市長定例記者会見(令和7年12月2日)

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広報ID1055103  更新日 令和7年12月9日 印刷 

1 市街地におけるクマ出没への対応について

市長:

市街地におけるクマ出没への対応状況について、お知らせいたします。市における令和7年度のクマの出没件数は、11月30日現在で625件、捕獲頭数は122頭、これまで最も多かった令和5年度と比較をして、いずれも約2倍となっております。

市民の皆さんを守るために、熊の出没状況を見据えながら、猟友会の方々と協力をして捕獲に努めています。11月10日に開催した盛岡市ツキノワグマ対策会議以降、対応の体制も強化をして、市民の皆さんへ速やかに情報提供するために、平日、土日、祝日を問わず、朝6時から「市の公式LINE」「いわてモバイルメール」などによる情報の発信、巡回パトロールなどを行っております。緊急銃猟につきましては、盛岡猟友会との委託契約などを完了して実施可能となっています。麻酔を用いた捕獲についても職員を確保し、資格取得などの準備も進めています。国県への要望につきましては、出没防止対策の強化、財政支援の拡充、個体数の管理強化、人材の確保・育成などについて、岩手県市長会の会長として関係省庁に対しては10月31日に、岩手県に対しては11月11日に、東北市長会の会長として関係省庁に対して11月25日に直接お会いをして要望を行って参りました。

市民の皆さんに改めてお伝えをしたいと思います。例年、クマが冬眠に入る時期にもかかわらず、市街地や住宅街でクマの出没情報があり、通勤・通学・日々の生活に不安を感じている市民の方も多いのではないかと感じております。市としましては、市民の皆さんの安全を最優先に、引き続き警察など関係機関と連携をして情報発信、パトロールなどの対策を進めていきます。市民の皆さん、目撃情報をご確認いただきますとともに、外出時はクマの出没情報に注意をすること、早朝・夕方の薄暗い時間帯での1人での行動、河川敷・裏山などへの立ち入りは特にも慎重に行うこと、クマの誘引に繋がる食べ物、取り残しの果樹や残飯等を放置しないことなど、ご留意いただくようにお願いいたします。

記者:

ここ数日、連日、歴史文化館の前でクマが目撃されておりますが、この対策というのはどのように進めてらっしゃいますでしょうか。

環境部長:

歴史文化館前、確かに、今朝も出てるということで、いろいろ皆さんご心配だったと思ってるところです。具体の対策としては、あの辺りにつきましては、中津川の河川敷とかを始めまして、周辺は出てるところだという認識はしてるところでございます。具体的にどういう形をやっていくかということについては、まだ目撃情報をもとに警察と猟友会と併せて市の職員が現場の方を確認して、どちらの方に行ったのかというあたりを、それぞれ連絡をとりながら、パトロールをしているというような状況でございまして、あと周辺学校等もございますのでそちらに対して、連絡をするというようなことで対応してるところです。

記者:

罠を仕掛けるなんていうことはあるんでしょうか。

環境部長:

罠ということでございますけれども、人通りもありますし、あとはその罠の設置場所を見に来たりだとか、人の集まる場所になかなかちょっと設けるということについての判断が難しいというふうなところでございまして、まだ罠の設置というところの行為は行ってないところです。

市長:

中心市街地におきましては、今お話したとおりですけれども、昨日、農業委員会の皆様や、農業関係の皆様と懇談会がありまして、罠の話も出ました。そこについて要望やですね、罠が必要だというときには相談をしてくれというお話をしました。適切な対応をとっていきたいというふうに思っております。

記者:

今、適切にということでしたが、10月の下旬ぐらいからですか、中津川流域で出没多数で、広く見れば、大沢川原とか、あちらにも出没目撃情報ありますけれども、やはり今、罠に関しては、環境部長のお話もありました。ただこれだけ連日出没してて、幸いにも人的被害はありませんが、ある程度駆除というか捕獲に向けての動きも必要になってこないか、市民の不安もかなり増えてると思いますので、その点今日発表事項で加えて踏み込んで、よく多発してる、つい最近までだと高松、緑が丘にも出没多数ですので、何かそこの重点的なもので対策を講じるという予定はあるかどうかをお伺いします。

環境部長:

