市長定例記者会見(令和6年6月4日)

Xでポスト
フェイスブックでシェア

広報ID1048222  更新日 令和6年6月21日 印刷 

市長会見の写真

1 道の駅もりおか渋民のロゴデザイン決定及び愛称の募集について

市長:

道の駅もりおか渋民のロゴデザイン決定と愛称の募集について話をしたいと思います。令和7年春に開業を予定しております、盛岡市初めての道の駅もりおか渋民、まずはロゴデザインが決定をいたしましたので、発表したいと思います。

このロゴデザインは、道の駅の運営コンセプト「つどう、つながる、つむぎあう。」を図案化したものであります。つどい、つながり、物語、想い、そして未来をつむぎあう場所として、道の駅最大の特長であります岩手山そして姫神山、2つの山と渋民の自然に囲まれる道の駅の6つの棟を表現したものです。6つのこの建物は、外壁の色で表現をしております。これはあの、「一握の砂」の6つの短歌からイメージをされる色ということで、みんなで考えました。

市ホームぺージやSNSによる発信のほか、各種イベント等で、積極的にプロモーションをしていきたいと思っております。その中でですね、「道の駅もりおか渋民」の愛称を本日から募集をしたいと思っております。岩手山、先ほども話しました、岩手山、姫神山の眺め、そして啄木のふるさととしての立地、それらをみんなでイメージしていただいて、広く親しんでいただける愛称を募集したいと思っております。ホームページ、そして本庁舎、都南、玉山分庁舎に募集要項を備え付けたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

記者:

ロゴに込めた思いみたいなのを市長から改めてお聞きしたい。

市長:

みんなでどうしようかと考えたわけですけれども、啄木の一握の砂の中の6つの短歌、6つ建物があるんですけれども、短歌をイメージして色を決めていこう、外壁の色を6つの色で決めていこうということで、その一つ一つの歌のイメージをですね、この6色に込めました。そして岩手山あと姫神山と言うことで、真ん中の大きな道から山がきれいに見えるということもあり決めました。

この色もいろいろあってですね、この淡い色、これ啄木だろうと、玉山だろうと、いうことで、淡くてきれいな色を使いました。山の形と6つの建物と短歌のイメージを組み合わせてデザインを決めました。

記者:

工事の進捗はどうなっているか教えていただければ。

玉山総合事務所長:

現在、工程どおりに進んでいる状況でございます。5月末現在で建築で82%、機械で82.5%、電気が52.4%、造成が67.3%という状況でございます。完工するのが12月中旬頃の予定となっております。その後、内装工事、これは指定管理者とテナントの方で内装工事を行います。それはその後12月中旬以降行うという状況で、今はさっき言ったとおり8割ぐらいもう完成してる状況というところでございます。

記者:

ロゴのデザインなんですけども、これ自体、作成者っていうのは内部で作成したものなんでしょうか?何か市民からの意見とかを参考にしたものなのかその点についてお願いします。

玉山総合事務所長:

この作成につきましては、デザインの関係を業務委託で作成したわけですけども、その作成に当たっては啄木の里づくり検討会議という内部の会議、それから道の駅整備懇話会という外部の方たちで構成する懇話会、それから大学の学生とか若い方の意見も聞いたりしながら決めていったものです。

このページの先頭へ戻る

2 台湾東部沖地震に伴う花蓮市に対する災害見舞金等の対応について

市長:

花蓮の地震災害見舞金の対応についてです。まずは盛岡市から、災害見舞金、市職員からの募金等を花蓮市に送金をいたしました。皆さんに一度御報告をいたしましたが、市長交際費からの災害見舞金、4月30日にメッセージを添えて50万円を送金をいたしました。

次に、市の職員及び関係団体等による募金活動、これは総額1,218,701円となりまして、5月27日に送金をいたしました。

そして、日本赤十字社を通じた募金につきましては、6月3日現在で981,075円の募金が寄せられております。これは、引き続き、本庁舎1階など4か所に募金箱を増やして設置をして、6月14日まで募金活動を行っていきたいと思っております。

