盛岡市商業振興ビジョン

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広報ID1022618  更新日 令和6年6月4日 印刷 

策定の趣旨

 

盛岡市は、「第3次産業」が89パーセントを占め、中でも商業・サービス業は、近江商人の流れを受け継ぎ、中心市街地を基盤に古くから地域に密着した商業活動が行われたことで、市民の豊かな生活を支えています。また、本市は北東北で最大の消費地であり、市の商業サービス業は市広域や県内の産業と結びつき県内経済をけん引しています。

一方で、本格的な人口減少と少子高齢化の進行が、地域経済に消費市場の規模縮小と深刻な人手不足をもたらしており、経営者の高齢化に伴う廃業、インターネットによる商取引の急速な拡大による商品販売額の減少など、商業・サービス業を取り巻く環境は厳しさを増しております。

こうした状況を踏まえ、商業・サービス業の中長期的な戦略や方向性を明らかにし、盛岡市総合計画と合致した実現性の高い商業振興施策を体系的、計画的に推進していくため、商業・サービス業の振興に関する基本的な方針及び計画として「商業振興ビジョン」を策定するものです。

計画期間

平成30年度から令和9年度までの10年間

盛岡市商業振興ビジョン(平成30年3月策定)

盛岡市商業振興ビジョンの中間見直し

平成30年3月に策定した商業振興ビジョンでは、アクションプランについては5年を目途に見直しを行うこととしています。本ビジョン策定後、新型コロナウイルス感染症の世界的拡大や、ロシアのウクライナ侵攻による燃料費・原材料費などの物価高騰が地域経済に与えた影響は大きく、ポストコロナにおける本市の基幹産業である商業・サービス業の振興のため、計画の中間年である令和5年度に中間見直しを行ないました。
最新の統計調査、中小企業者等の経営実態調査、地域経済循環分析システムのデータなどのほか、SWOT分析による課題の整理を踏まえて、中間見直しのポイントをまとめた上で、指標やアクションプランを見直しました。

  1. 中間見直しのポイント
    (1)文化的側面から見た商業・サービス業の評価
    (2)デジタル化の促進やデータを活用したマーケティング支援など生産性向上に向けた支援体制の構築
    (3)本市の産業構造の強みを活かした地域経済の好循環の創出
    (4)中間支援機関が集積する盛岡の特長を生かした支援体制の構築
    (5)多様性や学び直し(リスキリング)など、人材確保に向けた対応
    (6)不確実性が高い時代における中小企業振興のあり方の検討
  2. 指標の設定
    (1)商業・サービス業の事業所数(変更なし)
    現状値(H26)10,795事業所 → 目標値(R9)9,782事業所
    (2)1企業あたりの商業・サービス業の企業売上高(見直し)
    現状値(H26) 185,175千円 → 目標値(R9) 201,717千円

  3. 実現のためのアクションプラン
    ビジョン策定時の35事業に新規事業(既存事業からの分割を含む。)として6事業を追加しました。また、2事業が終了しており、全39事業となります。

盛岡市商業振興ビジョン(令和6年3月改訂)

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