市長定例記者会見(令和7年8月1日)

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広報ID1052957  更新日 令和7年8月13日 印刷 

1 「水害時に優先的に開設する避難所」の設定及び「自主避難所の開設及び運営基準」の策定について

市長:

「水害時に優先的に開設する避難所」の設定、そして「自主避難所の開設及び運営基準」を策定し、本日8月1日金曜日からその運用を開始します。

昨年の8月27日の大雨の災害では、夕方からの局所的な豪雨により、夜間に、米内川、中津川の水位が急激に上昇し、22時30分という遅い時間に「避難情報」を発令する事態となりました。この時は、一部の避難所は開設していたものの、開設する避難所の決定や従事職員等の調整などに時間を要してしまいました。避難情報発令時には「開設できていない避難所」もありました。「避難したくてもどこへ行けば良いのかわからない」など、多くの市民の避難行動に不安や迷いを生じさせてしまうことにもなりました。これは反省点でもあります。これらの課題については「まちづくり懇談会」におきましても多くの地区で取り上げられており、市民の皆様の関心も高く、災害の危機が迫った際の安全確保については、市として改めてしっかりした対策を講じる責任を痛感しております。

このような課題を踏まえて、昨年の大雨災害のような避難情報発令時に利用できる「水害時に優先的に開設する避難所」を予め定めることといたしました。また、台風の接近や長期にわたる降雨による土砂災害等が発生する恐れがある場合において、「避難情報発令前の段階に自主避難できる自主避難所」について、これも定めまして、避難所所管課等における職員体制等もあらためて整えました。速やかに避難所を開設することにより、市民の皆様の安全、安心、そして円滑な避難行動につなげてまいると、そういう覚悟でございます。「水害時に優先的に開設する避難所」については39、また「自主避難所」については14を設定しております。

防災・減災には、日ごろからの備えが重要であります。昨年の災害の課題を踏まえて、迅速な対応体制を整え、市民の皆様に予め周知することで、防災意識も高め、確実な避難行動をとっていきたいと考えております。引き続き、市では防災関係機関、市民の皆様との連携によって、自然災害への備えに取り組んでまいりたいと思っております。

記者:

より迅速に避難所が設立、開設できるようになったということなんですけれども、昨年のお話なんですがどのような反省点だったのでしょうか。例えば、開設すべき避難所は何カ所あって、その中で遅れたことによって開設できなかったわけですけれども、何カ所開設できたのかというところをまずは教えてください。

総務部長:

昨年開設すべきという意味で、これくらい開くべきだったという数は実はないところでございます。実際の開設は、22時30分というかなり深夜の時間ということもございまして、避難所として開設することがまず非常に、避難発令が出た時間が遅かったということもありました。

開設すべき避難所という意味では、理想はその避難発令が出たエリアにある避難所のうち、安全が確認できた場所が開けられればよかったのかなと思っており、ただ、そこが本当に必要かどうかというところについては、状況を見ながら判断していくというところがありましたので、どれくらいが不足したかという数字の押さえというものはない状態です。

ちなみに、本日、皆様のお手元にお渡ししております資料の中の、特に中津川の関係、米内川、中津川のところかと思っておりますが、中程に「東」地区っていうのが左側にございますが、こちらの例えば今回5地区ここにありますけれども、この中で遅い時間ではあるものの、開設した場所で申し上げますと、加賀野地区活動センターと河南中学校というところの2か所でございます。

今回、水系ごとに、昨年度の反省を踏まえまして、必要な避難発令が出たときに、水害の洪水、浸水想定区域外にあって安全がある程度担保されている状態で開設を前もってできる場所ということで、このような形で選定したという流れでございましたので、先ほどご質問いただいたような、いくつ開けなかったかというところについては、検証はしたものの、どこまで開けばよかったかというところの確認はないと、そういったところでございます。

記者:

そうすれば中津川流域で避難するエリアがあって、その場所で開かれたのが2か所というふうにお聞きしましたがよろしいでしょうかね。

総務部長:

今、東地区ということでお話ししてしまったのですが、例えば下小路中学校というところがございまして、昨年開きました避難所で申し上げますと8カ所避難所を開設しておりました。今回、優先的に開設する場所が39カ所、水系ごとに今回選定しておりましたので、昨年と同じ被害が出たとき何カ所が対象になるかというのを、数字をつくりますので、少しお待ちいただければと思います

市長:

先ほどもちょっと触れましたが、まちづくり懇談会等でも非常に地域の皆さんからこの水害だけでなくて、災害に遭ったときのことについて話題がほとんどの地域から出ております。やはり各地域ごとに事情があって、各地域ごとにその地域の中でも、その場所、場所によっていろいろこうしてほしい、ああしてほしい、避難所はどうだという意見がたくさん各地域で出ております。それを今、各地域ごとに丁寧に、できるだけ各地域に寄り添ってやっていきたいと思っております。

今ちょっと中津川の話が出ましたが、例えばこれまだ地域の方にお話してないので、これから今度お話しするんですけれども、例えば杜陵地区老人福祉センターは、当時避難所として開かれませんでした。河南中学校を開いたのでということで。ただ、河南中学校はちょっと遠いんじゃないかとかいろんな意見を今いただいておりまして、そういう場合には、次はですね、杜陵老人福祉センターを開くことに、方向で考えようとかですね、各地域ごとに今寄り添って考えているというところです。ちょっと数については、ごめんなさいね、ちょっと今まだ作業を進めているところということもありまして、後でちゃんとまとめて、今のところの数字をまとめてお話しできればと思います。

記者:

広報の仕方なんですけれども、広報紙で掲載するのと、ホームページに掲載するというのがありました。避難所がこういうふうに変わったということをしっかり事前に教えておけば効果的な取り組みだと思うんですが、ほかにしっかり住民に周知する方法というのは考えていらっしゃいますでしょうか。

総務部長:

おっしゃるとおりと考えております。まずは町内会、全町内会であったり、自主防災組織を組織なさっている町内会もございますのでそういった方々、あとは消防団であったり、関係機関ですね、そういったところにも当然今回の市の取り組みについてお話しますし、あと今年度、市内の防災マップの改訂作業をちょうど行っております。その際にも、全ての町内会に、そこの住民の方がご存じの地理的な特性とか、これまでこういう災害があったというような情報なども住民の方からのお声をいただきながら、それを反映した防災マップづくりを今行っており、その中で関わっていく中でもこの新たな避難所の運営の仕方についてお話をしてまいりたいと思っております。

そういった形で、広く住民の方に、地域単位でお知らせをいただくことをまず一つとしておりますし、あとの実際に運用になった際も、なかなかメディア等で流しても、住民の方が知らなかったとか、高齢の方がちょっと見てなかったとか、そういったこともあろうかと思いますので、町内会であったり、あとは消防団の広報であったり、地元で実際にお動きになられている方と連携をより一層強めながら、ちゃんと住民一人一人に周知ができるように取り組んでまいりたいと考えております。

記者:

水害時の優先施設の数はこれで、そもそもその水害時でない全ての避難所の数って幾つあるんでしたか。

総務部長:

避難所が足りない場合に市の施設等を通常使えるかどうか確認しながら、もし避難者等が多かった場合、避難所としての利用が可能な施設を随時避難所として転用していくというか、そういう形になっておりますので、通常から指定避難所として整理しているものについて、すいません、ちょっと数を確認しまして。指定避難所という名称になりますけども、190施設になります。

なお、実際に避難が、長期の避難等が必要になった場合は、ホテル業組合さんとか、長期滞在が必要な場合とか、あと配慮が必要な住民の方については、また違う形での避難の受け入れを想定しており、今お示ししているのは、避難所としてという側面もありますし、一次避難場所としてですね、常に展開していく場所ということでの39を今回お示ししているということをご理解いただければと思っております。

記者:

今回で言うと、要は台風なり水害の不安があったら、まずここが開きますというのがまずわかりました。その前の段階で自主避難をする場合は、さらにこっちが先に自主避難で開くというのをあらかじめ決めておくということなんですよね。

総務部長:

