【特定建築物の所有者等の方へ】熱中症予防に留意した「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法について
広報ID1031952 更新日 令和5年6月16日 印刷
換気機能のない冷暖房設備(循環式エアコン)しか設置されていない商業施設等の場合、外気温が高いときに、必要換気量を満たすための換気(30分ごとに1回、数分間窓を全開にする)を行うと、ビル管理法で定める居室内の温度および相対湿度の基準(28℃以下・70%以下) を維持できないときがあります。
「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気と、熱中症予防を両立するため、以下の点に留意してください。
窓を開けて換気する場合の留意点
居室の温度および相対湿度を28℃以下および70%以下に維持できる範囲内で、2方向の窓を常時、できるだけ開けて、連続的に室内に空気を通すこと。
- この際、循環式エアコンの温度をできるだけ低く設定すること。
- 1方向しか窓がない場合は、ドアを開けるか、天井や壁の高い位置にある窓を追加で開けること。
居室の温度および相対湿度を28℃以下および70%以下に維持しようとすると、窓を十分に開けられない場合は、窓からの換気を併せて、可搬式の空気清浄機を併用することは換気不足を補うために有効であること。
空気清浄機を併用する際の留意点
- 空気清浄機は、HEPAフィルタによるろ過式で、かつ、風量が5立方メートル/min程度以上のものを使用すること。
- 人の居場所から10平方メートル(6畳)程度の範囲内に空気清浄機を設置すること。
- 空気のよどみを発生させないように、外気を取り入れる風向きと空気清浄機の風向きを一致させること。
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