重点的な対策ということで今までどおりの継続して行うということはそのとおりなんですけども、確かに河川敷ですね葦の葉とか、ちょっとクマが隠れられるような状況にもなってるというふうに認識しております。そういうところにつきましてもですね、やはり隠れてしまうと、見えなくなる。そして、夜、早朝、夕方に出てくるということもちょっと想定はしてるとこでございますので、まずそこを特定したいということもありますので、河川の管理者とも調整しながら、なるべく隠れる場所をなくすというのも1つの方法かなと考えておりますのでそちらの方は、河川管理者の方と協議できることを見つけて、積極的進めて参りたいと考えてるとこです。

記者:

やはり被害があってからでは遅く、その被害を防ぐために今取り組みなさってると思うんですが、重点的にどこかこうスポットで取り組むとかっていうような考え方、市としておありかどうか改めてお聞きします。

市長:

盛岡は、全国ニュースでも時々取り上げられます。それは大きな川がまちの中に流れていて、河川敷を通って中心部にクマが出没しているというところです。今お話されたとおり、大きな人身事故がないことは本当に、今まで、ほっとしてるとかあれでしたけれども、猟友会の皆さんとも話をしていますが、中心部に出た場合には、なかなか緊急銃猟というのはちょっと難しいということもあります。そういう意味で今、国からの交付対象にはなっておりませんけれども、吹き矢による対策、麻酔実施者として、新たに市職員の獣医師等7名を確保して今話をしながら、麻酔捕獲に必要な麻薬研究者の資格取得の準備等を進めております。そのことに関しましては、国からの交付対象になっておりませんが、市単独でも、必要な場合にはすぐにやるようにというふうに指示を出しているところです。

記者:

実際ですね飲食店もこれから年末で人が宴会とかそういうのが集まる時期なんですけども、クマがいるからっていうことで、お店も対策とらなきゃいけないしお客さんの方も足が遠のくってなると、盛岡市の書入れ時の経済にも影響することなので、改めてそういった経済的な観点も含めて、今市街地に相次いで出没していることに対して、どのように取り込むか、取り組んでいこうとしているか、改めて市長からお聞きしたいと思います。

市長:

市の中心部だけではなくて、温泉地その他の経済的な打撃、あとは市中心部の飲食店への打撃は大変心配しております。中心部におきましても、住宅街周辺部におきましても、クマの対策に対しては、できる限り、罠、麻酔、緊急銃猟も必要なときには覚悟をして、緊張感を持ってやっていくという気持ちで対応していきたいと思っています。

記者:

12月になってもですね、今日も午前中、中心部にクマが出てということが、相変わらず続いていることについての市長のコメントいただけますでしょうか。

市長:

通常であれば、冬眠という少し寒くなってきて、時期に入ってきてるのかなと思ってもおりましたが、未だに、クマの出没は、目撃情報が寄せられているという状況です。寒くなったから、いつも冬眠だからということではなく、市民の安全安心を守るということで、緊張感を持ってやっていきたいと思っております。手緩めることなく、職員も、頑張っておりますが、手緩めることなく対策は続けていきたいと思っております。

記者:

経済の影響も懸念される中で、例えば今年で言うと北上市の温泉施設でも被害がありました。宿泊業とかですね、或いは飲食店さんに対して市の方から何かこう調査というかですね、何かされたりとかはしましたでしょうか。

市長:

何日前でしたか、繋温泉の皆さんと懇談会を開きまして、私もクマのことを心配しておりましたので、クマの被害について懇談をしました。今のところその時点では大きなキャンセルとはないけれども心配をしているというお話でした。市内の宿泊業の皆さんからも私が懇談した時点ではまだ大きなキャンセルは起きていないということでありましたけれども、引き続き、そういうことの起きないように、対策は十分やっているということも少しアピールをしながら、対策をとってやっていきたいと思っております。

記者:

麻酔による捕獲の体制のことについて、市として緊急銃猟に加えて、こうしたこの麻酔による捕獲の体制を強化していくというそのねらいについて、改めて市長から教えてください。

市長:

緊急銃猟の体制等は整いましたけれども、あと警察の方々とも打ち合わせをしておりますが、盛岡の場合は、河川敷を伝わって中心部に出没するという、全国的にも少し特別な状況が続いております。その中で、やはり猟友会の皆さんとも話しておりますが、市中心部で緊急銃猟を行うというような、なかなか大変なことだという認識があります。人目もありますし、実際に撃つ、万が一何かがあったらというそういう面ですけれども、その中で麻酔による対応というのは、盛岡としては中心部では有効な対策だと思っております。動物園の方にも、動物園の仕事はですね、社長とも話しまして、園長ですね、一旦ちょっと離れてといいますか、動物園の仕事はちょっと解放していただいて、そちらの方に集中をするようにというふうな話もしております。加えて、この麻酔を打てるというのは、法律的に誰もが打てるということでもありませんので、新たに麻酔の実施者として、市職員の獣医師を確保して、麻酔捕獲に必要な麻薬研究者の資格取得の準備を進めています。私も何人かの獣医師さんともちょっと話をしたんですが、やはり確かにですね、経験がないと麻酔を打つ、吹矢打つのにもちょっと怖いというお話も実際あるところなんですね。そこは今1人従事している園長とよく話をして指導してもらってですね、できるだけそういう対応ができるようにと考えて進めております。

記者:

麻酔も打つ場所によっては効き目が弱くなったりというようなお話も聞きます。捕獲を確実にするにはやはり、猟銃を使うような形の捕獲というのが一番いいのかなとは思うんですけれども、この麻酔による捕獲っていうのはあくまでも、緊急銃猟、猟銃などによる捕獲を基本として、それを補完するというかするようなものというふうな位置付けっていうことになるんでしょうか。

市長:

麻酔も当たる場所によって効き方違うというふうにも説明を受けております。その中で、どちらが主でということではなくて、その場その場で適切に判断をしてやっていくと、先ほども言いましたが、市中心部で緊急銃猟を行うというのは、判断がハードルが高いところもある場合、そういうときには麻酔の吹き矢を打つと、その場その場で適切に判断をしていきたいと思っております。

記者:

歴史文化館のクマの話ですけれども、同様のケースで言うと秋田市の中心部の千秋公園は公園を閉鎖して対応するというような取組をなさってましたけれども、盛岡でも公園を岩手公園を閉鎖して捕獲に向けて取り組むなどという検討は今のところありますでしょうか。

環境部長:

岩手公園、盛岡城跡公園の閉鎖ですけども、本日出没情報がありまして、警察等々相談をした上でですね、一時的にコーン、そして入ってこないように、テープを巻いたりとかして立ち入りを制限したことはやってございます。その後、市の職員、そして警察の方で、公園の中を探索いたしまして、クマの形跡、そしてクマの姿も見れない、見られないということを確認したことをもちまして、それらを解いたというような形にはしてございます。す。

記者:

もう何度も訪れているので、捕まるまでは常時閉鎖するというようなことはありますか。

環境部長:

まず今後目撃情報があれば、また同じような措置をとらせていただくというような形を考えてございます。なかなかその都度、むやみやたらに制限をかけるということについてのご意見もありますので、いわば目撃情報を受けて、それを確認或いは目視できるような形にまで持ってけばいいんですが、やはり何分相手も動きますので、はっきりとどこの場所に何体どういうふうにいる、というようなところまではちょっとなかなか確認できてはいないところでございます。千秋公園さんとかもドローンを用いて確認をするとかということで、結局はちょっと残念ながら見つけれなかったというふうには伺っておりますけども、ゆくゆくはそういうことも検討して参りたいというふうに今考えてるところではございます。

記者:

先ほどの麻酔について、こちら7人確保したっていうところで、実際に稼働できるのは、どれぐらいを目安に目途に考えているのか。また、これまでは1人だったのが7人というところで、どれほどの期待というか、効果を上げられるのか、その辺の見込みを教えてください。

環境部長:

麻酔を取り扱う者ということで、7人ということで今県の方に許可申請を上げているところでして、まず今現在準備中という形になってございます。いつからその対応ができるのかということですけども、今の見込みを県に伺ったところ、許可の方が1月1日を目途に許可をいただけそうだということでございます。いろいろと申請の方の手続きもございますし、扱うものが麻薬だという特殊性もございまして、保管場所の金庫のようなものをですね、設置するということも義務づけられておりますので、そのあたりの審査等々もあるのでちょっと時間がかかるということです。何れそれが取れたらばどのような体制でということになるんですけども、まずはいきなり行って、クマに対峙して麻酔を打つというのはもう、非常に難しいですし恐ろしいということがありますので、できれば経験のある方と一緒にまず行って、状況とか対応方法だとか、一緒にその場で立ち会いながら、身につけていただきながら、徐々にひとり立ちというと変ですけども、動いていただけることをこちらとしては期待させていただいているところです。

