乳児の食事

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広報ID1055133  更新日 令和8年2月16日 印刷 

授乳は、赤ちゃんとのすばらしいスキンシップの時間です

 授乳は、母乳・育児用ミルクに関わらず、子どもとのスキンシップの上で重要な役割を果たします。優しい声かけとあたたかいふれあいの中でゆったりと飲むことで、赤ちゃんの心に安定がもたらされ、食欲が育まれて行きます。できるだけ静かな環境で、目と目を合わせて優しく声をかけながら授乳しましょう。

 子どもが成長するにつれて授乳の間隔や回数、量が安定してきますので、子どもに応じた授乳リズムをつくっていきましょう。

授乳、パパも授乳できます

母乳育児は、 赤ちゃんにもママにも いいことがいっぱい!

赤ちゃんにとって

  • 赤ちゃんを病気から守る免疫物質や酵素、ホルモンなどが含まれています
  • 脳や体の発達に適した配分になっています
  • 小児期の肥満や将来の糖尿病発症リスクの低下
  • いつも新鮮で、そして適温

ママにとって

  • 妊娠前の体重へ早くもどる
  • 子宮の戻りを促す
  • ストレスや不安を和らげる
  • 衛生的、経済的で手間もかからない

母乳が足りているか心配なときは?

どんな時にミルクを足したらいいのか、そのサインを知っておくと安心です。

(1)母乳を飲ませる間隔が短く、授乳の回数が多い。(1〜2 時間以内で次の授乳になる)

(2)尿や便の回数が少なくなる。

(3)子どもがおとなしい。眠りがち。

(4)ぐっすり眠ることがなくて、いつも不機嫌なことが多い。

(5)体重が減り続けているか、横ばいが続いている。

かんたんミルクの作り方 (1)作る前に手をよく洗う(2)哺乳ビンや乳首、スプーンなど器具はよく洗い消毒しておく(3)ミルクを哺乳ビンに入れる(4)70℃以上のお湯を出来上がり量の2/3ぐらい入れてよく振りミルクを溶かす(5)出来上がり量までお湯をたして混ぜる(6)哺乳ビンを流水や冷水で体温程度に冷ます ポイント 1お湯は一度沸騰させたものを使用 2飲ませる前に温度をチェック 3飲み残したり2時間以内に使用しなかったミルクはすてましょう

 母乳だけで頑張ろうと思っても、母乳の出方と赤ちゃんのペースがうまくかみ合わないこともありますから、ミルクを上手に利用しましょう。

おっぱいが痛くなったら

 産後のおっぱいのトラブルとして、乳頭損傷(乳首が切れること)や乳腺炎が聞かれます。乳腺炎には母乳のうっ滞によって炎症がおこるうっ滞性乳腺炎(うつ乳)と、うっ滞性乳腺炎が悪化して細菌が感染した化膿性乳腺炎があります。適切な対処で改善するので、慌てずに以下の対応をとってみてください。

乳頭損傷 授乳中はいつでも起こるが、特に産後早期の授乳に慣れていない時期に多く、症状は授乳時や触れた時に感じる乳頭の痛みや傷です。赤ちゃんがうまくおっぱいに吸着できていないことでおこります。対処法としては、赤ちゃんが飲みやすい授乳の姿勢になっているか気を付け、おっぱいのくわえ方を確認してみましょう。特に深くくわえているかをチェックしましょう。 うっ滞性乳腺炎 授乳中はいつでもおきうるが、特に産後3~4日目以降に発症することが多く(通常片方の)おっぱいに痛みを伴う張りがおこり母乳がうっ滞している部分が硬く触れる。母乳が乳腺の中に溜まることでおこる炎症。授乳間隔があきすぎたり、赤ちゃんのおっぱいへの吸着がうまくいかず、母乳が上手に飲みとれなかったなどが原因となります。対処法としては、まずは赤ちゃんのポジションや吸着を確認し、上手に飲めているか確認してみましょう。そのうえで次の方法を試しましょう。不快感がとれる程度に軽く搾乳する。休息を十分にとって頻回授乳をし、授乳間隔をあけすぎない。症状がひどい場合は鎮痛薬が処方されることがあります。乳房マッサージによって、おっぱいの血行を改善させ、乳管の開通をよくします。 化膿性乳腺炎 授乳中はいつでもおきうるが、特に産後2~3週間頃に発症することが多く(通常片方の)おっぱいの硬く張っていた部分が赤くなって激しく痛む、発熱し、だるさを感じるなど体調も悪化します。乳腺に細菌が感染して生じる炎症です。対処法として化膿性乳腺炎は抗菌薬による治療が必要になりますので、疑われた場合は医師の診察が必要です。温めるのと冷やすのとどちらが良いか、乳房マッサージをした方が良いか、授乳を続けても大丈夫か、授乳する場合はどちらのおっぱいから授乳し始めるのが良いか担当医に相談しましょう。
「授乳の疑問解消ガイド」より

