「第12回健康寿命をのばそう！アワード」で「厚生労働省老健局長優良賞」を受賞しました

　厚生労働省が実施した「第12回健康寿命をのばそう！アワード（介護予防・高齢者生活支援分野）」自治体部門において、当市の地域ケア会議を起点とした、介護予防・認知症施策の取組が、「厚生労働省老健局長優良賞」を受賞しました。

地域ケア会議を起点とした介護予防・認知症施策の取組を評価

受賞名

厚生労働省老健局長　自治体部門　優良賞

受賞者

盛岡市 保健福祉部 長寿社会課

取組名

「地域ケア会議のオンライン化を起点とした介護予防・認知症施策の深化」

取組内容

• コロナ禍にあっても、医療・介護の多職種が安心して参加できるよう、令和4年度から「地域ケア会議」を、対面形式から、非接触で感染のおそれのないオンライン形式に移行しています。同会議は「高齢者の生活」に着目し、自分らしく主体的に生活できるための支援について、参加者が知恵を出し合う場として実施しています。
• 会議は、オンライン形式で開催していることもあり、全国トップレベルの毎回100人以上の専門職が参加しているほか、参加者の満足度も約9割と高い価値を提供しています。
• この会議で出された意見を踏まえ、介護予防事業をこれまでの機能回復主体から、高齢者の「生きる力」を引き出すため社会参加を中心とした内容に転換するなど、政策への反映を図っています。
• 困難なケースも抱えるケアマネジャーにとっては、他の専門職の意見を聴くことができる機会となり、孤立感の解消や連帯感の醸成に寄与しています。

「健康寿命をのばそう！アワード」について

　厚生労働省が、優れた取組を行っている企業・団体・自治体を表彰し、生活習慣病の予防推進、個人の主体的な介護予防等の取組につながる活動の奨励・普及を図るとともに、健やかな暮らしを支える良好な社会環境の構築を推進することを目的として、平成24年から実施している表彰制度です。

　この表彰制度は、「介護予防・高齢者生活支援分野」「母子保健分野」「生活習慣病予防分野」の3分野があり、本市は「介護予防・高齢者生活支援分野」において表彰されました。