記者:

経験がある方というのは、今の園長先生っていうことで。

環境部長:

そうですね園長先生ということになります。あと県の方で、獣医師さんを中心に麻酔の資格取得者を増やされるということもございまして、それに合わせて研修なども考えているというふうなお話もございますので、そちらの研修の方にも参加させていただけることも想定してございます。

記者:

確認ですけども、この7人の方々のご所属っていうのは市のどういった部署なんですか。

環境部長:

市の保健所の獣医師等ということになってございます。

記者:

免許を取るにあたっての、例えば費用とかは全額市の方で負担するという理解でいいんですか。

環境部長:

免許を取るところから、先ほどお話したように保管する場所とか、或いはこれからおそらく薬剤も用意しなきゃならないと考えておりますし、あと資機材等も必要なってくるということですので、それについては市の方で負担させていただきます。

記者:

ZOOMOの辻本園長のケースで言うと、結構釜石の方とか、沿岸の方に吹き矢に出動されたりということも、我々も現場で見てるんですけれども、この7人の獣医師さんは、盛岡市以外の市外、県内のどこか行かれたりするっていうことも想定されてるんですか。

環境部長:

現在のところ、その辺の想定はしてございません。その辺り県の方でおそらく対応されてるところだと認識してございます。

記者:

基本的には市内の対応になるということでいいですか。

環境部長:

はい。

記者:

獣医師等ってあるんですが、獣医師以外で普通の市保健所に従事されてる一般の職員のような人もいらっしゃるっていうことでしょうか。

環境部長:

麻薬取扱のこの資格を取るための要件がございまして、それ見ますと麻薬研究者ということでございまして、薬剤師、医師、獣医師ということになってございます。今回獣医師6名と、あと公衆衛生医師1名の7名ということで、今申請をしているところです。

記者:

先ほど県の許可が1月1日目途に認可されるという中で、実際の実践に出るのは、今年度はもう間に合わないっていう見込みなのか、その辺りっていうのは。

環境部長:

冬眠の時期っていうことだと思うんですけども、まず出没状況については例年の2倍以上ということでございまして、あと冬眠しないクマっていうのも想定されることもあるので、何れ1月以降出没した場合につきまして、市内に出没した場合は出るということは想定してございます。

記者:

麻酔の件で先日辻本園長さんをインタビューしたときに、この麻薬の有資格というのはあくまでもその薬剤の取り扱いの資格であって、そもそも吹き矢は資格はいらないと言っていて、園長が言うにはそもそもその獣医師さんや保健所の人たちが吹き矢を吹いて捕るというのは、実際出来るかっていうとなかなか難しい。野生動物がどのように動くかとか、どちらかというと猟友会の方に吹き矢を吹いてもらって分業制にしたほうが効率的でいいんじゃないかというようなことを言われていたんですけれども、その点についてもしお考えがあったら教えていただきたいと思います。

環境部長:

おっしゃるとおり薬の取り扱いということの資格ですので、吹く人は、ある程度、ただですね、薬を調合した人は吹く現場にもその吹くところまで居なきゃならない、ついていかなきゃならない、その薬がどう扱われたかっていうところまで麻薬という性質上ですね、見届けなきゃならないっていうことがございますので、いずれ調合して行ってその吹く人に渡すのではなくて、その薬を持ってその薬を抱えて現場に行って、そして吹く人が仮に別な人だったとしても、その人が吹くところまで見届けるというのが一連の業務となってございます。今回獣医師さんにお願いしたというのは、やはりその動物の生態だとか、そのあたりクマに特化してるとはちょっとなかなか言いがたいところあるんですけども、そういう知見もお持ちだというところもありますので、こういう形で、今回吹き矢による麻酔の確保体制という形で取らせていただきたいと考えたところです。

記者:

ある程度その体制をつけた上で、実際吹く人が猟友会の方であったりするのは選択肢として今後あり得るということなんですかね。あくまでもそこまで麻薬を持って現場に行くところまでの体制を作って、その有効性という意味で言えば誰が打ってもというか、より効果的に打てるという意味で言えばその選択肢としてその人が打たなくても違う方が打つという選択肢はあるんですか。