離乳食ってなあに?

 赤ちゃんも生後5か月を迎えるころから、母乳やミルクの栄養だけでは足りなくなってきます。丈夫な体をつくるためには、いろいろな食べ物から必要な栄養をとっていかなければなりませ ん。離乳食は、今まで母乳やミルクの味しか知らなかった赤ちゃんが、大人が食べているような食事に移っていくための練習の食事。それは母乳やミルクを「飲む」ことから、固形物を「噛む」という大切な練習、ステップです。

離 乳 食 ワ ン ポ イ ン ト

  • 離乳開始のサインは?

 離乳開始時期は、首のすわりがしっかりして、寝返りができ、5秒以上座れる、食べ物に興味を示す、 スプーンなどを口に入れても舌で押し出す動き(ほ乳反射)が弱くなったり、なくなるなどの様子が見られるようになった 5 〜 6 か月ごろが適当です。赤ちゃんの発達に合わせて進めていきましょう。

  • 離乳の完了は自然に

 離乳の完了とは、形のある食べ物をかみつぶせるようになり、エネルギーや栄養素の大部分を母乳または育児用ミルク以外の食べ物からとれるようになった状態を言います。その時期は 1 歳〜 1 歳 6 か月ごろが目安です。

離乳の進め方カレンダー

この「離乳の進め方カレンダー」は、離乳を進めるときの「目安」です。これを参考にして、赤ちゃんの食欲や成長、発達の仕方などの個性を尊重し、赤ちゃんが嫌がるときは無理強いせず、楽しく、おいしく食事ができるような雰囲気づくりを心がけましょう。

離乳の進め方カレンダー
  離乳初期(5か月頃〜6か月頃)

離乳中期(7か月頃〜8か月頃)

離乳後期(9か月頃〜 11 か月頃)

離乳完了期(12 か月頃〜 18 か月頃
離乳食の回数

開始後約1か月 1日1回

それ以降 1日2回

1日2回

1日3回

1日3回

授乳の回数

食後+

母乳または育児用ミルクを赤ちゃんが欲しがるだけ与える。

(育児用ミルク1日800~1000mlを目安に)

食後+

母乳:欲しがるだけ与える。

育児用ミルク:食後以外で1日3回程度(1日約800mlを目安に)

食後+

母乳:欲しがるだけ与える。

育児用ミルク:食後以外で1日2回程度(1日約600mlを目安に)

母乳または育児用ミルクは、離乳食の進行及び完了の状況に応じて与える。

1日2回程度(ミルクまたは牛乳400mlを目安に)

固さの目安 

なめらかにすりつぶした状態

(ポタージュ状~ヨーグルト状)

舌でつぶせる固さ

(豆腐のようなやわらかさ)

歯ぐきでつぶせる固さ

(バナナのようなやわらかさ)

歯ぐきでかめる固さ(かみやすい大きさで、スプーンで軽くひと口に切れる肉団子のようなやわらかさ)