それで、花蓮の魏(ウェイ)市長と、最初地震があって3日後ぐらいでしたか、オンラインでお話をしました。その時には、魏(ウェイ)市長もその避難所からのオンラインでのお話でしたので、若干疲れている感じで、後ろの方はテントを張ったり、ばたばたその避難する方が走っていたりという状況でしたけれども、それから1か月後、先日ですね、もう一度魏(ウェイ)市長と連絡をとることができまして、オンラインでの会談をしました。その際に、まず一つは盛岡市民、そして日本の国民の皆さんに本当にありがとうという感謝を伝えてくださいと。そしてもう一つは、生活はですね、だんだんと戻ってきているんだと。市民の生活、町の生活はだんだん戻ってきているんだと。ただ、その観光ですね、あの太魯閣(タロコ)渓谷等が今まだ閉鎖されてるんですかね。観光等が大きな打撃になっていると。外から来てくださる方々がその時点で非常に少なくて、そこのところがちょっと心配だというお話がありました。それで、魏(ウェイ)市長の方から、予定をしておりました、まず8月のさんさ踊りにはぜひ来たいというふうにご本人からお話がありました。

そして、11月に5周年の、市民で花蓮に行く、そういう予定がありましたけれども、ぜひですね、パレードも盛大にやりたいと。お祭りもまちを挙げて盛大にやりたいということで、ぜひ市長をはじめ市民の皆さん、できれば山車を連れてですね、来てくれればとても嬉しいと言うお話がありました。

8月にお迎えするのはもちろん、そしてできれば11月に盛岡の山車と一緒に、もちろん私自身も、そして市民の皆さん一人でも多く、皆さんで一緒に花蓮の方に行きたいというふうに、今のところ思っております。また近くなりましたら、皆さんに市民の皆さんへの告知ですね。マスコミの皆さんにもぜひお願いをしたいと思っております。

記者:

職員の方、議員の方、あと市民の方と合わせて、引き続き日赤の方の募金は14日まで継続ということですけれども、かなり集まったんですけども、これについて市民とともにというところ、先ほどもおっしゃっていたので、改めてその支えていく、寄り添うということに関して一言いただければ。

市長:

花蓮につきましては、友好都市ということです。私も改めて今盛岡市長を務めていて感じることがたくさんあります。市民の皆さんも心配して募金をしてくれた、例えば市民、そして民間の方々だけでは、心配してもなかなか届ける方法っていうのはない、難しいということがあると思います。市役所はその市民の思いや盛岡に住んでいる皆さんの思いを形にして届けることが、これは行政、市役所はできるんだなと、それは大きな役割だと感じています。繰り返しになりますけれども、花蓮、友好都市の花蓮の皆さんへ盛岡市民のみんなの思いを乗せて、届ける、届けていきたいと。そしてさっきも話しましたが、友好都市ということで、オンラインでも、市長が忙しい中、お話しすることもできましたので、市民の思い、国民の思いを伝えて伝え続けていかなきゃないなと思っています。

記者:

11月に市長や山車などと一緒に花蓮市に行くっていうのは、何か11月に花蓮氏の方でお祭りとかがあってということでなのか、その辺を、あと規模感、もし大体何人ぐらいでどういうメンバーで行くのかっていうところをもしわかれば教えていただきたい。

市長:

太平洋温泉花蓮の大きなお祭りが11月にある。そしてパレードがあるということです。花蓮との元々の友好のきっかけも、盛岡の山車が行ったことがきっかけで友好都市になりました。そんな意味で、元々ちょっとこの地震がある前、昨年からですね、5周年、山車の皆さんと一緒に行って盛り上げていこうと、そういう計画でした。その計画を実際に、地震ありましたが実施をしていこうと。山車の皆さんとも先週も話しましたけれども、ぜひ、みんなで行こうと、市民の皆さん、どのぐらい声をかけて、どのぐらいの人数行けるかってのは、まだちょっと今はっきりしたところではありませんけれども、もう少し近くなって、8月に魏(ウェイ)市長と会って、魏(ウェイ)市長とも話をしながら決めていきたい、今のところはですよ、一人でも多くの市民の皆さんと、という思いはありますけれども、魏(ウェイ)市長と話して、そしてマスコミの皆さんにも相談というか、告知をお願いしながらやっていきたいと思ってます。

