市長定例記者会見(令和6年4月25日)
広報ID1048152 更新日 令和6年5月31日 印刷
- 1 令和6年度盛岡市消防演習について
- 2 台湾東部沖地震に伴う花蓮市に対する災害見舞金等の対応について
- 3 ゴールデンウイークのイベントについて
- 4 「人口戦略会議」の報告書について
- 5 新市庁舎整備について
- 6 いじめ防止について
1 令和6年度盛岡市消防演習について
市長:
令和6年度盛岡市の消防演習についてです。消防団員の規律の保持、職責に対する自覚をかん養するとともに、日頃の消防訓練の成果を市民の皆さんに披露して、併せて防火意識の高揚を図っていくことを目的として行います。令和6年4月29日、午前8時30分から、場所は第1会場が、盛岡市立の下小路中学校グラウンド、第2会場が中の橋下流の中津川河川敷となっております。
第1会場におきましては、最初、式典、各種訓練を行います。その後、部隊を移動いたしまして、消防車両30台、消防団員300名で行進をいたしまして、移動を行います。
2 台湾東部沖地震に伴う花蓮市に対する災害見舞金等の対応について
市長:
花蓮の地震、災害見舞金等の対応についてであります。皆さんご承知のとおり、4月3日に台湾花蓮市で大きな地震が発生をいたしました。盛岡市も友好都市ということもありまして、非常に心配をいたしましたけれども、発生直後から花蓮の方とは最初に事務的な部署で連絡を取り合っておりました。御報告のとおり魏(ウェイ)市長とオンラインでの会談も行っております。
先日も大きな地震がありましたけれども、概ね通常の社会生活に戻りつつあるというふうなお話も聞いております。災害見舞金、募金活動の取り組みを今進めているところです。
まずは、市長交際費の方から災害見舞金を4月30日にメッセージを添えて50万円をまずお送りする予定としております。
あとは、日本赤十字社を通じた募金につきましては、救援口座を通じた皆様からの募金、そして本庁舎の1階など、今4カ所で募金箱を設置しており6月14日まで募金活動を市民の皆さんと共に行っていきます。、
あとは、市の職員を対象とした募金活動につきましては、一旦26日まで募金活動を行いまして、職員の他、花蓮市とゆかりのある各団体の募金と合わせて、5月中早目に花蓮市の方へ送金する予定です。
現時点で直接の支援要請というものはございませんけれども、近々、魏(ウェイ)市長とオンラインでお話をしよう、今、来週再来週の日程を今詰めているところでありますけれども、魏(ウェイ)市長とお話をする機会があるだろうと思っております。
記者:
花蓮市への災害見舞金等でメッセージを添えてってありますけど、ちなみにそんなメッセージを添えたんでしょうか。
市長:
読みますね。
このたびの台湾東部沖地震で被災された方々に対しましては、心からお見舞いを申し上げます。些少ですけれども、お見舞金を送らせていただきます。花蓮市の災害復興のためにお役立ていただければ幸いです。ということで、日本文と現地の言葉、そして私のサインをつけて送りました。直筆のサインです。
記者:
関連して、先ほどのメッセージというのは、手紙としてお送りするということなのか、メールでお送りされたのか教えてください。
市長:
メールです。
記者:
関連して花蓮市の関係ですけれども、夏にさんさ踊りでいらっしゃるというのと、あとは秋祭りでこちらからという予定もあったと思うんですが、まだちょっとわからないかもしれませんが、その状況というのは何か決まっていますでしょうか。
市長:
まだもちろんですね、11月どうしますかとか、8月どうしますかというのは、直接、魏(ウェイ)市長とお話しするまでは、もちろん話せておりませんけれども、少しずつ、少しずつ日常生活が戻って来てますということは言っておりましたので、もし可能であれば、次の魏(ウェイ)市長とのズームでのお話の時、魏(ウェイ)市長と、そういう話せる雰囲気であればですね、少しその話もできるかと思っていました。
3 ゴールデンウイークのイベントについて
市長:
今週末、来週、ゴールデンウイークに入っていくわけですけれども、この盛岡でもいろいろなイベントが企画されております。先日、岩手公園、盛岡城跡公園にも私、先々週ですかね、先週も含めて土日、4回5回と足を運んでおりますが、たくさんの人が来てくれたのでお話をしましたが、盛岡の市内の方もいらっしゃいますし、外から来ていただいた方、本当に久しぶりの大きな賑わいになっています。これを、このまちの活気を続けていければと思っています。そんな中で、8月にさんさ踊りがあるわけですけれども、さんさ、大切だと思っています。
8月のさんさ踊り以外でも盛岡さんさ踊りを楽しめるというイベントとして、まず4月27日の土曜日から「街なかさんさ踊り」を実施していきます。
初回の4月27日は、プラザおでって、おでってホールで、会場に伝統さんさ、そしてミスさんさ踊りの皆さんの演舞を披露いたします。あとは5月5日、5月6日にも開催をしていきます。あと、4月19日、つなぎ温泉にて、「つなぎでつなぐ盛岡さんさ踊り」を始めています。
