アフリカ豚熱ウイルスの検出情報について

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広報ID1024757  更新日 令和3年4月10日 印刷 

台湾本島新北市万里区の海岸に漂着した豚の死体からのアフリカ豚熱ウイルスの遺伝子検出に伴う防疫対策の再徹底について

 令和3年4月5日、台湾本島北部の新北市万里区の海岸に漂着した豚の死体からアフリカ豚熱ウイルスの遺伝子が検出した旨、公表がされました。

 アフリカ豚熱については、平成30年8月の中国で発生以降、アジア諸国において感染が急速に拡大しております。

 生産者に皆様につきましては、下記7つの予防対策の重要ポイントを遵守徹底していただきますよう、よろしくお願いいたします。

海外からの豚製品の違法持込への対応厳格化について

~ウイルスの侵入防止のために~

平成31年1月に中国から日本に持ち込まれた豚肉製品2件から、生きたアフリカ豚熱ウイルスが検出されました。                  

このような状況の中、国では水際検疫を徹底するとともに、違法な畜産物の持ち込みが発覚した場合には原則的として全ての事例において、違反者に警告書を発出し違反事例をデータベース化するとともに、悪意を持って繰り返す等悪質性が認められる場合には警察に通報又は告発する等、違反事例への対応を厳格化することとしました。

アフリカ豚熱は非常に伝染性が強い病気です。豚及びいのししの飼養者、畜産関係者の皆さまは、下記の防疫対策についてより一層の徹底に努められますようお願いします。

また、旅行等で海外に渡航される方々については、家畜を飼養している施設へのの立入を極力避けること、肉製品等を日本国内に持ち込まないこと等、防疫対策に御協力ください。

【予防対策の重要ポイント】

  1. 衛生管理区域、豚舎への出入りの際の洗浄・消毒の徹底
  2. 衛生管理区域専用の衣服、靴の設置と使用の徹底
  3. 人・物の出入りの記録
  4. 飼料に肉を含み、又は含む可能性のあるときは、あらかじめ摂氏70度で30分間以上又は摂氏80度で3分間以上の加熱処理を徹底
  5. 飼料保管場所等へのねずみ等の野生動物の排せつ物との混入防止
  6. 豚舎周囲の清掃、整理・整頓
  7. 死亡家畜を処理するまでの間、野生動物等に荒らされないよう適切に保管

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