記者:

市民の皆さん、公募みたいな形になるわけですか。

交流推進部長:

市民の皆さんという話なんですが、民間の旅行会社の方で市民の翼みたいなものを企画していただいて、そこに申し込んでいただくということで、今準備が進んでいるという話は聞いております。

このページの先頭へ戻る

3 大雨に備えた市の対策について

記者:

6月に入りまして、災害とか大雨の時期が本格化するかと思うんですけども、昨年秋田でも大雨で浸水が起きて大変なことになったということもあると思うんですけれども、盛岡市も川に囲まれるような地形になっている中で、まず盛岡市としてどういう対策をこれから進めていくかというところをお伺いしたい。

市長:

まずは盛岡市、市役所にとって、市民の安全安心を守っていくというのはとても最重要と思っています。その中で、今ご質問あった雨ですね、雨も、今いつどういう形で起こるか分からないということです。

対策につきましては、まずは市民の皆さんに防災の意識をもちろん高めていただくと、その中で、地域での防災訓練、防災講座の実施、防災マップ、広報紙等による防災に関する情報のまずは周知などを行っております。そして、皆さん見ていただいたか、広報ですね。6月1日号、広報でも水害に備え、水害に備えようということで、特集を組んでおります。ハザードマップや、浸水想定区域の、説明会も7月にする予定をしておりましたが、その予定等も広報に今回書いております。

災害時の連絡体制につきましては、気象台、河川管理者、ダム管理者等の関係機関とのホットラインを持っております。情報発信につきましては、気象警報が発令された際には、市災害警戒本部を設置して警戒にあたり、避難が必要となる場合には、緊急速報メール、そして防災行政無線などの伝達手段を用いて、発信をしていくということにしております。

地域の防災力向上策につきましては、自主防災組織の結成を促進していく、また地区防災計画づくりを進めていただいたいくということです。

河川整備等につきましては、いろいろ今、国とも話し合っているところでありますけれども、河川管理者であります国と共に、協力していろんな計画を立てて対応をしていきたいと思っております。準用河川、普通河川の整備、下水道幹線・雨水排水ポンプの整備などの取組を進めていきたいと思っております。

また、市役所本庁舎の浸水対策というのも考えております。市役所本庁舎の浸水対策、初動対応としましては、電気設備を設置している地下に水が入っていくのを防ぐため、土嚢をまず設置することが決まっています。土嚢を越えてさらに水が入ってきた場合には、1,000トンの水を退避できる地下ピットに流し込んで、そこが満水になるまでの間に来庁者の避難誘導、停電に備えた対策を取っていくということにしております。

さらに、浸水が続いて、地下の電気設備、非常用自家発電設備が停止をする場合には、太陽光発電によって、災害対策本部を設置する別館4階には電気が供給される仕組みということになっております。

災害対策本部の設置場所につきましては、別館4階なんですが、ここも大きく被災をした場合には、都南分庁舎、玉山分庁舎に設置するということに決まっています。あとは、今年の5月、大雨を想定した災害対策本部事務局訓練では、限られた設備での対応も含めた訓練を実施をいたしました。

庁舎被災時の業務影響を最小限とする対策としては、業務継続計画において、優先する業務、必要となる人員・庁舎・通信手段・車両等の資源を定め、災害等に備える体制ということを決めています。

記者:

ハード面の整備ですけれども、今、国や県とも計画を進めていると、排水ポンプの整備などというお話もありましたけれども、現在進んでいるものとしては何かございますか。

上下水道部長:

雨水の雨水の流す幹線、雨水の排水の管路の整備を継続して行っておりますし、川の方に排出するポンプにつきましても、増強の計画を持ちながら、そういったところも進めて参るというような形で行っています。

このページの先頭へ戻る

4 職員の名札について

記者:

今月から、いわゆる一般職というか、市役所の職員の方の名札が名字だけに変わったということで、その職員のプライバシーとか視認性の向上っていう目的と、一番カスハラ対策といいますか、いわゆる職員窓口業務などに当たられている方が罵声だったり、そういった被害があったということで、その辺りの市長の受け止めと、あとは今後のカスハラ対策っていうものがお考えがあるのか、あとは具体的に進めるものとかがあるのであれば、その辺りを教えていただければ。