私もつなぎ温泉に行ってきました。大変な盛況で、200人はいってなかったでしょうか。200人弱の皆さんと一緒に、私も過去何回か行きましたが、一番の盛り上がりでした。本当に盛り上がっておりました。繋の方も、引き続き盛り上がっていけばいいなと思っています。
あとは、5月の4日から6日にかけて、「第12回リードユース日本選手権いわて盛岡大会」、11日、12日には「第10回ボルダーユース日本選手権いわて盛岡大会」が、県営運動公園オノデラサインクライミングベースを会場に開催されます。ユース世代の日本一を決める大会で、日本中からですね、参加選手、選手の皆さんが参加をしますので、ぜひ市民の皆さんにも間近で感じてほしいなと思っております。
あとは、5月の5日、日曜日、2024年度岩手競馬の盛岡開催が開幕をいたします。当日はオーロパークが入場無料ということのほかに、セレモニー、様々なイベントが開催されるということになっております。ゴールデンウイーク期間中もぜひ盛岡に、市民の皆さんはもちろん、外から観光の方も来て楽しめるように盛り上げていきたいと、私もまちに出ていきたいと思っております。
記者:
盛岡市の昨年度の観光客数、宿泊客数が、過去最多になったというような一部報道もございましたけれども、ニューヨークタイムズ効果もあるのかなと思っておりますが、まずですね、市長のそこの部分の所感と、今後のコロナ終わってどんどん観光客数というのは増えていくかと思うんですが、受け入れ態勢だったりとか、外国人観光客のWi-Fiの整備だとか、いろいろ必要なものあると思うんですけど、今後その点の対応等、市としてどういうふうに強化していきたいのか、もしお考えがあれば教えてください。
市長:
まずは今、数字を取りまとめているところです。速報値でですね、3月までの分はまだででおりませんけれども、にぎわいがですね、皆さんもちょっとお感じになるかもしれません。私も、特に土曜日、日曜日、外に出ていてですね、いろんなイベントも、民間業者の方でも行って、たくさん人が来てくれているなということが肌感覚として感じております。それをまずは、続けていけるようにと思っている反面ですね、例えばつなぎ温泉の皆さん等と話していますと、なかなかちょっと肌感覚としてですね少し厳しいなというお話も出ます。
ですから、市内での中心部等でのその賑わいと、観光客の皆さんに来ていただくと同時に、例えばつなぎ温泉もそうです。その周辺部の皆さんにもこれが波及してくように、みんなが良くなっていくように、ということを考えていかなければないと思っているところです。
今の賑わいがですね、外国の方も目立ちますね、話して一緒に歩いているとですね、それを何とか続けていけるようにと思っています。
交流推進部長:
Wi-Fiにつきましては、もう既に令和4年度に32か所、盛岡駅から八幡宮にかけて、中心部に32か所を整備しております。
外国人対応ということで、こちらも既に整備はしておりますが、デジタルマップがございます。デジタルマップについても11か国語対応ということで、整備しておりますので、どんどん、PRしてまいりたいと思っています。
4 「人口戦略会議」の報告書について
記者:
民間の有識者の人口戦略会議で消滅可能性のある都市について発表がありましたが、盛岡はそこには入っていませんでしたが、数値として、比較的その全国の盛岡と同じ規模の都市と比べても、人口の減少率の予想が高く出ていたと思います。このことについてどう受け止められていますか。
市長:
前回の報告に比べた時に、盛岡市の場合は、8.5パーセント、だったと思いますが、少し改善されているという報告もありました。ただ、2050年でしたか、3割減でしたか、本当に非常に危機感を感じています。その中で考えていかなきゃないのは、まずは盛岡市自体が、私たち自体が魅力を、まちの魅力を磨き上げていくことがまず大事だろうと。
もう一つは、盛岡広域ですね。3市町という枠組みとか8市町という枠組みで、観光やいろんなことに取り組んでいます。行政サービスもそうかもしれません。そういうことを広域の皆さんと、話し合って、広域の未来を、盛岡だけじゃなくて、広域の皆さんが話し合って、広域が良くなっていくことで、この盛岡も良くなっていくということも意識して考えていかなきゃなんじゃないかなと思っています。
もう一つですね、どんどん人口減少で厳しくなっていく中で、行政だけ、市役所だけ、民間だけということではなくて、やはり民間の皆さん、市民、事業者、皆さん、そして市役所が腹を割ってですね、一緒に力を合わせてやっていくことが必要だろうと思っています。それは、やはり市民の皆さん、事業者の皆さんにそれを伝えてですね、やっぱりできること、できないことが出てくると思うんです。人口が減ってくとですね。ですから、人口減少を止めていく、まちの魅力を上げていく、広域でやっていく、プラスして市民の皆さんと、どういうふうにしてやっていくか、一緒にやっていこうというふうに考えていくことが大事になんだろうと思っています。