環境部長:

そのような選択肢もあるかとは思います。

記者:

となると今回新しく麻酔の資格を取る7名の方っていうのは、資格取得後、吹き矢の研修といいますかそっちの技術も得てもらって、園長のようなかたちで活動してもらう想定ですか。

環境部長:

そうですね。園長を先生のようにというのはちょっとあれですけども、いずれ現場で目撃情報があって、クマが一定箇所に留まっていると。銃による捕獲もなかなか難しいということになった場合におきまして、麻酔だろうという判断があれば、同じような形で薬を調合して現場に急行していただいて、麻酔による吹き矢による捕獲という体制とかですねそういうふうに対応していただきたいと考えております。

記者:

資格を取って吹き矢の技術もある程度得ていただいて、実際に現場で活動する時期は大体いつごろを想定してますか。

環境部長:

資格の方が、先ほどお話させていたとおり1月に見込まれておりますので、それ以降の目撃情報があったときに一緒に現場の方に足を運んでいただいて、状況を見ていただくということはしていただきたいと考えてございます。

記者:

今後、今後吹き矢を吹いてもらうっていうのは大体いつごろになるんですか。

環境部長:

ちょっとそこは何とも言えないところです。

記者:

ZOOMOの獣医師さん2人も確か資格を持っているはずと園長にお聞きしたんですけれども、多分園長の場合は市の職員で、2人は多分、市の職員ではないので、その中で使われるということは今のところ想定はされてないんですか多分吹き矢、日常的に動物園で使っているので、多分園長と大して変わらないぐらい使えるような気がするんですけれども。

環境部長:

はい。同じようにというのはあるかと思います。資格をお持ちの方ということは伺っております。

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2 市長公約について

市長:

私の公約に関連する事業につきまして、10月末での実施状況を、11月21日に市公式ホームページ「市長室」に掲載をいたしました。市長公約関連事業は、私の公約の実現に資する事業として整理をしたもので、合計95事業となります。完了を含む事業化済みが75事業、事業化に向けて検討中が20事業、未着手の事業はございません。今回の取りまとめで改めて実施状況について精査をしましたところ、事業化済みが、9月時点から8事業増えております。

1つ目の柱、「より優しく、誰ひとり取り残さないまちへ」につきましては、全36事業、このうち26事業が、事業化済み。その中で私が市長就任後に新たに取り組んだものが9事業となっております。主な新規事業は、「退職手当全額カットの条例の改正」「こども相談室の設置」市民の声を直接伺う「もりもり」「市長への手紙」「学校における校務支援システムの導入」「地区活動センターにエアコンを前倒して整備する取組」など、身近な生活に直結する取り組みです。

2つ目の柱、「より強い、地域経済が元気なまちへ」につきましては、全54事業です。このうち45事業が事業化済み、その中で新規が13事業です。主な新規事業は、「工業用地確保の推進」「AI・IoTを活用した短期集中型プロプログラミング講座の実施」「若者と地元企業をつなぐキャリアサポート専門員の配置」「盛岡駅西口地区への複合施設整備に向けた調査」など、地域経済に力をつける取組を進めております。

3つ目の柱、「盛岡の各地域の歴史や特色を守りつなぐ」は全5事業で、このうち4事業が事業化済み、その中で1事業が新規となっております。

以上の通り、全95事業が事業化済みまたは事業に向けて検討中となっております。公約は市民の皆さんとの約束です。私はこの約束の実現を目指し、1つ1つ確実に前に進めて参ります。今後は、完全給食、給食無償化の推進、公共交通の確保。高齢者の健康と居場所づくり、子ども施策、教育、雇用の充実、地域経済の活性化、宿泊税導入による観光施策の充実など、特にも市民生活、暮らしに直結する取組、地元の経済の活性化に重点を置いて進めて参りたいと思っております。盛岡の未来を見据えながら、市民の皆さんの声を丁寧に伺い、公約の実現に向けて1歩1歩、確実に進んでいきたいと思っております。

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3 復興デザイン会議「第7回復興政策賞」の受賞について

市長:

復興デザイン会議「第7回復興政策賞」の受賞について、これは岩手県で初めてということでございます。東日本大震災の被災者支援として、本市が設置をしているもりおか復興支援センターが実施をしてきました「盛岡市における広域避難者への継続的支援」が復興デザイン会議の「第7回復興政策賞」を受賞しました。

