盛岡市のお祭り

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広報ID1009299  更新日 令和6年6月25日 印刷 

盛岡の伝統の祭り

盛岡には、歴史と風土に培われた行事が多くあります。古くから米や馬の特産地として栄え、多くの伝統行事や民俗芸能が継承されています。ここでは特に有名な4つの祭りを紹介します。

チャグチャグ馬コ(6月第2土曜日)

チャグチャグ馬コの写真

毎年6月第2土曜日に開催される「蒼前様」を信仰とするお祭りで、100頭ほどの馬が滝沢市の鬼越蒼前神社から盛岡市の盛岡八幡宮まで約14キロの道のりを行進します。
馬のあでやかな飾り付けとたくさんの鈴が特徴で、歩くたびにチャグチャグと鳴る鈴の音が名称の由来といわれています。
昭和53年には国の「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に選定。平成8年には鈴の音が環境省の「残したい日本の音風景100選」に認定されています。 

盛岡さんさ踊り(8月1日~4日)

盛岡さんさ踊りの写真

さんさ踊りは藩政時代から受け継がれた踊りで、その起源は「三ツ石伝説」に由来し、今ではすっかり夏のメーンイベントとして定着しました。迫力満点の太鼓と軽やかな笛の音に合わせ舞い踊る、盛岡の夏の風物詩です。
平成26年6月29日には、和太鼓同時演奏世界記録に挑戦し、同時演奏3437人という世界記録を達成しました。
祭りの最終日には、「和太鼓同時演奏」の再現「世界一の太鼓大パレード」と、誰でも参加できる「大輪踊り」を行い、グランドフィナーレを飾ります。

盛岡舟っこ流し(8月16日)

盛岡舟っこ流しの写真

短い夏の終わりを告げる舟っこ流し。夕刻、堤灯やお供え物などで飾られた舟を北上川に浮かべ、火をかがります。水面に炎が照り映え、やがて静かに焼け落ちて流れの中へ。燈籠(とうろう)流しとともに、先祖の霊を送り無病息災を祈る伝統行事です。
今からおよそ280年前、盛岡藩第4代藩主南部行信の七女・麻久子が川施餓鬼(かわせがき)の大法事(いわゆる、灯ろう流し)を行ったことが始まりとされています。盛岡市の指定無形民俗文化財にも指定されています。

盛岡秋まつり・山車(9月14日~16日)

盛岡秋まつり・山車の写真

山車行事は300年の伝統を誇り、令和6年には岩手県指定無形民俗文化財に指定されています。1台に付き200人の若衆が引く絢爛豪華な山車とお囃子の行列が大八車の音をきしませて市内を練り歩き、毎年約10台の山車が参加します。
全ての山車が勢ぞろいする14日の八幡下り、15日の山車大絵巻パレード(夜間パレード)が祭りの見どころです。

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