(おうせいあめ)

黄精飴(おうせいあめ)の写真

求肥の和菓子。名僧・方長老が、不老長寿の漢方薬「黄精(おうせい)」と同じ成分があると伝え、今日まで製法を変えていない伝統の銘菓です。

ぶぢょほまんじゅう

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気取って二口で食べようとすると黒蜜がこぼれて「不調法」してしまうことから、このユニークな名前が付けられました。不調法せず、ぜひ一口で。

地酒

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南部杜氏のふるさとである岩手には数多くの地酒があります。市街地に湧き水あるほど、水がきれいな盛岡には「あさ開」「桜顔」「赤武」の3つの造り酒屋があり、おいしい地酒が造られています。

地ビール

ベアレン醸造所の地ビールの写真

100年以上前の仕込釜などクラシカルなビール造りに取り組んでいるベアレン醸造所。本格的な地ビールは奥深い味わいを醸し出します。

ワイン

五枚橋ワイナリーの林檎ワインとシードル

地元のリンゴを原料に低温発酵した五枚橋ワイナリー。リンゴの種類により「林檎ワイン」が数種類あります。また、冬季限定発売のシードルも人気です。

南部鉄器

南部鉄器の写真

南部藩に保護され、400年の伝統を受け継いできた南部鉄器。1975年には伝統的工芸品として全国第1号の指定を受けています。伝統ある湯釜や鉄瓶のほか、モダンなクラフトなど現代的なセンスも加えて幅広い支持を得ています。最近では、日本の伝統的工芸品として海外でも高く評価。南部鉄器は重厚な中にも温かさを感じさせ、インテリアや日用品として愛用されています。

民芸品・郷土玩具

盛岡の初夏の風物詩を玩具にした「チャグチャグ馬コ」は、飾りの鈴もチャグチャグと快く響きます。金を牛の背に積んだ「金ベコ」は縁起物として贈り物に最適。丸みと木の手触りが心を和ませる「こけし」、懐かしい繭を使ったまゆ人形は起き上がりの仕掛けになっていてゆれかたがかわいらしく、十二支や繭ひなが好評です。

チャグチャグ馬コの写真

金ベコの写真

こけしの写真

繭人形の写真

南部古代型染

南部古代型染の写真

藩政時代に武士たちが衣類などに用いた図柄を復元した染め物。南部家の紋章だった向鶴をはじめ、ボタン、千羽千鳥などの型紙を彫り、布の上に防染のりを置いて染め抜くという伝統的な手法で作られています。

南部紫根染・茜染

南部紫根染・茜染の写真

植物のムラサキ、アカネの根を染料に使った染め物。藩政時代は「南部紫」といわれたほど、岩手は紫根の産地でした。型を付けた布を一針一針縫い取っていく絞りは、縫うだけで半年から1年を要し、完成までに1年から5年かかります。

ホームスパン

ホームスパンの写真

明治初期、イギリス人宣教師が岩手に広めたホームスパンは、羊毛を染め、手紡ぎした糸で織るという全てが手作業の織り物。優しい風合いで気品があり、軽くて温かいのが特徴です。マフラーやネクタイ、ショールなど小物もいろいろあります。

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