令和6年度コミュニティリーダー研修会

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広報ID1050315  更新日 令和7年2月18日 印刷 

令和6年度コミュニティリーダー研修会を開催しました

講演の様子

 講演及び情報交換会の部は、令和7年1月25日(土曜日)に盛岡市中央公民館で開催しました。また、事例発表の部は令和7年3月31日(月曜日)までオンライン上(市公式YouTube)で配信しています。この機会にぜひ御覧ください。

【主催】
盛岡市、盛岡市町内会連合会、玉山地域自治会連絡協議会、“世界につながるまち盛岡”市民会議

当日参加できなかった方にも研修会の内容を共有するため、概要を掲載します。
※写真や資料の無断転載は御遠慮願います。

事例発表※動画配信期間:令和7年1月17日(金曜日)~3月31日(月曜日)

巻堀姫神地区福祉推進会(盛岡市地域協働推進事業実施団体)

巻堀姫神地区福祉推進会発表資料

発表者:巻堀姫神地区福祉推進会地域づくり部 工藤 昭視さん

【主な活動内容】

 盛岡市と旧玉山村との合併を契機に平成18年に設立し、自治会や老人クラブ等の組織によって構成されています。平成25年3月には「巻堀姫神地区地域づくり計画」を策定。「ふれあいカレンダー」の作成や地域の伝統芸能である巻堀神楽の伝承活動など、地域の魅力を発信する事業を各種行っています。

下米内町内会

下米内町内会発表資料

発表者:下米内町内会 会長 松本 範雄さん

【主な活動内容】

 昭和45年に発足した山岸地区内にある町内会で、「私たちのまち 明日へ語り継ぐ下米内」をテーマに、下米内まつりの開催や「地域支え合いマップ」の作成などの事業を実施しています。令和4年6月から町内会のホームページの運用を開始し、行事等のお知らせや、町内会だより及び防災だよりの掲載など様々な情報を発信しています。

盛岡市中央公民館

盛岡市中央公民館発表資料

発表者:盛岡市中央公民館 主査 松本 広さん

【主な発表内容】

 豊かな知識や優れた技術を持つ市民や、市内の団体を講師としてデータバンクに登録し、町内会・自治会等が講演会や学習会を開く際に、データバンクの登録者を派遣する「学びの循環推進事業『学びの輪』」を行っています。一般、専門、まちづくりの3つのコースがあり、多くの町内会・自治会等から活用されています。

講演

「持続可能な町内会・自治会を考えよう~地域の人材発掘の観点から~」

講演の様子

講師:株式会社KITABA 代表取締役 酒本 宏さん

1 地域コミュニティの現状

  • 孤独を抱えている若者の増加、ヤングケアラー増加など地域コミュニティの課題は多様化し複雑化しています。
  • 一方で、地域コミュニティを支える町内会は高齢化で担い手不足となっています。
  • 町内会・自治会の活動は若い世代向けのものが少なく、高齢者向けの活動がほとんどです。
    (健康体操、カラオケ大会など)
  • 町内会・自治会の役員と若い世代とのつながりも減少しています。

2 ニーズに対応した地域コミュニティの運営

  • 自分の地域にはどの世代の方が多いのか、その世代はどのような活動を求めているのかを考え、活動の内容を見直すことが大事です。
    →若い世代は、マルシェなどのキッチンカーが集うイベント、インスタグラムでの情報発信を希望しています。
    【地域コミュニティへのニーズの例】

    世代区分

    ニーズ

    育児世帯

    育児のことを相談できる地域の方々とのつながりを希望しています。

    ファミリー世帯

    共稼ぎの世帯が多く、子どものために地域食堂を希望する声が多いです。

    現役世代

    負担の少ない活動であれば、協力するという声もあります。

    高齢者世帯

    健康体操に参加したいという声が多いです。

    中学生、高校生

    勉強などができ、集まることのできる場を求めています。
  • 町内の住民に対するアンケート調査の実施により、ニーズを把握するとともに、活動に協力可能な住民が見つかる可能性があります。
    若い人が参加することで、町内会・自治会に活気が生まれます。

 3 交流の機会とコミュニティの場づくり

  • 若い世代で孤独を感じている人の割合は急激に増えています。
    「コミュニティカフェがあればうれしい」「カフェがほしい」などの声も聞かれます。
  • 気軽に立ち寄れるコミュニティの場づくりが必要です。

 4 持続可能な地域コミュニティに向けて

  • 持続可能な地域コミュニティのためには、多様な組織と連携し、地域課題を解決する方策を考える必要があります。
    →例えば、大学生ボランティアや現役世代のサポーターに手伝ってもらう、NPO法人や企業等と連携するなど。

情報交換会

「地域課題の解決方法と人材(だれとやるか)を考える」

情報交換会の様子

講師・進行:株式会社KITABA 代表取締役 酒本 宏さん
サポート :同社 マネージャー 松田 沙織さん

【情報交換会の進め方】
 はじめに、自分自身が感じる地域課題を付箋に記入。その後、5~6人の班ごとに、付箋に記入した地域課題から議論するテーマを1つ選び、解決するためのアイディアなどについて話し合いました。

【参加者から出た主な意見】

参加者から出た主な意見

(作成:同社マネージャー 松田 沙織 氏)

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市民部 市民協働推進課
〒020-8530 盛岡市内丸12-2 盛岡市役所本館1階
電話番号:019-626-7535 ファクス番号:019-622-6211
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