市長:

職員のみんなの働き方っていうのは大切だと思っています。名札の話がありましたが、窓口の皆さんは名字だけに、今月からなりました。あとは私の方ですね、私はふりがなつきました。

これいろんな議論があって、名前もなくしても、なくした方がとか、その部署だけが、だけの方がいいんじゃないかと。今いろいろ庁内で話し合ってますが、とりあえずまずできることをということで名字だけということにいたしました。

総務部長:

カスハラ対策というお話があったんですけれども、住民の皆さんからの要望といいますか、対応について、カスハラと言うのが公務において正しいかどうかあれなんですけれども、盛岡市において、例えば盛岡市市政における公正な職務の執行の確保に関する条例というのがあり、職務の遂行に著しく妨げるような行為があったときには、特定要求行為記録票とか、不当要求行為とか、そういったものについて検討するような仕組みがあり、それのルールに従って、窓口でそういった対応があった場合にどう対応するのかというところを専門家が審査委員だと弁護士等を含めた審査員の方で対応とかを検討していくというような流れになろうかと思います。

市長:

市民の皆さんの声に耳を傾けてくと、あと市民の皆さんと共にということなんですけれども、そのことをやっていくためにも、働く職員の環境、その声を聞く、気持ちよく市民の皆さんとともにそういう環境を整えることも大事、そういう観点も、そういう思いもあります。

このページの先頭へ戻る

5 新市庁舎整備について

記者:

新庁舎の関係で、審議会で整備エリアということで内丸地区選定されましたけれども、途中段階、答申はまだ先になるわけなのですけども、そのエリア選定というのに対しての市長の現時点での所感をお聞かせください。

市長:

今はですね、まずは審議会での話ということです。8月に市議会の皆さんから新市庁舎整備基本構想ということで答申をいただくということにしております。最終的には、その答申をいただくまではということはありますけれども、委員の皆さんが専門的な知見やいろんな角度から一生懸命に、もう何回も積み重ねてきていただいて、その8月に向けて進んできていると思っています。

記者:

今の庁舎が2033年が耐用年数というのは、これはもう決まってるというか、大体状況としては決まっているんですけども、それに対して、市としてどういった対応をしていくというお考えかをお聞かせください。

市長:

今、タイムスケジュールは、まだ場所が決まってない中でのタイムスケジュールというのは、皆さんにご提示というか出てるわけですけれども、一刻も早くと、まず8月に向けて8月答申いただいたら、本当にスピードを上げて、一刻も早くやっていきたいと。用地、そして建設計画、それらですね。その時点でもう一回きっちり見直して、なるべく早く取り組んで、なるべく早く実現できるようにしていきたいと今思っています。

このページの先頭へ戻る

6 チャグチャグ馬コ等について

記者:

間もなくチャグチャグ馬コが開かれると思うんですが、市民もたくさん来られるかと思いますが、観光客も多く来られると思いますので、PRをお願いいたします。

市長:

昨年より装束馬、昨年より7頭多い62頭の出馬となっております。役員馬7頭と合わせて計69頭の行進ということになっています。私も、鬼越蒼前神社から八幡宮までずっと乗りたいと思っています。

チャグチャグ馬コと同じ日に仙台で絆まつりが土日あるんですね。そちらの方はチャグチャグ馬コとはちょっと外れますけれども、さんさ踊りのPRを頑張ってやっていきたいと。土曜日は私、チャグチャグ馬コに出て、絆まつりの方は小原副市長に土曜日はお任せをして、日曜日のパレードには私も絆まつり参加したいというふうに思っています。盛り上がればいいなと思っています。

PDFファイルをご覧いただくには、Adobe Readerが必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイトからダウンロード(無料)してください。

よりよいウェブサイトにするために、このページにどのような問題点があったかをお聞かせください。

このページに問題点はありましたか?




このページに関するお問い合わせ

盛岡市役所
〒020-8530 岩手県盛岡市内丸12-2
電話番号:019-651-4111 ファクス番号:019-622-6211