食べ方の発達の目安 初めは舌で押し出したりするが、だんだん口を閉じて飲み込めるようになる。 舌と上あごで押しつぶすことが可能になる。口が上下にモグモグ動く。 やわらかいものを歯ぐきでかみつぶせるようになる。口が上下左右によく動く。 形のある食物をかみつぶすことができるようになる。
 1食に食べる量の目安

穀類

パン

うどん

すりつぶしがゆ→

つぶしがゆ ※

つぶしがゆ→

やわらかいおかゆ

50~80g

やわらかいおかゆ90g→

やわらかいごはん80g

やわらかいごはん90g→

普通のごはん80g

野菜 果物

いも 海藻

すりつぶした野菜

やわらか煮のみじん切り→粗つぶしや粗みじん切り 

20~30g

薄切りや千切り→

やわらかいかたまり

30~40g

なるべく緑黄色野菜を多くする

40~50g

これらから1~2食品使用

豆腐

(大豆製品)

つぶした豆腐 粗つぶし 30~40g

豆腐45gまたは

納豆20g

豆腐50~55gまたは

納豆20~25g

すりつぶした白身魚

細かいほぐし身→

粗いほぐし身

10~15g

やわらか煮の小片→

やわらかい切り身魚

15g

やわらかく調理した薄味のもの

15~20g

 

脂の少ないひき肉そぼろ

10~15g

やわらかい肉団子など 15g

固ゆで卵の卵黄

固ゆで卵の卵黄1個→

全卵1/3

全卵1/2個 全卵1/2~2/3
乳製品  

ヨーグルト、

牛乳は料理に使用

50~70g

ヨーグルト、

牛乳は料理に使用

80g

ヨーグルト、

牛乳は料理に使用

100g

油脂類・砂糖   使用する量は少量で

使用する量は少量で

使用する量は少量で

スケジュール

6:00

10:00

 

14:00

 

18:00

 

22:00

ミルク

離乳食+

 ミルク

ミルク

 

ミルク

 

ミルク

6:00

10:00

 

14:00

 

18:00

 

22:00

ミルク

離乳食+

 ミルク

離乳食+

 ミルク

ミルク

 

ミルク

6:00

10:00

 

14:00

 

18:00

 

20:00

ミルク

離乳食+

 ミルク

離乳食+

 ミルク

離乳食+

 ミルク

ミルク

 8:00

10:00

12:00

15:00

18:00

離乳食

おやつ

離乳食

おやつ

離乳食

※最初はすりつぶしがゆから始めて、すりつぶした野菜、慣れてきたらすりつぶした豆腐、すりつぶした白身魚、固ゆでの卵黄と進めていく。

離乳食の食材で注意することは? 卵は 5 〜 6 か月頃から。固ゆでの卵黄からはじめ、卵白は中期ごろから。進行に合わせ全卵に進めます。アレルギーが心配な場合は医師に相談しましょう。はちみつ 乳児ボツリヌス症予防のため満1歳までは使わない。魚、そば。 魚は5 〜 6 か月頃から。白身魚から始め、徐々に赤身(中期頃)や青背魚(後期頃)をとり入れる。イカ、 タコ、エビ、貝類、そばは、離乳食が完了してから与えます。牛乳は料理に使うのは中期ごろから。 牛乳は母乳と比べて鉄分が体内に吸収されにくい性質や、腎臓に負担がかかる可能性があるので、飲み物として牛乳を飲むのは1歳を過ぎてからの方がよい。

離乳食の食べさせ方で注意することは?新しい食品をはじめるときは、ひとさじずつ。赤ちゃんの様子を見ながら量を増やしていく。調理の前には必ず手を洗い、食べ残しは与えない。素材の味を生かし、うす味を心がけましょう。調味料は7 〜8 か月頃から。香辛料は2歳まで控えた方がよい。食品は1歳までは加熱調理してあたえる。食べさせる時は人肌くらいの温度で。大人の食事から取り分けるときは、味つけをする前に取り分ける。赤ちゃんにあわせて、少しずつ固さを調節。離乳食は煮た物が中心になる。食物アレルギーが疑われたり、すでに発症している場合は、自己判断せず、医師の指示を受けましょう。

