乳がん検診
広報ID1006542 更新日 令和4年4月1日 印刷
検診は40歳以上、2年に1度定期的に受けることが大切です。
乳がんは、女性のがんの中でも多く、がんによる死亡原因の上位に位置するがんです。30歳代から増え始め、40歳代後半から50歳代前半で発症のピークを迎えます。乳がんの中には急速に進行するがんもあります。早期発見、治療で大切な命を守るために、40歳以上の女性は2年に1度の定期検診を受けましょう。
乳がん検診(マンモグラフィ)は、死亡率を減少させる有効な検診であると、科学的に証明されています。
乳がん検診
乳がんを知ろう
対象者
盛岡市に住所を有する40歳以上の女性。
市の検診が対象外となる人 | 相談者・対応について |
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(1)勤務先などで乳がん検診を受ける機会のある人 | 加入している健康保険者に検診の有無について問い合わせしましょう。 |
(2)妊娠または授乳中の人 | かかりつけ医に相談しましょう。 |
(3)豊胸手術を受けた人 | かかりつけ医に相談しましょう。 |
(4)ペースメーカーを装着している人 | かかりつけ医に相談しましょう。 |
(5)乳房疾患で治療中の人 | かかりつけ医に相談しましょう。 |
(6)昨年度、乳がん検診を受診した人 | 2年に1回の検診になります。昨年度、盛岡市または勤務先などで乳がん検診を受診した人は、今年度は受診できません。 |
自己負担額
1900円
検診の受け方
- 検診前に、医療機関へ予約しましょう。
- 成人検診受診券・無料クーポン券(対象の方のみ)をご持参ください。
(注意)平成23年度までは視触診のみは30歳代も対象にしていましたが、これまでの検診結果から有効性が低いことが分かり、廃止することになりました。したがって、40歳以上が対象者になり、視触診とマンモグラフィ検査を同時に受ける方式になります。(視触診とマンモグラフィ検査を別々の病院で受けることはできません)
「要精密検査」の結果なら必ず精密検査を受診
精密検査は、マンモグラフィの追加撮影、乳房の超音波検査、細胞診、組織診などです。
●マンモグラフィの追加撮影:疑わしい部位を多方面から撮影します。
●乳房の超音波検査:超音波で、疑わしい部位を詳しく観察します。
●細胞診、組織診:疑わしい部位に針を刺して細胞や組織を採取し悪性かどうか診断します。
早期の乳がんでは自覚症状が出ないことが多いですが、「症状がないから大丈夫」と自己判断せず、「異常あり」となった場合は、必ず精密検査を受けてください。
ブレスト・アウェアネス(乳房を意識する生活習慣)のすすめ
ブレスト・アウェアネスとは、乳房を意識する生活習慣です。
日頃の生活の中で4つのポイントを行いましょう。
1.自分の乳房の状態を知る。
2.乳房の変化に気をつける。異常があると感じたときは、医療機関を受診してください。
(セルフチェックは月経終了後1週間くらいの間に、閉経後の人は毎月、日にちを決めて行いましょう。)
3.変化に気づいたらすぐ医師に相談する。
4.40歳を過ぎたら2年に1度、乳がん検診を受ける。
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