令和元年度コミュニティリーダー研修会

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広報ID1030143  更新日 令和2年3月6日 印刷 

令和元年度 コミュニティリーダー研修会を開催しました

研修会の様子

  • 開催日時 
    令和2年2月9日(日曜日) 13時15分~16時45分
  • 場所    
    盛岡市総合福祉センター
  • 共催    
    盛岡市、盛岡市町内会連合会、玉山地域自治会連絡協議会、“世界につながるまち盛岡”市民会議

 研修会には、講演や活動事例の発表を聞きに、市内全域から多くの方が集まりました。
 当日、参加できなかった方などにも研修会の内容を御覧いただくため、資料等を掲載します。
 なお、各資料の無断転載は御遠慮願います。

第1部 事例発表

境田町町内会(令和元年度 元気なコミュニティ特選団体)

事例発表の様子

スローガン:みんなで進める街づくり「この町に住む幸せを共有(共感)できるまち」

主な活動内容

 地域のきずなづくりのために「ふれあいサロン」や「ふれあい夏祭り」を行っているほか、防犯パトロールを実施するなど、安心で快適な暮らしの仕組みづくりに取り組んでいます。子ども会で作成した地域安全マップは、平成28年から4年連続で、岩手県の最優秀賞を受賞しました。

現在、元気なコミュニティ特選団体の認定を受けている団体一覧は、次のページをご覧ください。

乙部地域協働のまちづくり事業推進委員会(盛岡市地域協働推進事業実施団体)

事例発表の様子

スローガン 協働のまちづくりは乙部の未来を創る ~豊かな自然,りんご,地域の交流 住みやすいまち乙部~

主な活動内容

 生涯にわたりスポーツが楽しめるよう、ゲートボール場整備や交流大会に力を入れています。また、地域史の発行といった文化保全活動を実施しているほか、ヤマメの放流・生き物探検など、乙部の自然豊かな地域資源を生かした活動を行っています。

現在、地域協働を実施している団体一覧及び各地域の「まちづくり計画書」は、次のページをご覧ください。

第2部 講演

「お客様」をつくらない地域づくり

講演の様子

講師 特定非営利活動法人ハンズオン埼玉 理事 西川 正さん

 講演内容

 役員の担い手不足や参加者の固定化等の背景にあるのは、住民の「お客様化」。地域づくりがサービスとして提供されると、住民の当事者意識は低くなります。その結果、住民同士が一緒に考えたり、会話をしたり、行動するという場面が、生活の中から徐々に消えていきます。

 お客様をつくらないコツは、一緒に作業すること。イベントを行うとき、役員が企画から後片付けまですべて担うのではなく、参加者にもあえて仕事を残しておくことがポイント。そして、参加者に「一緒にやってもらえませんか」と声をかけてみる。知らない人同士でも一緒に作業をすることにより、自然に仲間に溶け込んでいくことができます。住民と一緒にその場をつくることを少し意識することで、場の雰囲気が大きく変わり、また負担感が達成感へと変化します。一緒に作業をしたり、何かを持ち寄ったりするなど、ちょっとした工夫から、「みんなで一緒にやった」という感覚が生まれ、住民がお客様から当事者に変わっていくきっかけになります。

第3部 トークイベント

一緒に考えよう!「遊び」が生まれるコミュニティのつくり方

トークイベントの様子

パネリスト(掲載順:写真右側テーブル 手前から)

・青山地区まちづくり協議会 事務局長 秋篠京子さん                                                       ・乙部地域協働のまちづくり事業推進委員会 会長 佐々木章一さん                                                    ・境田町町内会 副会長 照井光昭さん                                                                                  ・社会福祉法人盛岡市社会福祉協議会 地域福祉課 主事 近藤雅浩さん

内容

 講師の西川さんと4名のパネリストが、自身の経験を基に、地域活動の楽しさや大切にしていることを話し合いました。

 西川さんは、『人がつながり動き出すのは、その場に「遊び」があるかどうか。遊びには、「余裕・余地」(車のハンドルのアソビと同じ)と、「何かをやってみよう」という2つの意味があります。「失敗しても大丈夫」という安心感と、「自分なりに工夫できる余地」の2つが約束されていると、人は「やってみよう」と動きます。最初から正解があるところでは、そういう気持ちは芽生えません。そして、「やり方を変えたら今までどおりうまくいかないかもしれない」というドキドキ感を共有した人が、担い手になっていきます。仲間になっていくとは、そういうことだと思います。』と総括しました。

 

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〒020-8530 盛岡市内丸12-2 盛岡市役所本館1階
電話番号:019-626-7535 ファクス番号:019-622-6211
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