復興デザイン会議は、災害からの復興に関わる研究者・計画者・設計者などが次の復興に向けた知見の体系化、来るべき災害に備えるため、復興研究の推進、復興政策・復興計画・復興設計技術の確立や普及、技術者・政策立案者・計画者・設計者の教育を推進することを目的に設立をされたものです。

今回受賞しました「復興政策賞」は実際の災害復興と事前復興目的に実施をした政策のうち、デザインの確度・計画設計の内容・実践プロセス・仕組みづくりなどが優れ、今後の復興デザインのモデルとなる事例を顕彰し、広く復興に関わる計画・設計技術の普及発展を図ることを目指すために設けられたものです。今回の受賞は、東日本大震災津波の広域避難者の受け入れに当たり、広域避難者支援の方針が確立されていなかった時代において、発災時から独自で取り組みを開始して、現在まで継続していることなどが大きく評価をされたものと思っております。表彰式は12月7日、日曜日、愛媛大学で開催をされます第7回復興デザイン会議全国大会の中で行われます。その他、受賞に係る審査員コメント、表彰式の内容などにつきましては、別紙の資料の他、復興デザイン会議のホームページに掲載をされております。

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4 事務事業の見直しについて

記者:

公約の関連事業について先ほど市長の方から、説明いただきまして、95事業、新規というところも含めて、順調に検討が進んでいるという中で、給食の完全無償化も力を入れていくというお話でした。そんな中で、先日から123の事業の見直しというところの中で、いわゆる保育園だったり幼稚園の副食費だったり、あとは学童の利用者、利用料のいわゆる低所得者に対しての利用料の見直しも検討する事業の1つに入っています。子育て支援、盛岡市は力を入れてきたと思うんですが、給食完全無償化を進めて保護者の負担を軽減していくっていうところを目指していながらも、そのような事業を見直そうとしているというこの状況について市長としては、今後どういうふうに取り組んでいくかっていうところを教えてください。

市長:

これからも、子ども、子育てに対する施策は、大事だと思っておりますし、できる限り続けていきたいと思っております。今おっしゃった事業については、今話し合いを、意見を聞いてですね、話し合いをしているところでございますので、その後にですね、よく結果をですね、見て判断をしていただければと思ってます。

記者:

先日も全員協議会の方でお話ありました、123事業の見直しについて、これまでたくさんいろんな意見が寄せられたと思います。このことに対してまず市長さんの受けとめを教えていただけますでしょうか。

市長:

今はまだ各団体の皆さんのお話をお聞きして、今の市の状況を説明してと、今そういう状況でございますけれども、今のところですね、毎年、今回の事業見直しの事業について、事業を毎年楽しみにしてるんだと、そういうご意見や、生活への影響が大きいということで、事業内容の現状維持を求めるという意見なども、もちろん寄せられております。関係者の皆さんには、今お話を伺いながら、改めて様々なご事情があることを認識しております。一方で、市の危機的な財政状況などから、見直しの必要性に対して理解を示していただく意見、団体として工夫をしながら事業を継続していきたい、そういう意見、市と一緒に事業継続の方法を模索していきたいんだと、そういう意見も寄せられており、そのことについてはありがたい、一緒にこれからも考えていきたい、そういうふうに今思っているところです。

記者:

それぞれ団体によっても違うんでしょうけども、今後の進め方なんですけれども、どのように理解、調整、先日ですね、32事業で協議調整する方針というふうにお話がありました。今後この32をどのように進めていくのか教えていただけますか。

市長:

まずは、今月12月につきましては、お話し合い、お話を聞く作業を丁寧に進めていきたいと思っております。今回の事業見直しにつきましては、予算を削減するということではなくて、どうすれば事業を続けていけるのか、一緒にですね、考えながら知恵を出し合う作業だと考えております。2月上旬の最終案に向けて関係団体の皆さんと対話を重ねていきたいと思っております。

記者:

そうしますと、場合によっては事業をいろんな工夫した上で、継続ということもあり得ると考えてよろしいでしょうか。

市長:

それはですね、ちょっとここでもちろんありますって言い方はなかなかしにくいわけですけれども、関係団体の皆さんと丁寧に進めていくと。そして一緒にいい継続の案や、共に進めていけるという案は、大変うれしい話でございますので、よく話を聞いて進めていきたいと思ってます。

記者:

先日の全員協議会では、同時に使用料の見直し案も出ました。こちらの方の市民からの意見などはございましたでしょうか。またこちらも同様に、どのように今後進めていくのか教えていただければと思います。

市長:

使用料につきましては、これまで数十件ほどの問い合わせがあります。どれぐらい料金が上がるのかという不安の声も多くいただいております。市民の皆さんが日々の活動や楽しみの場として大切にされている施設ですので、不安を抱かれるのも、当然であろうと思っております。

一方で、多くの施設では開設以来、使用料を据え置いてきました。例えば、これたくさん例えば、総合プール、平成11年開設以来26年目で初めての見直しです。市民文化ホール、平成10年開設以来27年目で初めての見直しです。例えば子ども科学館、昭和58年開設して42年で初めての見直し、ちょっと全部という言い方は、これ細かくできませんけれども、開設以来、見直しを行ってこなかったと言う部分も多くあります。結果的に利用をしていない方々にもご負担をいただいていると、そういう課題も感じております。将来にわたって安心して施設を使い続けていただくためには、一定の見直しは必要なのではないかなと感じているところでもあります。

負担をお願いする部分もありますけれども、目的は、施設を良好な環境のもとに利用者の皆さんが気持ちよく長く使い続けられる状態にするということだと思っております。ご負担をお願いする形になります部分もありますが、心の痛むところでありますけれども、できるだけ、良い状態で公共施設をご利用いただけるように全力で取り組んでいきたいと今はそう思っております。

記者:

やむなしという意見もあります。一方で、反対する意見もあるようです。こういった方々にどのように理解を図るか教えていただければと思います。

市長:

今お話した内容等も、少し詳しい内容も含めて、市民の皆さんには理解をいただけなければと思っております。実は庁内でこの見直しについて話し合ってきた時点から、財政部そして庁内には、その窓口等でも市民の皆さんに聞かれたときにはきちんと理由、そして取り組みについて、あと盛岡市の状況についてもお話をできるようにということで、まだちょっとですね、決まっていることではないので、決まった後はですね、市民の皆さんにもきちんとお話ができるようにということで進めております。市民の皆さんの理解は必要だと思っております。

記者:

そうしますと市民理解、市民へのそういった意味での説明というのは、議会で決まった後というふうに考えてよろしいんでしょうか。

市長:

はい。そうです。決まった後でなければ具体的な説明はできない、議会で決まった後というふうに思っております。

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5 客引き行為等を禁止する条例について

記者:

1日に客引き行為を禁止する条例が施行されました。条例制定されたことによる効果、市長からお聞かせください。

市長:

12月1日、昨日から条例が施行されました。ニューヨークタイムズさんが、グレイグ・モドさんが、歩いて楽しめる、隠された宝石のようなまち盛岡というふうに評価をしていただきました。やはり、安心して、盛岡駅から河南、八幡までですね、この通りが、安全安心に歩けるようなまちにしていきたいと。これからの盛岡を考えていく場合に、中心市街地がしっかりしているということが大切だと思っております。学生の皆さん、若い皆さん、家族連れの皆さん、子どもたち、そして観光の皆さんももちろんそうです。安心して歩ける中心市街地、繰り返しになりますが、歩いて楽しめる中心市街地、隠された宝石のようだと言われた中心市街地、それを安全安心にですね、歩ける、そういうまちにしていきたいと思っております。

記者:

市民からここ数年でとても客引き行為が増えたっていう声は、常々いろんな団体さんからも出ていますけれども、市長としてはここ数年の大通りの状況をどのように見ていらっしゃったのか、また市民からはどういった声を、条例制定に向けてどのような声をいただいていたのか教えてください。

市長:

○市長

市民の皆さんという意味では、若い女性やお母さんと子どもとかですね、大通り、怖くなったねと。例えば、私なんかが1人で歩いていても、客引きとか強く客引きをされたということはそう多くありませんでしたけれども、やはり、若い女性の方、若者、家族連れ、子どもたちから、随分大通り、怖くなって歩きにくくなったというお話を、以前から受けておりました。そして大通商店街からも何とかこれからの大通りの、コロナ明け復活のためにも、そういう通りにしていきたいんだと、そういうお話を受けておりました。