離乳食メニュー(生後5~6か月頃)

10倍粥

  • 作り方

米大さじ 2 に水 300ml を入れ 30 分間浸す。 火にかけ、煮たったら弱火で 40 〜 50 分煮て 火を止め 5 分程蒸らす。

かぼちゃのポタージュ

  • 作り方

かぼちゃはやわらかく煮て皮を取ってつぶす。かぼちゃにだし汁を加えてのばし、とろりとさせる(ポタージュ状~ヨーグルト状)

離乳食メニュー(7~8か月頃)

五目粥

  • 作り方

鶏ささみはゆでて、冷めたら細くきざむ。ブ ロッコリー、人参はやわらかくゆでて、みじん 切りにする。5 倍粥にささみ、 ブロッコリー、人参、塩少々をまぜる。

鮭缶と野菜のやわらか煮

  • 作り方

マカロニはやわらかくゆでて細かくきざむ。 鮭の水煮は缶からだして皮と骨をとってほぐす。 トマトは皮と種をとってみじん切りにする。ねぎはみじん切りにし、だし汁に入れてやわらかく煮てから、マカロニ、鮭、トマトを加えて 2 〜 3 分煮る。

ベビーフード活用法

 ベビーフードは、外出する時や忙しくて離乳食を作る時間がない時、メニューに変化をつける時などに活用すると便利です。手作りの離乳食と合わせることで食品数、調理形態を豊かにしてくれます。また、備蓄食品として災害時にも役立ちます。でも、ベビーフードだけだと素材の味を覚える機会が減ってしまいます。赤ちゃんへ素材の味を伝えるため、用途に合わせ上手に利用しましょう。 また、ジュースやイオン飲料などの飲み物は甘みがあるものが多く、糖分の摂り過ぎになることがあります。母乳、ミルク以外は湯冷ましや麦茶を飲ませるようにしましょう。

「だし汁の作り方」手作りのだし汁は離乳食の味付けの基本

和風だし

(1)切り目を入れた昆布 3 × 12cm(10g)を水 600ml にしばらくつけておく。

(2)中火にかけゆっくりと煮出し、沸騰直前に昆布を取り出し、パック入りかつお節 2 袋を入れる。

(3)沸騰させずに弱火で 1 分煮てから火を止め、かつお節が沈んでからこし器でこす。

 

野菜スープ

アクが少なく、煮くずれない野菜3 〜4種をうす切りや小さくきざんで、 たっぷりの水で、アクをすくいながら 20 分ほど煮てからこして、冷ます。

  • 材料

 かぶ、にんじん、 ねぎ、きゃべつ、昆布

  • 作り方

(1)野菜は洗ってうすく小さくきざむ。

(2)水に昆布を入れて、しばらくおき、火にかける。 沸騰直前に昆布をとりだす。

(3)野菜を入れて 10 分ほど弱火で煮る。

(4) (3)をこす。

大人の食事は大丈夫?

 離乳食は、赤ちゃんが大人と同じ食事ができるようになるまでの大事なステップですが、お父さんやお母さんの食事はどうでしょうか。

朝食は食べていますか?朝は何かと忙しいものです、ついつい朝食抜きなんていう時もあるかもしれません。朝食抜きも慣れてしまうと平気になってしまいます。そんな習慣が子どもにまでついてしまったらたいへん。食事のバランスはどうでしょう?子育てに体力を使うパパもママも十分な栄養が必要です。普段、自分がバランス良く食べているかを知ることから始めて、赤ちゃんのためにも、 食事のリズムを整えて、栄養バランスを考えながらいろいろな食品を食べましょう。 

 

 

バランスの良い食事をおいしく楽しく食べましょう

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子ども未来部 母子健康課
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