自主避難の場所というのが、先程申し上げた水害時の中からさらにちょっとエリアで分けて場所を選んでおります。自主避難の方は、警報等の発令とかよりもかなり前ではあるものの、例えば深夜にかけて台風が来る見込みだけども、警報が出るかとかわからない、ただそれまでの気象条件とか、それまで直前までも大雨が降っていたとか、そういった危険性が高まっているというような場合に自主的に避難していただける場所を用意する必要があると考えた時に、こちらの方で用意していくということです。今、記者さんの方でお話しになったような水害時の可能性があるので開けていくというのは、自主避難所というよりは、水害時に優先的に開けていく避難所の方が対象となってくると考えておりまして、その場合は、関係機関等からの降雨予報とかに基づいて開けていくという形になろうかと思います。

記者:

これ基本的に重複するわけじゃないですか。自主避難がそのまま被害がひどくなれば、当然その避難所になるということで、事前に水害の時の自主避難はここを開きますというふうに、ここにこの地域で指定された場合は、ここを自主避難の場所にしますということなんですよね。

総務部長:

そうです。今回の場合は水系ごとにということにはなりますが、お話のようにちょっと不安が高まるというようなことがあったときは、自主避難所を確かに開設する可能性があるということにはなります。

記者:

自主避難の場合でも職員を張り付けるんでしたよね。

総務部長:

張り付けます。

記者:

基本的に今回の変更というのは、その自主避難の場所を事前にどこが自主避難の場所になるかわからないっていうことをなくすという意味合いで、もし仮にその不安が起きたときの自主避難はここにしますということを決めるということで、それを周知するという認識でよろしかったんですよね。

総務部長:

おっしゃるとおりです。どうしても避難所の性格上ですね、安全が確認とれたばら開けるということで、なかなか自主避難所として前もって盛岡市の方では出していなかったので、今お話しいただいたとおり、あらかじめ自主避難所として開設される場所を共有しておくということがまず一つの目的でございます。

記者:

事前に職員の方を、要は自主避難も含めてそういうふうにするので、体制を整えておくと。これ前回の会見の時に出たんだと思うんですけれども、何かこれまでよりも職員の、要は対応する職員の人数を増やしてというようにお聞きしたんですが。改めてちょっと人数体制、以前と変わったという人数を教えてもらってもいいですか。

総務部長:

前回お話しいただいたのは、避難所の対応ではなくて、問い合わせ等の初動の対応の中の、特に電話対応であったり、情報を整理する方の対応でございました。

今回は避難所の対応ということで、本日お渡しの資料をご覧いただきますと、避難所開設までの従来のものと変更後のポイントを書いております。従来というのが左側にございますけども、気象警報が発令になった際、市で警戒本部を立ち上げます。これについては岩手県のいわてモバイルメールであったり、ホームページやSNS等を通じて警戒本部を立ち上げたことは市民に周知していました。

従来は、レベル2のはん濫注意水位に至った段階で避難所開設の可能性があるということで動きを始め、レベル3で避難の発令が出るという流れでございました。

昨年の反省は、このレベル2からレベル3が非常に短い時間で水位が急上昇したということで、通常であれば河川の種類にもよりますが、2時間から3時間ぐらいの水位上昇を見込んだもので、そういったものを含んだ警報水位が設定されているので、それに応じた避難所の設定をしていたんですが、今回見直しをしたところでは、一番最初の警報が出た段階で職員の連絡体制確保や情報共有を進め、順次、段階が進むにつれて避難所の開設に向けた動きを、事前に動いていこうとう内容です。

具体的にはレベル2のあたりになった段階で、どこの水系のどの避難所を開設するかということを判断し、レベル3に至る前には開設準備を整えて、避難発令のタイミングでは避難所が開けられる状態になっているとうような形で対応していきたいということです。

記者:

今言う新規の一番上の、情報収集を始めたというのは、今までで言うとどの段階、このレベル3ぐらいになった時に、実際に開設に向けて同時に動き出していたのが随分前倒しになるというようなイメージでよろしいんですか。

総務部長:

従来レベル2の段階あたりで、今回、初動の一番最初のところでやろうという連絡をとるとか、そういったことはやっておりました。先ほど申し上げましたように、水位がある程度危険な氾濫注意水位まで来て、そこからさらに避難判断水位に至るまでの時間を大体2時間から3時間ぐらい見込んでいところがございましたので、その段階で準備をすれば間に合うであろうという想定があったものでございますが、繰り返しになりますが、先般、20分の間でかなり上がったとかそういことを踏まえて、対応時間を早めて対応したいということです。

記者:

空振りでもいいから、とりあえず準備しておく。それで何かあればゴー、なければそのまま引くということなんですね。

総務部長:

おっしゃるとおりです。

記者:

去年の反省として、避難指示が遅れて避難所の開設も遅れたということだと思うのですが、先程伺った8カ所は避難指示の出た22時30分にはいずれも開設されていたいうことでよろしかったでしょうか。

総務部長:

避難発令が出た時には3カ所になります。

記者:

残りの5カ所のうち、一番開設が遅いものだと何時の開設になったんでしょうか。

総務部長:

翌日、日が変わりまして1時になります。

記者:

去年の大雨も8月でしたし、あと今回、沿岸の自治体で津波警報で避難所を運営されている中で、やはり夏の夜を過ごすということで、熱中症の対策とかも懸念としてあると思うんですが、盛岡市の避難所運営として、その対策などはいかがでしょうか。

総務部長:

まず学校体育館などですと、クーラー等がない施設もございます。現在、スポットクーラーのような形で、こういった優先的に開設する避難所で想定されている場所については、まだ全てに入ってるわけではないんですが整備を続けておりますし、選考した施設については、ある程度そういった環境とか、暑さとか寒い時期ということもありますので、そういった環境もちょっと検討した上で選考したということになります。

記者:

この39カ所の選定の中に、まずその空調設備とかが整っているかっていうのが一つ基準としてあったり、また整っていない場所についてもこれから整備を進めていかれるということでよろしかったでしょうか。

総務部長:

はい。選考の際に検討はしておりますが、そこはマストではない。あくまで命を守るために確実に身の安全が確保できるところが最優先ということになっております。そういった避難環境については整備を今後も引き続き取り組んでまいるというところです。

記者:

前回の反省ということで、やはり夜に発生したこともあり、この優先的にという部分はあると思うんですが、夜間に発生した場合は、この職員の数だったり、結構限りがあるのかなと思いまして、自主避難所だったり、優先的に開設すると定めてますが、現実問題、日中だったら職員はある程度確保できると思うんですけど、夜間の場合は、このいろいろ段階を踏まれてますけど、前回みたいに午後10時半とかに出た場合でも、このフォーマットにのっとって開設にあたっていくという認識でよろしいですか。

総務部長:

はい。その認識でよろしいです。昨年の反省としては、情報の確認であったり関係機関からの情報収集等は日中から行っていたんですが、それが夜半にかかった時に、夜半において判断をしてしまったという反省がありますので、今回は事前情報を日中からとって、実際に避難所、特に自主避難所への避難が必要だと判断する場合などは、日中の明るいうちに避難をしていただけるような、避難所の開設のタイミングもあろうと考えておりますので、夜半に対応が必要そうな場合については、あらかじめ前倒して対応をしていくというのが一つあります。

どうしても急に発生したという場合は、夜間においても対応してまいりますし、あと、これまでは避難所担当の部署を決めており、そちらが一つで対応してたんですが、応援・支援する別な部署を新たに配置しまして、体制を強化したというところもございます。

総務部長:

ここで、先ほどの御質問で、もし昨年と同じ大雨があったら何カ所開くべきなのかというお答えでございます。11カ所の想定となります。中津川関係で5カ所、あと米内川関係で2カ所。あと簗川関係で2カ所、あと外山川1カ所、あと玉山がおそらく昨年のような状態であれば1カ所ということで、盛岡で9カ所と、旧玉山で2カ所ということで、合計11カ所という施設の開設が必要と考えているというところです。

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2 令和7年度盛岡市総合防災訓練について

市長:

8月30日土曜日に、盛岡市立高等学校を会場に、令和7年度の総合防災訓練を実施します。この訓練は、地域防災計画に基づき、防災関係機関と自主防災隊をはじめとする地域の皆さんが一体となって、災害時に迅速かつ円滑な応急対策活動ができるように、相互の協力体制の確立、防災意識の高揚を図ることを目的に、毎年実施をしているものです。

昨年度の総合防災訓練は、8月27日の大雨災害等の影響により、中止といたしましたけれども、今年度、あらためて昨年同様の訓練想定及び会場において、46機関が参加をして、全72項目の訓練を実施いたします。

今回の訓練の特徴は、「ドローンによる緊急物資空輸訓練」、「県が実証実験中のLINEを活用した避難所受付訓練」、「トイレカーの展示」、「消防団による救命ボートを使用した救助訓練」など、昨年の大雨災害を受けた訓練や、近年の大規模災害対応において必要とされる項目を取り入れております。そのほかに、各機関が連携した実践的な訓練としております。

今後もこのような訓練を通じて、防災能力・防災意識を高めるために、市及び防災関係機関、市民の皆様との連携により、自然災害への備えに取り組んでまいりたいと思っております。

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3 (仮称)盛岡市中心市街地デザイン戦略の周知イベントについて

市長:

 (仮称)盛岡市中心市街地デザイン戦略は、中心市街地全体と各エリアの特徴を活かし、行政と民間の取組を合わせて、互いに連携しながらまちづくりを進めていくため、市民と共にまちのあるべき姿を共有し、長期的視点を持ったまちづくりの方向性を描くものであります。これからの民間・行政が連携していくことの足掛かりになるものとして作成を進めております。

作成に当たりましては、各地域でまちづくり活動に取り組んでいる方々のところに直接私たちも出向いて、まちづくりの課題、将来に期待することなどを聴き、話し、そして、その方々に集まっていただいて意見交換等も行いながら、中心市街地全体及び各エリアのデザイン戦略案とその実現化について検討してまいりました。このたび、素案が取りまとまりましたので、7月30日からパブリックコメントを実施しております。

市役所としては、市民の皆さんとよくここまで来れたというふうに思っております。パブリックコメント、市民の皆さんからの意見もできるだけたくさんいただければ、うれしいなと、ありがたいなと思っております。このパブリックコメントの期間に合わせまして、官民連携のまちづくりのイベント「モリオカ・アゴラ」を実施します。「アゴラ」とは、ギリシャ語で「人が集まるところ」という意味です。市民の皆さんとまちづくりについて語り合う場をつくっていきたい、つくっていこうと、そういうプロジェクトであります。

8月17日まで、特別展として「わたしのまちづくり」、これを盛岡という星でBASE STATION、川徳のCube-2.(キューブツー)において開催しております。デザイン戦略をわかりやすく紹介し、まちづくりについて考えてもらうために企画展示もしております。同じ会場で「ギャラリートーク」、お子さんも参加できる「ワークショップ」も予定しております。

そして、8月23日には、「市民フォーラム」、盛岡劇場メインホールで開催いたします。このデザイン戦略作成の経緯、意義、目的などの説明もします。岩手大学理工学部教授の南正昭(みなみまさあき)先生らが出演する「盛岡の歴史から見る、これからのまちづくりについて」、そしてヘラルボニーの松田CEOらが出演する「盛岡が育む創造性と、創造力が育てる盛岡のまち」これをテーマにパネルディスカッションを行います。私ももちろんその中に入って、パネラーの皆さんと大いに盛岡のまちの未来について語り合いたいと思っております。

一人でも多くの市民の皆さんに参加をしていただいてですね、意見交換等の場を見ていただいて、意見もいただきたいと思っております。この期間、市民の皆さんと共にこれからのまちづくりについて一緒に考えていく機会にしたいと思っておりますので、ぜひよろしくお願いしたいというふうに思っております。

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4 盛岡さんさ踊りを皮切りとする夏のイベントについて

市長:

「第48回盛岡さんさ踊り」、今日から始まりますけれども、8月も様々な夏のイベントが予定されております。みんなと一緒に、まちの賑わいを創っていきたいというふうに思っております。