私も市長になって、何とかですね、この客引き防止等条例については実現をしたいと思ってきましたが、2年かかりましたけれども、ようやく実現することになりました。これはですね、盛岡市だけでできたことではありません。市民の皆さん、大通商店街の組合員の皆さん、そして何より、警察の皆さんが協力をしてくれて、そしてそういうまちにしていこうと、市役所のみんな市長とその条例を作っていこうじゃないかと、そういうことでですね、実現をしたことです。これからも、盛岡市はもちろんですけれども、大通商店街の皆さん、警察の皆さんと協力をしながらですね、実効性のあるものにしていきたいと思っております。

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6 マイナ保険証について

記者:

今日から基本的にマイナ保険証に切り替わるということなんですけども、今日市役所1階の市民登録課の方、いつもと比べると混雑してるような印象を受けたんですけども、特に私が見た範囲ではあまりそれによって支障が出るというような感じではなかったんですけれども、ちょっと混雑が今出ているということについての受けとめと、日々マイナ保険証のこの切り換えは多分、市民の方には周知をされてると思うんですけども、どのように対応していくのかという辺り伺えますでしょうか。

市民部長:

確かに昨日今日と、ちょっと混雑をしてるという状況ではございます。これがマイナンバーの関係の方も相当数いらっしゃるということは確かなようですが、このマイナンバーが、今ちょうど更新時期に当たってる方々も今年度あたりから結構多いということで、10年たつと更新をしなければならないということで、そのタイミングでいらっしゃる方も結構多くありますので、その月のその日にちによって、マイナンバー関係が混む日、またそれが少し収まってまた混雑してというのを繰り返してるような、最近は状況ですので、そういった流れと今回の12月1日でマイナ保険証になりますよということの合わさった形で、昨日今日は混雑しているのかなと見ているところです。

記者:

月の初めっていうのは、マイナンバーの申請とかですね訪れる方ってのは、普段よりは増えるものなんですか。

市民部長:

日にちとか曜日とかの関係もありますので、やっぱり窓口どうしても月曜日は混むきらいがありますので、そういったときと月初めの時期が重なったりすれば、若干込んだりするということはあるかと思います。ただ、今のところトラブルがあるとか、何か支障をきたすとかですね、そういった状況にはなっていないというところです。

市長:

保険証と紐づけになってですね、便利になったというお声ももちろんあります。あとは反対に、ちょっとわかりにくいという声も、まだありますので、そこは丁寧に市民の皆さんにもご説明をしていかなきゃというふうに思っております。

先ほど混んでる等の話ありましたけど、特定の日時でありますが、お休みの日も対応して、その時も私も休みの日に役所に来てですね、混んでるなと、マイナンバーカードのことで窓口やってるんだなとふうに思ったりしております。これも市民の皆さんに、わかりやすくお知らせをしていったほうがいいのかなということは感じておりました。

記者:

紐づけとかについて、市長からの呼びかけとかはございますか。やり方とかについては何かこういうやり方があるよとかっていうのを。

市長:

全体としてはちょっとわかりにくくてという声もありますけれども、紐づけをすることによって、行政の、あと市民の皆さんの利便性も上がっていくと、市役所としてもDXを進めていける、全体的には市民サービスの向上に繋がっていくと思っておりますので、そのことも含めて、市民の皆さんに分かりやすくお伝えするのが基礎自治体盛岡市の役割だろうと思っております。

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7 市街地再開発事業について

記者:

先日21日の全員協議会で資料を出されましたけど、中ノ橋通の地区の再開発事業の見直し、結局マンションをやめて、商業施設8階になるということですが、あそこで中心市街地の起爆剤というか、復興のシンボルのように位置付けられていたものが大幅に変更されたということについての市長の感想を聞かせていただけないでしょうか。

市長:

公共工事ではない民間が進めているものではあります。その中で、目的は中心市街地の活性化ということが目的で始まった事業であります。ぜひ、滞ることなく、中心市街地の活性化に資するような事業が完成していくようにと願っております。今のところは、計画が、考えを今示されたというちょっと段階で、細かい計画等についてはまだ上がってきてない段階でございますので、何度も言いますが、中心市街地の活性化、中心市街地が盛り上がっていくようになっていって欲しいと思っております。

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