あとは、施策としても、まちの優しく強くということで、子どもたち、そしておじいちゃん、おばあちゃん、子育ての世代の皆さんに、優しいまちをつくっていく、あとは、地元経済を強くしていく、そのことをまた改めて進めていくことが大切なことだろうと、報告を聞いて感じました。
記者:
今回、若い女性の流出というのも結構大きく影響するというふうにありましたけれども、その点はいかがですか。
市長:
大事なところだと思います。消滅可能都市というのは、その数字で見てるわけですね。ですから、子育て世帯、現役世代の皆さんに、そして子どもたちへの優しいまちをつくっていくということをですね、意識していくことが大事なんだろうと思っています。性
5 新市庁舎整備について
記者:
昨日、市役所新庁舎の整備審議会がありましたけれども、その中で具体的に審議会の方では5月にエリア選定をするというのと、市としても年内に基本構想を策定しますという説明がありました。具体的にスケジュールが固まってきたんですけれども、市長として現状の受け止めというかを伺います。
市長:
いよいよ具体的なスケジュールが出てきたなというまずは率直な思いです。まずは、昨日、第8回目の新市庁舎の整備審議会が開催されてその中でいろんな発言が出てきましたが、まずは市長としては、審議会の今、一生懸命いろんなことを話し合っておりますので、その話を注視して、答申を待ちたいと思っています。
スケジュールとしましては、まだ予定ではありますけれども、この夏ごろ、8月ごろには答申が、出て来る予定で努力をしていると昨日まずは伺いました。そして、そのスケジュールどおりいけば、答申をいただいた後に基本構想案をまとめて、市民の皆さんからも意見を聞いて、パプリックコメントを実施して、そのスケジュールでいけば目標としては12月ぐらいに基本構想をまとめていける努力をしていきたいと思っています。
どちらにしましても、審議会の話し合いを注視しているということと、市議会の皆さん、そして盛岡市民の皆さんのご意見をまず聞いて、そして一緒に作り上げていけるというふうな方向でできていけばいい、その努力をしていきたいと感じています。
記者:
去年市内で3回、市民への説明会で意見をもらう集会をやったんですけれども、その後にいろいろ具体的な試算とか、エリアの面積とか、そういったものも出てきているわけですけれども、パブリックコメントをやるということではあるんですけれども、改めて基本構想を市として作る段階での市民への直接の説明の場というのはお考えはありませんでしょうか。
市長:
ちょっと今の段階で何月にどうするという具体的なことは言えませんけれども、どういう形になるかはこれからですけれども、できるだけ市議会の皆さん、そして市民の皆さん、ご意見を聞いて、一緒に作り上げていくという形になっていけばいいなと思っています。
記者:
説明会も一応検討はしていると捉えていいでしょうか。
総務部長:
今現在のところについては、まだそこの段階まで至っておりませんけれども、説明会ではなくパブリックコメントという形で、さまざまな今まで説明会を開きましたので、今現在のところはそういったような、パブリックコメントというような形で考えておりました
6 いじめ防止について
記者:
今週の月曜日に、いじめ防止の徹底に向けての各学校の点検を実施するという意向を示されたと思います。まず、この事案があったことに対しての市長の受け止めというところと、今回決まった5月、6月の点検に向けて、どういうふうに徹底していってほしいかというところの考えをお聞かせください。
市長:
改めまして、再調査委員会のほうから3月22日に答申をいただきました。その調査報告書には、いじめを受けたお子様が、お子さんが不登校となった主要な原因はいじめであったというふうに明記をされております。本当に心が痛みます。被害に会われたご本人と、保護者の皆様に心から深くお詫びを申し上げたいと、心が痛んでいると本当にそう思っております。その上で、私も気持ちとしましては、去年の9月から仕事をしている一つの私の考えずっと話していることもありますが、いじめ等で苦しい思いをしながら、親にも、そして学校にもなかなか相談できない、苦しんでいる子どもたちを救っていきたいと、そういう強い想いです。記者会見で、何回か繰り返しになりますが、4月から市長部局にこども相談室を作りましたが、これは、まずいろいろな、学校、教育委員会でも努力をしています。いろんな相談室や窓口もあります。その上で、また市長直轄でですね、さっき言ったどこにも、親にもなかなか相談できないというような窓口があったほうがいいだろうと、強い思いで相談室も設置をいたしました。
これからも市長部局としても、市長としても、そして教育委員会とも連携を図って、今後そのようなことがなくなるように努力を進めていきたいと思います。あとは、報告書にありました、今お話がありました対策については、できることは直ぐにやっていくようにと、教育委員会に話しております。教育委員会でも取り組み始めていると思います。少し時間のかかることにつきましては、話し合って進めていきたいと思っております。
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