「盛岡さんさ踊り」につきましては、205団体・25,800人という皆さんが参加いたします。和太鼓の同時演奏世界一の記録を持つ盛岡さんさ踊りらしく、力強く勇壮な太鼓パレードと華やかな踊りを披露して、みんなと一緒に楽しんでいきたいと思います。当日踊りを練習した後に、一般のお客様がパレードに参加できる「加わるさんさ」、あとは輪踊りなど、飛び入りで参加できる企画もあります。私も、4日・月曜日に、盛岡市職員さんさ踊り実行委員会の一員として職員のみんなと一緒にパレードに参加をいたします。市役所職員も一つになって盛岡さんさ踊りを盛り上げたいというふうに思っております。

8月9日・土曜日には、玉山夏まつりも開催をされます。玉山地域の夏を彩る恒例行事として親しまれている行事です。今年で36回目ということです。特設ステージでは迫力満点のパフォーマンス、そして最後には大迫力の花火ということでございますので、こちらもよろしくお願いできればと思います。

8月11日の祝日には、「盛岡花火の祭典」も開催をされます。盛岡広域圏最大の花火大会として皆さんに広く親しんでいただいておりますが、今年で37回目、花火の打ち上げは五部構成となっておりまして、それぞれにテーマを設けて趣向を凝らした花火、これをやっていきたいと思っております。

8月15日・金曜日からは、「第20回短歌甲子園2025(ニーマルニーゴー)」、17日・日曜日までの3日間の日程で開催をされます。全国の34校・40チームから応募がありました。予選を勝ち抜いた21校が、青春の短歌を詠み、競い合います。今年は第20回の記念大会ということで、出場校の思い出に残るような選手交流会の企画などを予定をしております。

8月16日・土曜日には、300年以上の歴史のある、盛岡の送り盆の伝統行事「盛岡舟(ふね)っこ流し」が開催をされます。今年は、昨年より多い12団体が製作する「舟っこ」が流舟(りゅうせん)されるほか、いつものように投げ松明(たいまつ)や花火大会も予定をされています。

これらの夏のイベントですね、国内外からたくさんの方に来ていただいて、盛岡をより好きになっていただけるように、市民の皆さん一緒に盛り上げていきたいというふうに思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

記者:

本日から盛岡さんさ踊りが始まると思うんですが、市長も実行委員長として携わってると思うんですが、例年と違ったところがあれば教えていただきたいと思いますし、この4日間でどういったところを盛岡の夏の風物詩として魅力を発信していきたいとお考えかを聞かせていただきたいと思います。

市長:

昨年と比べて団体数、踊りに参加していただく方々も増えております。そして、やっぱり何より、市役所ももちろん、市長としても、みんなで一緒に盛り上げていくんだということが大切なことだと思っておりまして、私も花車にのって先頭でみんなと一緒に踊って、みんなと一緒に盛り上げていくんだということをPR、アピールしていきたいと思っています。あと輪踊りも毎日一緒に参加して皆さんと一緒にやっていきたいと思っています。

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5 カムチャツカ半島付近の地震による津波について

記者:

一昨日、カムチャツカ半島の地震による津波で岩手県内も津波警報発令されましたが、盛岡市としての対応あれば、どういった対応があったのか教えてください。が

総務部長:

市としては、まず地震、直接の被害というのはご承知のとおりなかったということでございますが、例えば旅行途中とかそういった形で移動なさっている方が、新幹線であったり、あと空港等の利用者が利用できないというような想定がありましたので、帰宅困難者と申しますか、そういった方がいらっしゃらないかということについて把握をし、市内ではそうした情報はまずなかったということでしたので、そちらについてを確認をとって、現時点でとれる対応という意味では今はないというふうには考えております。また、余談ではございますが、沿岸被災地、具体的には陸前高田市の方に市職員を派遣しておりましたので、そういった職員の対応等について確認をしたところです。

市長:

昨日、今日と、沿岸の首長の皆さんと対面、あとは電話でもやりとりしましたけれども、最終的に大きな被害にならなくて良かったと思っています。昨日、一昨日は大変心配いたしました。各首長の皆さんも大変だったと思います。盛岡も改めて市民の安全安心を気をつけていきたいというふうに感じました。

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